見出し画像

90日間という限られた滞在可能日数を前に、1日1日の時間の大切さを改めて深く噛み締める。

① シェンゲン協定について
② 2023年からヨーロッパで導入されるETIASについて
③ 私の直近3回にわたる渡仏のスケジュールについて

現在、日本国籍で海外への渡航目的が観光や短期ビジネス*であれば、ビザ免除協定によりパスポートのみで様々な国へ渡航が可能です。しかし、ヨーロッパの一部の国に関しては、2023年1月からはそうもいかなくなるのを知っていますか?

注) 短期ビジネス: 現地での就労や報酬を伴わない

その話の前に、本記事のテーマで表題にもある90日間という滞在可能日数は、ヨーロッパで長期滞在を考えている人にとって、必ず頭に入れておかないと大変なことになってしまう数字になります。

これはシェンゲン協定の元に定められている日数であり、具体的には180日間の間に合計で90日間滞在できる制度になっています。

シェンゲン協定に加盟している国々

そして、以上を踏まえ間髪入れずに渡航のスケジュールを組んだ場合、これからの私のスケジュールは以下を予定しています。

渡仏1回目: 2022.06.26〜2022.09.23 3ヶ月間
渡仏2回目: 2022.12.23〜2023.03.22 3ヶ月間
渡仏3回目: 2023.06.21〜2023.09.18 3ヶ月間

渡仏1回目のケースで詳しく説明すると、今回は6月26日にフランスに入国したので、その日から連続すると最長で90日後の9月23日まで滞在ができる。そして、6月26日から180日後に滞在可能日数がリセットされるので、その後再入国ができるのは12月23日とになる。

ここで注意すべき点は、1度シェンゲン協定加盟国の外に出たからといって、その時点まで滞在していた日数のカウントが0になる訳ではない。再びシェンゲン協定加盟国に入国をしたら、以前滞在していた日数を含めたカウントになる。

協定について詳しく知りたい方はこちら。

もっと詳しく知りたい方はWikipediaの内容も面白いです。

そして、なぜ日本人がパスポート1つでヨーロッパに行くことができなくなるのかというと、2023年1月から"ETIAS"が導入されるからです。

これはアメリカで導入されている"ESTA"をイメージしてもらうと分かりやすいかと思います。この制度の導入にあたり、入国前の事前準備がひとつ増える事になります。これはトランジットの場合においても申請が必要です。

まだまだ情報が少ない内容なので、アップグレードがあり次第、このブログでも取り上げようかと思います。

(意識していないと自分も忘れそうなので。。。)

※個人レベルでの情報収集なため、間違った情報を発信してしまっている場合は、ご連絡いただけますと幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?