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口呼吸から鼻呼吸に改善する「あいうべ体操」 2020/04/25

まず質問です。
口を閉じてみてください。
あなたの舌の先はどこにありますか?

次の3つから選んでください。
1. 上あごについている。
2. 歯の裏に当たっている。
3. よくわからない(どこにも当たらない)。

それでは、次の「あ・い・う・べ」を1セットとして、10回やってみてください。

「あ~」と口を大きく開く。
「い~」と口を大きく横に開く。
「う~」と口を強く前に突き出す。
「べ~」と舌を突き出して下に伸ばす。

10回やったら
もう一度、口を閉じてみてください。

どうですか?
最初の質問に「2」または「3」と答えた人は、舌が上あごにつきましたか?
元々舌が上あごについていた「1」と答えた人も、舌が上についている面積が増えたと思います。

「あ~」「い~」「う~」という動きで、口の周りの筋肉を鍛えます。
「べ~」という動きで、舌の筋肉を鍛えます。

この「あいうべ体操」をして、舌が上あごについて、舌の位置が良くなれば、自然と口を閉じることができるようになります。
口を閉じれば鼻呼吸ができるようになって、健康な体になれるかもしれませんよ。

口呼吸に関連があると思われる疾患・症状として、
・アレルギー性疾患(アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎)
・膠原病(関節リウマチ、全身性ループスエリテマトーデス、多発性筋炎など)
・うつ病、うつ状態、パニック障害、全身倦怠感
・腸疾患(胃炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、痔、便秘など)
・口腔疾患(ドライマウス、歯列不正、顎関節症など)

他にも、いびき・尋常性乾癬・高血圧・腎臓病・風邪・インフルエンザ・冷え症などがあるそうです。

病気は、口と鼻が汚くなって起こっていることが多いそうです。
その中でも、口呼吸は特に体に悪い影響を及ぼします。
その口呼吸を鼻呼吸に改善するのが「あいうべ体操」です。
口を大きく「あ・い・う・べ」と動かすだけの体操です。まず食後に10回やって、1日合計30回やってみてくださいね。

病気を治すことや、病気の予防には、免疫力が正常に機能していることが大切です。「あいうべ体操」で免疫力のバランスを整えましょう!

「あいうべ体操」の動画はこちらです▼

「あいうべ体操」を考案された今井一彰先生の「みらいクリニック」のページはこちら▼

今回のnoteの参考にした、今井一彰先生の書籍はこちら▼


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