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月刊note1 創刊号 次世代の希望はどこにあるか?

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過去記事を有料マガジンにまとめました。【有料マガジン2023.vol.1】2023年2月〜4月までの過去記事マガジンです。「たかはし はじめ note のすべての記事」が読めるマ…
【有料マガジン2023.vol.1】2023年2月〜4月までの過去記事マガジンです。過去記事を一括…
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『次世代の希望はどこにあるか? SNS・大学・人生、そして人類』 articles magazine【2023.vol.1】-2023.4.

stand.fmでこの記事について語りました。合わせてお聴きください。 『次世代の希望はどこにあるか?』【2023.vol.1】発刊!articles magazine -2023.4.【2023.vol.1】 『次世代の希望はどこにあるか? SNS・大学・人生、そして人類』 ☟ご購入はこちら☟ 【2023.vol.1】には、以下の記事がすべて含まれています。 有料記事 私の人生を振り返りました。 日本の音大についての連載をはじめています。 『泣いた赤おに』のこん

『犬だけの世界』〔本〕犬

犬の幸せとはなんだろうか。人間の家で飼われている犬たちは本当に幸せなのだろうか。 世界には約10億匹の犬がいる。「オオカミは全世界で推定30万匹」というから、犬の生存戦略はおおいに成功したといえる。ヒト10人に対しほぼイヌ1匹の割合だ。このうち、ペットと呼ばれる「飼い犬」はイヌ全体の2割に過ぎない。残りの8割は「自由に歩き回るイヌ」だ。実は、世界のほとんどのイヌは飼い犬ではない。 本書は という思考実験を試みた研究書である。思弁的生物学という学問手法を用いて、このやや無

『ヒトは〈家畜化〉して進化した』〔本〕人

なぜ、ホモ・エレクトゥスやネアンデルタール人は絶滅し、なぜヒトだけが生き残ったのか? 本書において「ヒト」とは、ホモ・サピエンスをさす。 本書は、〈自己家畜化〉仮説によって「ヒトの進化」を解き明かそうとする意欲作である。 邦訳タイトルは、衝撃的だがやや誤解されやすい。決してヒトが〈家畜化〉されたわけではない。ヒトが動物を〈家畜化〉して進化したということでもない。 本書の主張はこうである。 「ヒトは《自己家畜化》によって進化した」 いったいどういうことだろうか。

『火の賜物』〔本〕火

この問いに対して、それは「火の使用と料理の発明だった」という「新しい答え」を示したのが本書である。 「料理」こそが、「食物の価値を高め、私たちの体、脳、時間の使い方、社会生活を変化させた」のだという。

『ヒト、イヌと語る』〔本〕犬

著者の人柄が伝わってくる。そんな素敵なイラストの装丁の本である。 犬好きの方は、タイトルを見てピンとくるだろう。本書は当然ながら、タイトルも含めて、かの有名な動物行動学者コンラート・ローレンツの『人イヌにあう』を意識して書かれている。 では、なぜ「イヌと語る」なのか。