[Tableau Tips]年末年始の可視化について

今回やりたかったこと

Tableauで年末年始の天気の傾向を分析しようと思ったのですが、年末年始は20xx年12月始まり20xx+1年1月終わりのため、1月については前年とひとまとめで表示がしたい、というのが今回やりたかったことです。



結論

「会計年度」を1月始まりから他の月に変更することで実現可能です。

会計年度とは

日付フィールドを組織の会計年度に関連付けて表さなければならないことがあります。カレンダーの年は 1 月 1 日に始まって 12 月 31 日に終わりますが、組織の会計年度は別の月に始まる場合があります。たとえば、ある会社の会計年度が、6 月 1 日に始まって 5 月 31 日に終わる場合があります。このような場合、一部の日付値は、カレンダー年度でなく、会計年度 (会計年度、会計四半期、および会計週数) を使用してビューに表示するのが適切です。

Tableauヘルプ:会計年度の日付

この機能を使ってカレンダーを1月始まりから他の月始まりにすることで12月よりも1月が後ろに来るわけです。

会計年度の変更方法

Tableau画面左上のデータソースを右クリック(Macの場合はcontrolを押しながらマウスパッドをクリック)

「日付のプロパティ」を選択


「会計年度の開始」を1月以外に変更


これで20xx年12月始まり20xx+1年1月終わりを1まとまりに表示することができます。

会計年度の注意点

やりたいことはこうなのですが

会計年度の表示は+1年になってしまいます。

そのためやりたいことをするには-1年の処理を入れる必要があります。


これで意図した表示になります。

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