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タカハシコウスケが“大江千里”も歌った夜

2022/12/9(金)、渋谷LOFT HEAVENにてタカハシコウスケ3度目のワンマンライブ、
「BOYS&GIRLS-タカハシコウスケが“大江千里”も歌う夜-」が行われました。

ウェブフライヤ〜その1(亥野麻紀氏作)
亥野麻紀ちゃんどうもありがとう!
このフライヤーは実は、マキちゃんの図らいで千里さんのチラシのオマージュ。
「大江千里 未成年 ツアー」で画像検索してみてね。因みに写真自体は10年ほど前のアタクシですの。
ウェブフライヤ〜その2(亥野麻紀氏作)
タカハシコウスケの奥義「千里の構え(マイクの持ち方と、反対の手の置き方)」

満員御礼!たくさんの方に足を運んで頂けて本当に感謝感謝大感謝な夜になりました。
まだまだ予断を許さない中、来場の選択をしてくれた方々にも、様々な理由で来場は出来なかったものの、この日のライブを気にしてくれた方々にも、心からの感謝を。本当にどうもありがとうございました!

左から、髙木健太郎(gt,cho)、菅野綱義(dr,cho)、タカハシコウスケ、豊福勝幸(ba,cho)、堤有加(key,syn,cho)

そしてサポートメンバー(兼タカハシ版HIPS)のみんな、PAのちいちゃん、渋谷LOFT HEAVENのみなさん、本当に本当にどうもありがとうございました!

実は去年の段階で「今年(2021年)の年末、ワンマンやろうか、どうしようか」という話は出ていたのだけれど、結局、やらなかった。
(今だって勿論そうだけれど)世の中の状況がどう転がってしまうか分からない中で舵を取る事に踏ん切りがつかなかったし、何より僕自身が色々な事に前のめりになれるような状態じゃなかった…と記憶している。そもそも、もはや僕の中に去年2021年の記憶らしい記憶があまりないのだけれど…

今年はサポートライブ含め、タカハシコウスケもライブに声がけしてもらえる機会があって、少しずつ表に出ていくうちに、だんだんと2020年頭を最後に更新されなくなっていた感覚を取り戻したいという気持ちにもなっていた。
2019年に自身2度目のワンマンの場を提供して下さった渋谷LOFT HEAVENに今年の12/9を押さえてもらい、少しずつ動き出したスタート当初はただただ「ワンマンライブやる!」だけだったのだけれど、僕がサポートもしている亥野マキちゃんのとあるライブの日、その日一緒にサポートだったドラムの菅野綱義先輩から「あまりに久しぶり過ぎるワンマンライブをフツーにやっても面白くないよね、千里さんのカバーやったら?タカハシコウスケと、千里さん(タカハシによる千里さん)のツーマンライブとか」とポトリ、アイデア。
その日のライブ後は確かbayfm(78.0MHz)の「MOZAIKU NIGHT」に深夜ゲスト出演させて頂ける日だったので、海浜幕張まで向かう道中、車のハンドルを握りながらその綱義さんからのアイデアを僕は脳内反芻していた事を覚えている。

僕は中学生の頃から千里さんも千里さんの音楽もずっと大好きだったけれど、バンド活動をしていた頃も、ソロになってからしばらくの間も、意識してそこ(千里さん)に色々な要素を寄せないように努めていた(つもり)。
でもある時タカハシコウスケバンドで出演したライブで一度、千里さんの「十人十色」をカバーしてみたら、いい意味で開き直れた。
YouTubeで千里さんの曲をアップしたり、(千里さんのカバーを僕がやりたいが為の口実に)カバーイベントを催したりして、僕がきっと自分の音楽をやっているだけでは知ってもらえなかったであろう人たちにもタカハシコウスケの存在を知ってもらうきっかけにもなった。
自分が作ったものを耳にしてもらいたいという欲求はモチのロンで強いけれど、それと同じくらい、自分が好きなものを、そしてそれをどれくらい好きなのかを誰かに見せたいという欲求もムクムクと大きくなっていた。

カバーイベントが催せなかった2020年、2021年を経て、間も無く終わってしまう2022年のうちに、また大好きな千里さんを思い切り演ってもいいじゃないか!という結論に自分の中で至り、形にしたのが今回のワンマンライブのコンセプトだった。
サポートメンバーにワンマンライブの内容を伝え、せっせと選曲。
タカハシコウスケの楽曲は、今回演奏した9曲のうち約半分が初お披露目の新曲。この2〜3年程で書き溜めた曲を演りたかった。力を抜いて書いた曲や、今まで通りみっちり書いた曲や、少し実験しながら書いた曲たち。どれも大事な楽曲だ。
続けて千里さんの選曲。これがまた楽しくて仕方がなかった。季節柄、冬の曲を多く演ろうと思ったけどなかなか絞れない。絞れなくて苦しいがこの悩ましさがまた気持ちいい。どれもいいんだけどなぁ〜、この曲、知らなかった人にも聴いてもらいたいなぁ〜、だって最高なんだもの。この曲、千里さん好きならたまんないんじゃない?だよね、きっとそうだよね、なんて思いながらせっせと選んだ。
今回選んだ千里さん曲のラインナップは我ながらなかなか自信がある。千里さん愛が成せる選曲だったはず!!
多分本当はもっとクリスマスソングを演っても良かったかもしれない。「クリスマス」という単語が出てくる曲は今回のラインナップでは「夙川パーキングナイト」だけだったけれど、でもでも、この曲をガッツリ演れるのなんて、千里さん以外に僕とタカハシHIPSだけじゃないか、それで十分じゃないかとウシシと肩を震わせながら選んだ。
当日のMCでは、僕にとっての千里さんの事や、千里さんの歌詞カードに感化されて、人生初の下北で人生初の古着屋に行って買い物した事、入会していたファンクラブの電話サービスの事やら何やらを、本当はもっと散々喋り散らかしたかったけれど、時間が気になってしまった。これはきっと、また演ろう、そこで喋ろう、という事なんだと思う。

今回、このタイミングで千里さんの曲を選んで、リハーサルの段階から、演って、向き合ってみて、僕自身の書く音楽に対しても、またひとつ素直になれた気がする。
次のタカハシコウスケのライブや創作、千里さんのカバーも、どういう形になるのか今はまだ分からないけれど、これから続く月日の先、千里さんの「BOYS&GIRLS」にもあるように、“十年経って出逢ったその時も”、今回のワンマンライブを見届けてくれた、或いは応援をしてくれたひとたちの元に届くような音楽を書いて、活動をしたいな、なんて事を考えている2022年12月のタカハシコウスケでした。

改めて、12/9のワンマンライブに携わってくれた、関わってくれたみなさん、本当にどうもありがとうございました!

2022/12/9セットリスト
[大江千里カバーブロック]
1.GLORY DAYS
2.吹雪におくれ毛
3.雪山へおいでよ
4.真冬のランドリエ
5.夙川パーキングナイト
6.MAN ON THE EARTH
7.十人十色
8.BOYS & GIRLS

[タカハシコウスケブロック]
9.セシル
10.LMLT
11.ひとひらの夜明け
12.マリーナテラス
13.ミッドナイト・クルーズ
14.ハレーション
15.ジャスミン
16.レディオステレオ
en1.遠く離れても(大江千里/弾き語りカバー)
en2.TOKYO FRIDAY

※因みに13曲目の「ミッドナイト・クルーズ」は過去記事↓で無料ダウンロードできますっ!

お花も、
ありがとうございました!
十年経って出逢ったその時も
BOYS&GIRLS!!

ちょっと気持ちが向いた時に、サポートしてもらえたら、ちょっと嬉しい。 でも本当は、すごく嬉しい。