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安息日?休みの日じゃないの?

イエス・キリストは全なる神様との和解と新しい契約をくださいました。そのうえで神様と私達の旧い契約にどのようなものがあったのかを知るために少しだけ書きます。

旧約聖書において、現在最も有名な戒律といえばモーセの十戒だと思います。

  1. 主が唯一の神であること

  2. 偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)

  3. 神の名をみだりに唱えてはならないこと

  4. 安息日を守ること

  5. 父母を敬うこと

  6. 殺人をしてはいけないこと(汝、殺す勿れ)

  7. 姦淫をしてはいけないこと

  8. 盗んではいけないこと(汝、盗む勿れ)

  9. 隣人について偽証してはいけないこと

  10. 隣人の家や財産をむさぼってはいけないこと

カトリックの皆さまと言葉が違いますが意味は同じですのでお許しください。

一般的にダメだよ!!って教えられる、もしくはモラルに反するものですよね。

芸能人が浮気や不倫をしたときなんてワイドショーや週刊誌という名でパリサイ人か律法学者のような方々が私達に『コイツラ姦通したぞ』って伝えて、私たちはツイッターやらブログやらで好き勝手に言葉(石)を投げつけますよね!

話がそれました。

ここで安息日だけは馴染みがない人が多いと思います。

安息日を心に留め、これを聖別せよ。 六日の間働いて、何であれあなたの仕事をし、 七日目は、あなたの神、主の安息日であるから、いかなる仕事もしてはならない。あなたも、息子も、娘も、男女の奴隷も、家畜も、あなたの町の門の中に寄留する人々も同様である。

出エジプト記 20:8‭-‬10 新共同訳

六日の間に主は天と地と海とそこにあるすべてのものを造り、七日目に休まれたから、主は安息日を祝福して聖別されたのである。

出エジプト記 20:11 新共同訳

第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。 この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。

創世記 2:2‭-‬3 新共同訳

7日に1度休日(午前0時から午後12時までの連続した休み)を取ることが労働基準法で定められています。現代でも、昔安息日を守ろうとしてきてくださった方々の努力ですね。※諸説あります。


しかし単に休日=安息日ではありません。

休みの契約じゃないの?

私もそう思っていました。
休みだからパチスロ行ってゲームして…

決してお酒を飲んだり、パチンコ行ったりと自由気ままに過ごす日ではありません!
もう一度書きますが、自堕落に我儘に過ごす日ではありません!

神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり、朝があった。第六の日である。

創世記 1:31 新共同訳

つまり6日目に完成したものを喜び祝福され安息し聖別しました。神様の喜びを表す日、祝福の日です。

教皇フランシスコは2018年にこう語られています。

それはご自分の造られたすべてのものに対する神の喜びを表す日です。観想と祝福の日です。

教皇フランシスコ 一般謁見演説より

戒めにそった安息日とは

私達は神の創造物ではありますが完璧ではありません。そしてイエス様により罪咎を赦されましたが、日々罪を犯し毎日でも足を洗うべき存在です。

そんな私達でさえ見棄てずに油を注いでくださる父なる神に感謝し賛美する日

そのように今の私は捉えています。

そしてその考えを持つことができた今現在、私はパチンコ・パチスロに足を運ぶことはなくなりました。

おわりに
牧師さん、神父さんまた多くの兄弟姉妹の方からその考えは違うぞというお叱りやカトリックの皆様からプロテスタントなのに教皇様の言葉を使うなといった言葉を受けそうなので先に申し上げます。申し訳ありません。そして宜しければ捉え方などをご鞭撻いただきますよう重ねてお願いいたします。

今ここに大胆に言葉を綴ることができました。神様の愛が私にとどまってくださったことを信じ感謝いたします。まだまだ小さく風が吹けば大きくゆらぎ消えてしまうような灯火ですが燭台の上にのせ照らさせていただける栄光を父なる神様に御返しいたします。
すべてのことに感謝しイエス・キリストの御名によりお祈りいたします。   アァメン





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