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カウンターカルチャーとしてのランニング

ランニングって一種のカウンターカルチャーだと思う。

カウンターカルチャーという言葉を辞書で引いてみると「既存の文化や体制を否定し、それに敵対する文化」と出てくるが、そういう感じではなくてランニングは自分自身に対してのカウンターだ。自分に対してのカウンターっていうは、どこに向けることもできないストレスや悔しさやそういう内面の感情に対して戦いを挑むことだ。

ランニングってのは自分と向き合う時間で、スタートとゴールがあって、1時間あれば完結する。人生はその日に勝負が決まることなんてなく毎日の積み重ねの先に結果がある。前に進んだ感がまったくしない日もある。でもランニングはとりあえずその日のゴールは達成できるし、ゴールを達成した事実が自己肯定感を上げてくれる。

なんとも言えない悔しさやネガティブな感情は全部ランニングでゴールを達成することで一時的ではあるがポジティブに変わる。しんどいけど追い込めば追い込むほどスッキリする。

そういった意味で俺にとってランニングはカウンターカルチャーであり、手軽にできるストレス発散なのだ。

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