腸の勉強がなぜ辛く感じる事があるのか


腸の勉強は悪い面にもガンガン焦点を当てる。

なぜかと言うと、今までのものの見方は、
私達はとにかく良い面を見るように教えられてきたから。


でも、本当にその人を救いたいなら、
この世界の事実を知らなくてはいけない。

悪い面も見なくては、それは事実を知っている事にならない。
というのが腸たちの考え。


だから、悪い面をとにかく見ていく勉強でもあるから、その部分で私はかなりしんどくなってしまった。

でも、勉強しながらもふとした時にいつも思うのは、
人間だって捨てたもんじゃ無いのではないか。
と言う考えがいつも私の中にあった。

勉強を進めていくうちに、私の考えは半分当たっていて、半分間違っている事が分かった。



一方では、人間は助け合ったり、信頼し合う事が出来る。

だけどもう一方では、裏切ったり、裏切られたりする。


途中、絶望して何もかもどうでもよくなってしまう感覚があった。

これに陥ると、腸の話さえ聞けなくなってしまって、私の中に何か間違いがあると思った。


人間の全ての面が悪いとか、自分の事が全部嫌い、だと思うと
何も進まなくなってしまったので、

そこで、信じる事にした。
信じて良い自分がいる事にして、
信じて良い他者がいる事にして、
でないと話が進まなくなってしまったから、


とりあえず、そうする事にした。


そしたら、また進み出した。


どちらも人間。良い面も、悪い面も。
これまでの教えが良い面ばかり見る事だったんだと気づいた。

悪い面もある、って分かってるのに
良い方、良い方ばかり見るように教えられてきた。



腸の言葉の中で、
「腸の教えを聞ける人たちはこれまで沢山傷ついてきた人。
だからこそ腸の話が聞ける。
だからこれから成長していける人たち」

という言葉がある。


腸たちはそういう人達を守るには、まず事実をちゃんと知ってもらわないと守れない。
そして、守るのは他ならぬ自分自身。

自分が自分を守る為に、
腸たちは人間の悪い面も沢山教えてくれてたし、
それは自分自身の事でもあるから、

そこにまずは気が付いてもらう為に
沢山の悪い面に焦点を当てる勉強があるんだと思う。



良い面を見る努力というのは、見方を変えると、

事実が隠されている。
事実を隠そうとしている。

という事。


私は光の勉強を頑張ってきた人間だったから、
事実をちゃんと見ないでここまで来ていた。


人間には悪い面もある事をちゃんと知っておかなくちゃ、
自分が傷付くばかりで、自分の事を守れないと分かった。


悪い面を見る事は辛い、と感じていたけど、
実際はただ単に事実を知っただけだった。


しかもそれはちゃんと前から自分でも気が付いていた事なのに、
知っていた事だったのに、

無理やり目をつむって知らないふりをし続けていただけだった。


やっぱり、原因はいつも自分にある。
本当はとうの昔から分かっていた。




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