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せんたくのコツ③言葉のせんたく

こんにちは、おくざわ高広です。
さて、言葉の"せんたく"を間違えて、大炎上している企業と個人の方がいらっしゃいますね。そう、吉野家さんです。

あまりにも問題が多すぎて、ここで一つ一つ指摘するのは控えますが、この発言に至る過程を想像するだけで、企業の体質をはかり知ることができます。あえて、企業の体質と書いたのには理由があり、今日のテーマ「言葉のせんたく」に繋がっています。

私も政治家として、いくどとなく人前で演説をしたり議会で質問をしたりしてきましたが、本番の前には最低でも10回以上練習し、本番を迎えるごとに相手の反応を見ながら、ときにアドバイスを求めながら、より良い表現へと改めていきます。まさに、洗濯をするかのように、誤解を生むような言葉の汚れを落とし、誰からも気持ちよく聞いてもらえるようなきれいな表現をつくりあげていくわけです。

立場は違えど、言葉を表現する仕事をしている者として、問題発言が生まれるまでの間には、企業内外問わず、多くの方の前で使用したはずであり、それを踏まえて「ウケる」と判断したことが容易に推察されます。
ここで考えてほしいのは、誰もこの言葉の選択に突っ込みをいれなかったのかということです。
私の場合、練習段階から「その言葉は変えたほうがいい」といったことを指摘してくれる仲間がいますし、聴衆の反応が悪いととても落ち込みます。表現者は誰しもそのようなメンタリティを持っているのではないでしょうか。

だとすれば、関係者は、これまで、この問題発言を笑って流していたのではないか。むしろ、組織全体でコンセンサスが取れていた?といったことも考えられ、とても残念なことです。
でも、これって日本のふるい社会全体にいまだに残っていることで、こうして一つ一つ表面化するようになっただけなんだよな、とも思うところでもあります。「そろそろ変わろうぜ」ということですよね。

そう考えたときに、人前で話す場面がある人は当然の心得として、常に言葉の選択を大切にしなければなりませんが、人の話を聞く場面では、相手の言葉を洗濯していこう、という姿勢が大切なのかもしれませんね。

今日の街頭活動では、「あと20年頑張ってくれる政治家になってね」とも言われました。20年後の日本が明るい社会になることを想像し、信頼いただけるような言葉の選択を心掛けていきたいと思います。


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