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毛髪のダメージの本当の話。②

前回は毛髪のダメージとは、外側にあるキューティクルとキューティクルの内側にある物質の損傷、流失、維持ができない状態のことと、お話しました。

しかし、一般的に判断されるのは手触り感、まとまり感、ツヤツヤであるか、枝毛の有無というところでしょう。

これは、主に表面のキューティクルが関係していることで一概にダメージによるものでもないと言うことです。

どういうことかというと、現状のままでもキューティクルを綺麗に整列して閉じてあげるとツヤが出て手触り感がサラサラにアップするのです。

その方法はドライとブラッシング。

①自然乾燥せず、しっかりドライヤーで乾かす(毛先でなく根元を先に乾かすように風を送る)
②100%乾いてからブローする
③暇さえあれば毛先の方からブラッシングすることを心がける

美容室で髪が綺麗になる一番の理由はこれをやっているからです。

この工程は濡れて開いたキューティクルを早く閉じて髪の毛内部に水分を閉じ込めた状態を作って乾かすことができる。なので、しっとりサラサラ。さらにブローすることでキューティクルが綺麗に整列させることでツヤ感と手触りが格段にアップするわけです。
この状態になると防御力もあがるので摩擦、熱、等のダメージ要因からもダメージしにくくなる訳です。

大事ですよね?

面倒くさいと敬遠しがちですが、是非とも生活習慣になるように続けることをお勧めします!

これをしないでトリートメントする人は意味ないですよ。

自転車こぎながら、ブレーキかけて止まらないと言っているようなもの。
やっていることが矛盾しています。

まずは、良かれと思ってやっていることが実は矛盾している事実に気づくことです。
気づいたら、やるべき行動をとるだけです。

次回は、いよいよトリートメントと言いたいところですが何がダメージを引き起こしているのか?
これについて書いてみたいと思います。

ここまで読んで頂いて、ありがとうございました!!


BUMP(表参道) 松尾隆弘

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