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#23 【社員必読】経費の使い方の優先順位とは

みなさまこんにちは。
高橋 聡です。

「社長って経費を配分するとき、何を優先しているの?」という素朴な疑問があるかと思います。
社員からすると経費申請をしたときにスムーズに通ることもあれば、差し戻されることもあるので良く分からない...とモヤモヤしたりしませんか?

今回は会社の経費はどのような優先順位で使途を決めているかをお話させて頂きます。

予算の優先順位

1位 顧客のため(運用費、開発費、人件費)

私たちは、サービス提供の対価として頂いたお金を顧客のために利用しています。
例えば、追加開発、サーバー増強やカスタマーサクセスの充実など。
最大限顧客に還元できるよう予算をやりくりしています。

2位 私たちの活動を知ってもらうため(営業費、広告宣伝費)

私たちは、サービス提供の対価として頂いたお金を、私たちの活動を知ってもらうために利用しています。

営業費として、フィールドセールスやインサイドセールスに携わるメンバーの人件費として活用しています。

次に大きく下記2点を広告宣伝費として活用しています。

・ トラスクエタを知って頂くため
・ 弊社が「良い会社」を目指していることを知っていただくため

私は「トラスクエタを広めることは社会貢献だ」と言っています。
理由としては、事業活動において営業および広報活動は必須であり、事業成長とともに広告事故、いわゆる誇大広告を配信するリスクも高くなります。

リスクを最小限に抑えるためには、効率的にチェックできるツールが必要です。
トラスクエタは効率的にチェックできる特許取得のオンリーワンツールでありながら、まだまだ認知度は高くありません。

知ってもらわなければ広告事故は減らせない。

誇大広告は、消費者がアンハッピーになるだけでなく企業の信頼が失墜し、株価にまで影響を与えることは周知の事実です。

指摘する側の行政も手間と税金を使って長期間調査しなければならず、決してハッピーとは言えません。

誇大広告を減らして、この三者をハッピーにするのが私たちの取り組みです。

3位 自社のため(設備費)

私たちは、サービス提供の対価として頂いたお金を自社のために利用しています。
例えば、設備費としてパソコンを購入したりオフィス環境を整えたり。
またサービスの提供が止まらないよう、社員の健康管理にも気をつけています。

4位 社員のため(給与)

私たちは、サービス提供の対価として頂いたお金を給与として社員に還元しています。
平均より少し上の福利厚生、給与体系を目指しています。
私は社員全員が仕事にやりがいがあり、人生が豊かになるよう心より願っています。

5位 経営者のため(役員報酬)

私たちは、サービス提供の対価として頂いたお金の最後の使途として経営者の役員報酬に充てています。

優先順位としては一番最後です。

昔私自身の給料が捻出できなくて、一度家族からお金を借りて会社の通帳に振り込み、そのお金を私の給料として再度私の通帳に振り込んだ経験もしました。

優先順位を変えることはありません。
ましてや役員報酬を優先する。ということはあってはなりません。

今年46歳になりますが、住んでいる場所は賃貸ですし、今までの人生で1度しか自家用車を買うことができませんでした。68万円の中古車です。この自家用車も資金繰り悪化のため2年間で手放しました。

苦労話はいくらでもありますが、会社のために尽くすのが経営者のあり方、生き様です。

現在も会社の負担にならないよう、交通費は自腹です。
遠出するときは軽自動車のレンタカーを借りています。
交際費を抑えるため安い居酒屋を使いますし、大半は自腹です。
ゴルフはお金がかかるためやりません。

何度も言いますが、経営者は私欲のために行動してはなりません。

おかげ様で今は経営が上向いてきたため、会社のために自分の生活費を充てることはなくなりました。


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