設計に関する48章『ま; 任されたからには報告を』

任されたからには報告を
副題 チームワークは情報交換で

開発している時、設計の進捗はBLACK BOXになってしまう場合が多い。
チームで設計する場合、部位別に担当を決めて進めるのが一般的である。
計画には納期があり、一人がつまづいてしまうと、他の計画が完璧でも、全てが遅れることになる。
チームリーダーは、必ず進捗確認を共有するべきであり、任せっきりにするから、えーーと言うような問題が勃発する。
週末にウィークリーデイリーシートをチーム員に書かせ、進捗を確認し次週の予定を共有する。また、進捗はCAD上と計算書などでも
確認しないと、落とし穴があるかも知れない。計画には、納期、仕様、コスト目標などがついて回る。
どんなに考えて機構を検討しても、コストが合わなければ、やり直しになる。
調達部門や生産技術部門と連携しながら進めておかないと、後で大問題を起こす。
コスト的には全部品管理表を作成し、既存部品、新規部品を明確にし、新規部品は設計目標価格と設計見積もりをし検証すべきである。その上で、見積もり用図、と設計見積もりをセットにして、見積もり依頼をすることが求められる。
類似部品なら、物差で計算し、全く新規なら
加工から考えて、見積もり積み上げをすることになる。
見積もりツールは、調達部門でアップデートしないとダメである。
まずは、原点を決めておかないと、その設計でコスト達成しているかどうかも、あやふやになる。
鋼材単価、為替変動などのアップ、ダウンは別枠管理として補正をかけれるようにしておくべきである。
任せてられたら報告を適宜実施しQCDに対しての進捗を報告出来る設計者で無いと使え無い。
どんなに出来る設計者でも爆弾を持っているかも知れない!
報告出来無い人は、上司は毎週、進捗を共有を強制的しリスクを回避するマネージメントをするべきである。

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