石川尊央/Takahiro Ishikawa

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石川尊央/Takahiro Ishikawa

日々のあったことや思ったことをあれこれあれこれ。 HP https://takahiroishikawa.com/ IG https://www.instagram.com/tkhr.ishi/?hl=ja

最近の記事

映画に「意味」を求める大人について考える。

「なんでこんなに意味ばっかり探しているんだろう?」 とある夜、そんなことを考え始めたら自分はものすごくつまらない人間だなと少しだけ嫌な気分になった。 「君たちはどう生きるか」 実はその日の昼間にこの映画を見に行ったのだが、終わったあと、なんでか心がスッキリせずもやもやした気分になったのだ。 母に見に行ってきたよー!とLINEをしたら、 「面白かった?」という返信が返ってきた。んー、面白かったわけではなかったけどつまらなかったわけでもないしな〜、と自分の中ではてなが浮かび返

    • 指揮者とサッカー監督について考えた

      指揮者とはと検索をかけると「オーケストラや合唱団の演奏会などで、楽器演奏者に音の「入り」や「切り」の指示、テンポ・強弱など演奏の指示を与え、演奏者全体をまとめる仕事」と出てくる。棒を振って演奏のリズムが乱れないようにコントロールしてるだけと思っていたがどうやらそんな単純な話ではないようだ。 僕は年長から高校までサッカーをがっつりやっていた。当然いろんなコーチや監督にお世話になってきた訳で色々な指導に触れていた。また大学生の4年間ではサッカーを教える側、コーチという立場でサッ

      • あなたの牛を追いなさい①

        俳優の松重豊さんと住職であり庭園デザイナーでもある枡野俊明さんの対談をまとめた「あなたの牛を追いなさい」を読んだ。童子が牛を探して歩いていく道筋を10つの過程に分けて絵で表現したものである「十牛図」についてお二人が自身の経験を交えながらお話ししている。 この十牛図がとても面白かったので数回に分けて本の内容に触れながら記録として残しておきたい。 「牛」とはなにか十牛図とは? あなたの牛。この「牛」が指しているものは本当の自分だという。 そもそも十牛図は禅の入門書みたいなも

        • 陶磁器産地で器を買うことは四葉のクローバー探しのようだ!

          四葉のクローバーを探す。あの無心で探している時間、そして見つけた時の誰かに報告したくなる気持ち。今考えると最高な遊びだなと思う。 ちなみに三つ葉の中に四葉のクローバーがある確率は5000〜10000本に1本だそうだ。遺伝子の違いによって四葉のクローバーが生まれる。また、アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックは3枚の葉(=三つ葉)を「信・望・愛」、四つめの葉を「幸福」と説いたそうでシロツメクサの花言葉である「幸福」という意味はここからきてるそうだ。確率的にも由来的にも四

        映画に「意味」を求める大人について考える。

          魚を町のお魚屋さんで買ってみた

          「〇〇鮮魚店」や「〇〇魚店」。 どこの町にでもだいたいある、やっているのかどうか分からないようなお魚屋さんをみたことがある人は結構いるのではないだろうか。と同時に、みたことがあるけど行ったことはないという人もそれなりに多いのではないかと思う。 先日人生で初めて、町のお魚屋さんに行って魚を買った時になんとな〜く感じたことがあったので記録程度に残しておく。 魚を”選ぶ”という感覚がそこにはあった 「今の時期、旬な魚はなんですか!?」 「味噌漬けにしたいんですけどどれが良いで

          魚を町のお魚屋さんで買ってみた

          足袋を玉ねぎで染めてみた!

          カレーやシチュー、野菜炒めにみそ汁…etc 食卓によく登場する玉ねぎの皮を使った「玉ねぎ染め」に挑戦した。 僕は毎日足袋を履く。ある時にふと白の足袋を自分だけの色に染めることはできないだろうかと考えた。しかも、自宅で気軽にできるやり方で。その中で出会ったのが玉ねぎ染め。初めて自宅で染めることに挑戦したがかかった時間はたったの2時間半。今回は白の足袋を2足染めたのだが想像以上に簡単に染めることができた。 材料は身近な3つだけ 豆乳 玉ねぎの皮(染めるものと同じ質量)

          足袋を玉ねぎで染めてみた!

          人類学に興味を持つ

          人類学のイメージ 「人類学」 学問なのかなんかのカテゴリーなのかよく分からないこの言葉が今までずっとなんとな〜く気になっていた。イメージは人類学者さんがどこかの民族などの生活にまじってそこで生活を営む人について難しい言葉を使いながら考えていくみたいな感じなのかな?ぐらいにしか思っていなかった。 とりあえず入り口に立つ  なにか学ぶぞ!というスイッチがはいった訳ではなかったけど、最近本屋に行ったとき見た目と名前に惹かれて買ってみた松村圭一郎さんの『旋回する人類学』という本

          人類学に興味を持つ