一見似たような表現でも「言葉の遣い方」ひとつで好かれたり距離を置かれる
この文章は、前半が2015年3月に発行したメルマガ、後半がそれを受けて現在の心境や出来事をプラスして整理したものです。
日本では「言霊(ことだま)」と言われていますが、私も言葉や文章には、力が宿っていると思います。
使う言葉ひとつで、似たような意味でも全然違う印象を受けます。
だからといって、丁寧で失礼のない言葉や表現を使えばいいということではありません。言葉を受け取る側の人に対し、受け取りやすい言葉遣いができるというスキルが大切だと私は思います。
そしてそのスキルがあると、お客様はもちろん自分に関わり合いを持ってくれる方々との関係性もよくなります。つまり、言葉の遣い方を見直すことで、人間関係も円滑に進むことが多いということです。
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本を出すようになり、きっかけを聞かれることが多くなりました。
直接のきっかけは、昨年10月に参加した「出版実現セミナー」ですが、実は最初に講師の山田先生と知り合ったのは偶然だったんです。
今から4年前、参加したセミナーがコラボセミナーで、先生はそのお一人でした。その時のブログ記事もあります。
出版に強い興味がなかった私にとって先生は「気さくで楽しいお兄さん」という印象でした。
出版する気はなかった私ですが、先生のセミナーには年に1回くらい出ていました。なぜかというと、話が面白いからです。面白い、というのは「おもしろおかしい」ではなく「興味深い」という面白さです。
先生は出版のプロデューサーであると同時に、編プロという書籍を作る会社の社長さんなので、いわば文章のプロ。文字を読んだり書いたりするのが好きな私にはすごく興味深い人だったんです。
先生のお話はどれも面白いのですが、中でも私がなるほどと思ったのは「言葉の遣い方」についてです。
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