スト5でレバーレス、ヒットボックスの強みを出せるキャラとは
レバーレスラボのディスコでも色々意見をもらったので、簡単にまとめてみた。
1. レバーレスの操作の強みとは
レバーレスならではの強い行動を分析し、それをキャラが重要視するか、多用するかで判断しようと思う。
2. タメ技
レバーレスの代名詞。ガイルのソニックやサマーなど。レバーレスならタメ時間ギリギリのコンボや連射、ニュートラルを経由しない下タメ上の無敵技など、一番恩恵を感じられるポイントだろう。
タメ技持ちでかつ地上での攻防が速めのガイル、春麗、ユリアン、バイソン辺りが強みとして活用出来ると思われる。
特にガイルは、CAもタメ技なので、一番恩恵を受けるのではないだろうか。
3. コマンド技
スト5のコマンド技と言えば、波動拳、昇竜拳、半回転、一回転、2回転(ザンギのCA)辺りが対象となる。
2回転は上ボタンの仕様上難しめだが、他のコマンドについては、速度、正確さともに、明らかにレバーより優れている。
ただ、波動拳コマンドだけは、正確に真下と斜めを入れる必要があるため、高速な入力時にはコマンドミスが多発しやすい。なので、工夫が必要となる。左右下全押しが真下になるので、この状態から出すのが工夫の主となる。
昇竜コマンドは、世の中的にも639昇竜で3F入力出来ることはだいぶ認知されてきた。
しかし、このゲームはしゃがみガードが強く、昇竜拳コマンドは斜め前が起点となりやすいため、斜め後ろから斜め前へスムーズに移行する癖をつけないと、なかなか対空昇竜が出せなかったりする。
対空昇竜をスムーズに出せれば、レバーレスがコマキャラでも有利とはっきり言い切れるだろう。
半回転、63214や41236の入力もレバーレスは強い。入力高速化もさることながら、技によっては省略入力で136なんかで出るものもある。歩きながら、しゃがみガードで相手の動きを見ながら、3、4Fで瞬時に技を完成させることが可能となる。
コマンド入力で強みを出せるのは、リュウケンなどのいわゆる道着キャラ、ルーク、半回転や一回転のコマ投げを持つキャラ、波動コマンドで高速突進を使う春麗などが該当する。
4. 2626CA
ガイル、ザンギを除くキャラのCAは、俗に言う真空波動コマンドと呼ばれる出し方で、2626もしくは2424と入力する。
このコマンドを、抜けや上暴発せず正確に出せるのは、レバーレスの圧倒的な強みとなる。
DK式を使うことによって、コマンド入力速度も4Fと圧倒的にレバーより高速化が可能になる。
特に、ミカなどのCAの発生が速いキャラは、相手の中攻撃の-3とかに対して、確反でCAが間に合う(らしい)ので、極めれば唯一無二の強みになるだろう。
他にも、弾抜けCAや、置き技に対する差し返しCAなど、ほぼ全キャラでCAの入力高速化は恩恵を感じることだろう。
5. 歩きガード、前ステ
相手の飛び道具に対して詰め寄る歩きガードの精度アップ、予備動作の少ない前ステは、機動力の高いキャラではとてつもない武器となる。
足が速く、今まで弾に悩まされてるキャラは全て対象になるだろう。逆に弾抜けが充実してるキャラなんかはあまり関係なかったりするかもしれない。
6. 低空空中投げ、低空真下入力、低空必殺技
ジャンプしてすぐ投げや、真下入力技(春麗の鷹爪やダルシムのドリル)、波動や逆波動を入れる低空百裂や低空EXストライクなど、これらはレバーレスと先行入力の組み合わせで全て「理論値の最低空」で技を成立することができる。
空中投げは、上ボタンと投げボタンを右手同時押しするだけで、ほとんどのキャラで最低空空投げになる。
真下入力も、前入れっぱなし→上→左右下全押しで実現できる。レバーの時は斜め下に入ったミスもほぼ確実に無くなる。
低空の波動コマンドは、最後に前入れっぱなしにすることで、上ボタンが少し早くても2396で成立するので、レバーより確実に楽に入力出来る。
低空の逆波動だけは、前跳びと214入力の相性が悪く、先行入力の難易度が高い。
高度をある程度犠牲にして、跳んでから214を入力する根性入力の方が、ミスは少ない。あとは、214を工夫と練習で速度を上げ、最低空に近づけることになる。
対象のキャラは、上記の技を持ってるキャラ全般となる。春麗、豪鬼、あきら、キャミィ、ダルシムなど、かなりのキャラでレバーレスの恩恵を感じられるだろう。
7. ファジージャンプ、ワンガードバクステ
ファジージャンプやワンガードバクステは、レバー時代にあまり使ってなかった人も、レバーレスでは是非試してみて欲しい。
ファジージャンプは、感覚的には遅らせグラに近い。投げボタンの代わりに、右手で上ボタンを押してみよう。可能なら左右下全押しして真上に跳べたら更に強い。遅らせめの打撃は空中くらいになるかもだし、真上に跳べればもしかしたら特大リターンが待っているかもしれない。
ワンガードバクステは、相手の起き攻めラッシュの初回をガード後、後ろボタンを連打することで解決する。当て投げや通常技の2回めを回避、または空中くらいにすることができる。
バクステに関しては、右ボタンを右手で連打すると更に高速かつ簡単になる。1P側では左手で左を入れっぱなしで右を連打でいい。
これらの恩恵は、ほぼ全キャラが対象になる。防御手段の選択肢が増え、慣れれば発生が遅めの中段や表裏なんかも躱せるようになる。レバーレスにしてよかった!と思えるテクニックの一つだ。
8. レバーレスの強みを出しにくいキャラとは
CA関係、ファジージャンプやワンガードバクステ、空対空などはほぼ全キャラで効果的だが、例えば機動力の低めなキャラ、左手でタメたり複雑な操作をしないキャラは、そこまで恩恵を感じないかもしれない。歩きガードなんかも初級者中級者ではなかなか上手くいかず、弾抜け技に頼った方が強いキャラとかは一定量いる。
その辺を考慮すると、人によるかもしれないが、ファルケ、バーディー、メナト辺りは、思ったほど恩恵を感じないのかもしれない。
ベガとかも、攻めの中でレバーレスを効果的に使えるのかはあまりイメージできない。ただ、対空として空対空は有用なため、防御の点だけでも効果的に感じるかもしれない。
レバーレスラボの管理者だるにっきさんはダルシム使いだが、防御面と低空系はかなり活用出来ると言う意見をいただいてる。機動力や攻撃主体スタイルだけがレバーレスの恩恵というわけではないようだ。
左手を高速に動かすかどうか、複雑な操作の出番が多いか、咄嗟に上ボタンを押す行動が多いか、その辺で大きな差が生まれるのかもしれない。
この辺については、これからも体験談を色々聞いてみたいと思っている。
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