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限界を超える、京都大学へ

「京医4名、阪医4名合格講師」による受験対策講座(627)

 学校革命=スクールレボリューション(316)

〇2002年度、京大英作文の単語 
 文化財      cultural heritages
   慣れっこになって be used to -
   維持する     maintain
   疎かにする    think little of -
   そんな雰囲気   such an atmosphere  

やっぱり、京大医学部・理Ⅲが最難関だろうなぁ(岐阜)

 京都大学の「医学部」といや、東大「理Ⅲ」とならぶ日本一偏差値の高い学部です。わっちは、最近そんな生徒を4名指導させてもらいました。今も、京医、理Ⅲ受験生の指導をさせてもらっとる。

 なぜ、そういう優秀な方が三重県の田舎の個人塾におるかちゅうと、わっちが京都大学を7回受けて生成開示したで。50代で英語力を証明するために受けたのですが、アメリカで教師をしとった、英検1級の英語講師でも最初は6割台でした。
「わっちの先生は、英検1級やで大丈夫」
 などちゅうのは甘い。65%程度がボーダーですで。

「わっちの先生は、京大卒やで大丈夫」
 ちゅうのも甘い。京大に合格したちゅうことは、医学部以外なら7割程度の得点率で合格しとる人が多い。それでは、8割がボーダーの医学部受験生の指導はできん。

 高校教師で準1級を持っとる人は半数しかおりません。1級は1割程度でしょうか。予備校講師、塾講師は、もっと比率が低いはずです。旧帝卒の講師など、希少価値があるくらいです。

 これは、名古屋の7つの大規模予備校、塾、専門学校で14年間勤務した経験から書いとるのであって、推測ではありません。つまり、全国的に見ても、京医、理Ⅲ受験生を添削できる講師など、ほとんどいないわけです。

 京大受験生は、赤本や青本を使う。英作文と和訳が大半を占める京大独特の入試問題は、採点が難しい。けど、赤本も青本も、上記のような講師が模範解答を書いとる。

 わっちの見るとこ、あの模範解答を書いたら7割台。少のうとも、模範解答を書いとる人が、京大の二次で8割とったちゅう実証はなされとらん。それを金科玉条のように有り難がるのはどうかと思う。

 さすがに、京大受験生に
「A予備校に通や・・」
 といったたわけげた都市伝説を信じる人は少ない。有名タレントがCMを流いとるでといって、予備校を選ぶ人は少ない。
 けど、講師を選ぶ人も少ない。

 とりあえず、英検1級は京大二次では6割、京大卒なら7割だと推測するのがよろしいかと思います。
 そうでなけりゃ、5割台でボーダーにとっつかん。

  統計の示すとこによると、京大レベルだと英単語6000語。数学なら、2000題くらい解かなボーダーに到達せん。自分で実証するため、オリジナル、チェック&リピート、1対1、赤本をそれぞれ2周やりました。すると、京大二次で7割を越えました。統計は正しい。

 そこにあるのは、ひたすら問題を解くだけで、紙とエンピツだけで事足る。動画授業も、タブレットも、アクティブ・ラーニングも、何も要らん。勉強は、すべかろうそういうものなのだ。一人でやるものなのだ。

 「京都大学で合格できる英作文や和訳は、どういうものか」

 それを分かって指導しとる教師、講師はほとんどいない。わっちは7回受けて、受験英語、資格英語、ネイティブ英語で試してみた。受験英語では、ボーダーぎりぎりの65%が限度だと思われる。

 では、どうしやええのか。わっちが英語を身に着けたのは、ECCでもなけりゃ、大学の語学センターでもなかった。NHKの語学番組でもなけりゃ、リンガフォンでもなかった。一応、考えられるものは全て試したが、だちかんかった。

 わっちが英語を身につけたのは、アメリカ生活やった。英語で授業をし、英語で同僚先生方と話、英語で電話をし、英語で日記を書いた。日本語は一切使わなんだ。使えなんだ。

 そのうち、英語で夢を見た。日本に帰った頃は、日本語の発音が変だと言われた。帰国後も、資格試験に合格するために、20年間ネイティブの個人指導を受け続けた。

 それでも、最初は京大二次で6割やったわけです。

 わっちがここで書いとることを理解できる人は、少数のはず。
「わっちの先生が書きゃ、100点や」
 と単純に考えとる人もおるかもしれません。わっちのような三重県の片田舎の個人塾の講師の言うことより、Z会や河合塾、駿台の講師の言うことの方が信用される。

 でも、わっちはZ会を8年間やりながら添削内容をチェックしたし、河合塾や駿台の「京大模試」も10回受けて検討しました。決して、デタラメを書いとるわけではありません。

 やで、通塾生や通信生の信用を勝ち取ったわけです。若い頃は、この状況にムカついとった。明らかに自分より英語力がないのに、わっちより信用される人がおる。
 知名度が無いと、社会では虫けら扱いを受けることがある。銀行の融資を受ける時も
「大規模塾が勝ち組。個人塾は負け組」
 と、面と向かって言われた。阿下喜駅前の、あの銀行は絶対に忘れん。

 今では、経営が順調やで
「無知な人は相手にせんでおこう」
 と思っとる。

  わっちだって、知名度ゼロの「三重県の誰かさん」では怪しゅうて信用せん(笑)。やっぱ、イオンに買い物に行くし、トヨタの車を買う。本当は個人商店に、安うて質のええものがあるかもしれんけど、情報がない。
 現代社会は、「質のええものなら売れる」時代やないようや。



★当塾の医学部合格実績★
京大医学部医学科4名(2022, 2016, 2014, 2013)
阪大医学部医学科4名(2023-3名、2014)
名大医学部医学科2名(2018, 2013)
慶応医学部医学科2名(2019, 2018)

 

高木繁美。「高木教育センター」塾長。
 名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験を7回受けて出題傾向を調査。英語81%、数学70%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。桑名市で指導中。I always do my best. 指導を希望される方は、HPをご覧ください。

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