ヒットボックス引っ掻き波動拳は、理論上最速かつミス無し!? Ver. 2020/12/20
下記の記事で触れたが、もう少し詳細にクローズアップする。
1. なぜヒットボックスで二本指の波動拳は難しいのか
波動拳コマンド236(214の竜巻コマンドも同様)は、スト5では珍しく、省略ができない。
そして、このコマンドの採用キャラも多い。
左手で2本の指で波動拳コマンドを入力しようとすると、2つのボタンを器用に操作する必要がある。真下は1ボタン独立押し→斜め下は2ボタン同時押し→真横は1ボタン独立押し、となる。
波動拳コマンドは、これらの工程を、順序を守り、ミスなく実現しなければならず、ヒットボックスでは数少ない「レバーより難解な操作」となる。しかも、2P側では左手薬指を器用に操作することが前提となる。
ヒットボックスを使うユーザーからは、同じく難解な昇竜コマンドと共に、簡単な入力方法、代替案が期待されていた。
2. 離し波動は、コマンドミスは減るが、直感で出しにくい
左右下同時押しが真下になる事を応用し、左右下同時押し後、後ろ、下の順で離していく離し波動コマンドが開発された。
今までの波動拳コマンドに比べてかなり簡単に出るが、1P側で出す時に、左手薬指からボタンを離すというのがなかなか難しいし、2P側と比べると速度も出にくい。
一応、1P側、2P側共に、中指を強く押すというコツが見つかり、それなりにミスは減った。
また、操作として、
・左右下全押し
・後ろを離す
・下を離す
・攻撃ボタンを押す
の4アクションとなり、中指を意識する事を加えると、直感的に出にくいコマンドではあるな、と、個人的に感じていた。
個人的にではあるが、結果的に、全ての状況での波動拳コマンドの代替には、なかなか移行が出来ていなかった。
3. 引っ掻き波動の出し方
思いついたヒントは、 DK式CAの出し方。
DK式CAの考え方である「ボタンを弾く行為は離す行為より速い」を参考に、波動拳コマンドに応用できないか考えた。
波動拳コマンドは、まず、真下に入れる必要がある。これは、離し波動と同様に、左右下全押しでいける。
次に、後ろ、下の順で指が離れる必要がある。前は離れてはいけない。なので、前のボタンを押しっぱなしにする。つまり、前のボタンを中心に、左手全体を回転すればいい。
左右下全押しから一気に入力すれば、3Fで波動拳コマンドが完成する。
出し方は以下。
●●●△
〇●●△ 薬指引っ掻き
〇〇●△+P 中指引っ掻き
上記だけでなく、引っ掻く指の移動先も重要。
1P側の場合、人差し指を押しっぱなし。中指、薬指は、ボタンの下を引っ掻きながら、人差し指の下、右ボタンの下に指先が来るようなイメージで手を握りこむと、綺麗に後ろ、下と指が離れる。左手首も少し回転させる(左手親指の付け根を右にずらす)と、より安定する。
2P側も同様に、薬指を押しっぱなし。左ボタンの下に人差し指、中指の指先が来るようなイメージで出す。左手首も少し回転させる(左手親指の付け根を左にずらす)と、より安定する。
4. 引っ掻き波動を直感で出すコツ
イメージね。
レバーの時に、回転してた方向に、前ボタンを押さえつつ、手首を回転させる。
これをするだけで成功率がグッと上がる。
あとは、トレモで以下の3つを集中して練習する。
・左手でボタンを押してない状態から出す
・左右下全押しから連続して出す(中足波動とかのがなお良い)
・前を入れっぱなしから連続して出す
慣れてくると左手が1アクションになるので、離し波動より脳味噌を使わなくなる。
5. 昇竜コマンド持ちは要注意→派生の昇竜拳はお勧め
春麗は昇竜コマンド持ってないから、この事実に気付かなかった…www
レバーでもそうだけど、前に入れっぱなしだと、6236で昇竜拳が出てしまう。
はじめの左右下全押しの時に、誤って前に入ると昇竜が出る。
怖い時は後ろから押そう。
というか下がり波動が捗る。
むしろ、昇竜拳で出したい時は、前を先に押そう。昇竜拳が直感的に無茶苦茶簡単に出るので、むしろお勧めする。
前、後ろについては、少しずらし押しを意識すると簡単に入るので、これもコツかな。
6. 引っ掻き波動は2P側が個人的に安定しない
個人的に、どうも2P側は疲れてくると214が24になる。親指の付け根の左側へのずらしが甘くなり、下と右が同時に抜けてしまう。
なので、2P側だけ(思い切り手首を回す)離し波動(遮断機波動)を採用した。
逆に1P側は、236の離し波動を思い切りやるのが身体の構造上難しいので、1P側は引っ掻き波動をそのまま採用している。
引っ掻き波動の派生の昇竜拳は、下と後ろが同時に抜けても構わないので、1Pでも2Pでも出しやすいと思う。
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