ACT スタッフ振り返り 令和2年度vol.1

昨年度、市役所の働き型改革プロジェクト(ACT STAFF)として活動しまして、今年度もひっぱられていくことになりました。(前年度の振り返りはこちら
数々の不満や失敗ポイントが生まれるのだろうと思いますので、少し小分けにして振り返りたいと思います。

突然の呼び出し

今年もACT STAFFの活動をすることになりました。昨年度に引き続いてお願いしたいという連絡が9月にありました。(今の時点で既にモチベーションが下がり始めているので、この時断っておけばと思ったりします。)
公募で人数を増やして、9月中旬から活動するとのことです。

通知により知らされたこと

2週間に1度程度の集まりで、12月に研修として、「整理整頓研修」「業務改善研修」、12月~1月に「しゃべり場」を2回やるので、実行に向けて動くこと。
ACT STAFFを継続的に活動してもらいたいので、そのための方法を考えてもらいたい。
提案にあった、メンター制度について、現行のブラザーシスター制度との違いなども含めて考えてもらいたい。
ということを人事課の担当者から言われました。
※しゃべり場は集まって話すということ以外何も決まっていないものです。

1回目(9/15)集まっての感想

・人を集めた側としてどれだけ考えてきたのか全く見えない(プロジェクトオーナーなの?)
・事務局の立場として人事課の人がいるんですが、会議室を押さえておくだとかぐらいで、当日何もしていない。
・どんなものをやるのか決まっていない時点で、9月中旬に顔合わせ、10月中旬に見積もり、11月に決定・通知のスケジュールとか正気ですか?
・とにかく準備不足で集められているのに、スケジュールだけタイト

といった感覚が生まれました。

色々質問も出たのですが、「ACT STAFFの継続を言いながら、ACT STAFFの意義がよくわかりませんでした(出てきたのは若手の職員が集まって、課を越えたつながりができればくらいでした)」

とりあえず1回目の集まりでは無理矢理、12月にやるといっている研修を2チームに分けて始動。それ以外は随時タイミング見て進めることにしました。
(私は業務改善チームに所属しました)

どうやったら集めた人事課の人がプロジェクトオーナーになるんだろう?

今抱えているモヤモヤ

感情を処理しきれていないのですが、起こった出来事をなるべく箇条書きにしてあげます。基本的に「集まり」という言葉以外は、チャットベースの文字情報で進んでいます。
かいつまんでイライラポイントを挙げると
1:ちゃんと投げた情報を読まないし、確認しないしで、後からごちゃごちゃ言われる
2:無茶苦茶なスケジュール組みながら、こちらの動きに文句を言われる。
です。

経緯を残しておくと
初回の集まり(9/15)後、行政で業務改善経験を積んでいた人(元市役所フェロー)とディスカッション(一定方向性のアイディアもらう)
→2回目の集まり(9/24)で方向性の決定(小さな改善活動の実践を目的とすること)
 +相談した人を講師の第一候補として選定
→どのような人かと人事に聞かれたので、プロフィールを連絡。どのレベルの情報が必要か確認。
→人事より情報はこれでOKと言われる。
→2回目の集まりの2日後、研修素案を作成(9/28)
→(しばらくリアクションなし)
→素案投げてから、このままだと止まるので、「いい」でも「違和感ある」でもいいからリアクションとってとアナウンス。(9/30)
→(10/1)人事より講師について一定OKの方向性示される。しかし、講師費が高くなりそうなことを懸念。市役所から派遣されるなら許可や基準があるのではとのコメント。(プロフィール渡したよね?元市役所の人って言ってたよね?読んでいないの?っていうかわからないならちゃんと聞こうよ:イライラポイント1)
→元市役所の人だと改めて伝える。
→人事より講師費用がどれくらいになるか確認してくださいと言われる。
→いつがリミット日でだせばよいのか確認。現状では、仕様が固まっていないので、ちゃんとした額を聞きようがないと説明。
→ざくっと聞くことは?2パターンや3パターンとか。考えるより全然高い報酬なら別の方法を考えるべきでは?リミット日はと言われるが、他の候補者はいるの?方向転換するのであれば、次の集まり(10/16)までに見積もりとれるように仕様書固める必要があります。と人事課よりコメント。
(イライラポイント2:現在処理しきれていません)

今感じていること

いくつかのバイアスを乗り越える必要があるのだろうなぁと思っています。(ほかにも抜けていることがある気がするので、個別にでもコメントいただけるとありがたいです)

人事課の人のバイアス(予想含む)
・研修は情報伝達型のもの。アクティブラーニング型といっても、みんなで話す時間をとりましょうというだけ。
・そのため、業務改善であっても、研修をオーダーメイドで作らなければいけないという感覚はない。
・講師は行政で実績がある人が望ましい(前例必要)
・見積もり出したら、業者がなんとかしてくれる。
・何をやるか全く決めていないという自覚がない
・事務局は、会議室押さえたりなどの環境(もの)の準備をする人

チームメンバーのバイアス
・みんなで話そうとかその場を作るだけで簡単。
・話す機会、行動する時間を作ったら勝手にみんなやる
・業務改善も誰かが答えを持っている。他の人の実践話を聞いたらそれで解決すると思っている。
あたりかなぁと。

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