からメシ 第167話 高木-takagi- 決着
朝、高木さんから電話が
「おはよう❤あ、な、た。ご飯にする?一緒にお風呂にする?それともわ・た・し❤?」
「うわああああああ!え、えっちな起こし方しないって言ったじゃん///大体こんなの誰かに聞かれたらさ!///」
「あははははは。朝から顔真っ赤にしてるんだろうね。西片。大丈夫だよ。廊下に出て誰もいないタイミングで電話したからさ。よく目が覚めたでしょ?」
「そうだけどさ。...大体しれっとお風呂も一緒にって入れてるし」
「それが私流だよ~。さ、支度して行こ!」
~~
3日目になってしまったが、電車で会場に行き、会場に入る。
早速朝から試合だ。
高木さん「すみれちゃん頑張って」
西片「鷹川さん頑張って」
すみれ「うん。」
後輩「頑張ってください」
六車「役満2回以上の点差やけど、昨日考えた対策やってけば昨日よりは連荘させずに済むからな。」
すみれ「行ってくる」
~~
ナレーター「解説は昨日に引き続き日本代表我らが全日本エース、神之浦萌氏です。」
神之浦「本当は3日目C卓の解説だったんだけどな。一度とっかかったの放り出すのもよくねーなって思ったのとあと...」
ナレーター「あと...?」
神之浦「臨時対局の担当の八道が、椋が小学生の時に三連続で負けて、しかもその後一度も勝ててなくてトラウマ化してんだよ。今朝、も、萌ちゃん変わって~とか抜かしてた。なんで今日のC卓は八道担当や。六車...あ、プロの方な。が従妹の作ったチームの試合見たがってたけどあいつ今欧州に遠征中なんよ。」
ナレーター「それ、全国放送でいっちゃっていいんでしょうかね……八道さん4年前すでにプロでしたよね」
神之浦「負けたやつが悪い。」
ナレーター「知りませんよ。もう。...しかし規格外ですね本当、椋千尋選手。」
~~
席決めと場決め
起家は椋さんから
東1局。丹羽さんが南家、加賀城さんが西家、私は北家だからラス親。
東場はすでに連続和了を最初から止めることは出来ない。ってこと?
牌を伏せたままにする。
すみれ(今9時3分か。9+3で12、左から12番目を切ろう)
~~
昨日の夜
六車「椋千尋はこちらの手牌を把握して溢れる牌を狙い撃ちしたり、こちらの手牌を高打点の待ち+不要牌と言う形にして捨てた不要牌から和了ったりする」
すみれ「ロン和了りの時は大体そのパターンか、その裏をかいたパターンが多いよね」
六車「裏をかくにしろ、選択しているのはこっちだからな。……加賀城が手牌全部危険牌にされたのも、当たり牌が分かる能力に頼った裏をかいた形や。
その証拠にすみれと丹羽は手牌が全部危険牌なんて少なくとも裸単騎やシャボ待ちでもなきゃ手牌全部危険牌なんてならなかったやろ」
すみれ「たしかに」
六車「あと、手牌全部危険牌を無限に続けたら楽に勝てるのにやっとらん。……やらないんじゃなく無限にはできないんやろな」
すみれ「なるほど」
六車「つまり……すごい方法だが……こちらの選択の余地がないランダム切り。これでかなり撹乱できる。配牌時と危ないと思った時。もちろんこっちの手がかなり遅くなるから普通に椋に和了られることも多いが...
23連続和了の東場と13連続和了の南場じゃ全然違かったやろ?次は3連続和了で止めたら全然痛くあらへんし、他家も真似したら止められる確率はかなり上がる」
すみれ「……すごい方法だけど……やってみる」
~~
椋「ツモ。海底撈月。500オール」
すみれ(和了られた。...でも海底まで追い込んだぞ。鳴いてなお海底までかかるならワンチャン流局で連続和了を止められるかも…)
~~
ナレーター「また始まってしまうのか連続和了!しかし、鷹川さん、奇怪な行動してましたね。配牌時伏せ牌ランダム捨て、なんて。不利にしかならないように思えますが」
神之浦「いや、とんでもない策士だよあれ。今回10連続も行かないと思うぞ」
ナレーター「そ、そうなんですか?」
~~
それからというもの、全体的に全員の手が遅くなる。とはいえ、私以外はランダム切りはやってなかったが、そのせいか私は一度も放銃せずに済んだ。
4本場からは加賀城さんもやるようになった。そして……
ナレーター「6本場も椋選手の和了り~!300300点!遂に椋選手300000点を突破したー!驚異的です!」
~~
東1局7本場
ドラ中
すみれ(加賀城さんが慌てふためいた顔してる。...椋さんのツモで手牌のどれかが危険牌になったんだ。今こそチャンスの時)
加賀城手牌
一七九23 4567②④南南 ツモ③
加賀城(一が危ない牌。今回ランダム捨てが聴いたのか1つしか危険牌にならなかったな。もちろん一は切らない)
捨て④
すみれ「チー!」④⑤⑥
椋手牌
二三四五六七八九55/②③④ ツモ6
九切り
加賀城
ツモ三
一七九234567②③南南
九切り
すみれ「チー」七八九
椋
ツモ八
二三四五六七八556/②③④
5切り
加賀城(今度は4と7が危険牌に……)
丹羽二捨て
加賀城(...鳴くかどうか...ただ、3色狙いにすると余剰牌で47が出るし...あれ...鷹川さん、私が椋さんの危険牌掴んだら急に鳴くように……もしかして)
加賀城「チー!」一二三
手牌
七234567②③南南/一二三
七捨て
すみれ「チー!」六七八
/④⑤⑥七八九六七八
すみれ(やっぱり。④捨ての時点でにらんでたけど一か1か①が危険牌だったから1の牌含む鳴き三色に変えたのか...もしくは……)
椋 發捨て
加賀城(椋さん。和了り牌引けてないってことは私が狙われてるんだよね……鷹川さんが気づいていたら……もしかしたら)
丹羽
1捨て
加賀城「チー」123
加賀城手牌
4567②③南南/一二三123
加賀城(聴牌維持するなら4か7切りだけど...4・7は椋さんの当たり牌。普通に考えたら1番切っちゃダメなやつだけど...4の方は特に危ない感じがする
つまりこれ……動きからして鷹川さんの当たり牌。それなら……!)
4捨て
椋「ロン!3600!」
二三四五六七八八56/②③④
すみれ「...それ私もロンなんだ。椋さん。頭ハネ。30符1翻で3600。」
4白白白/④⑤⑥七八九六七八
加賀城「はい。」
~~
ナレーター「鷹川選手、7本場で椋選手の連続和了を止めたー!」
神之浦「7本場で毎回止められてれば1回の連荘で16800~33600点の差に抑えられるから楽なんだがな。ただ、殆どの選手は早い段階どころか止められすらしないからな」
~~
東2局
親 丹羽
ドラ⑦
加賀城(高い手を組みつつ、できたら椋さんに直撃したいところ...だけどガードが硬すぎる。この人何が危険牌かとかも分かってるんじゃないの?私はそれだけで手一杯なのに)
加賀城(……引いてしまった。椋さんの当たり牌。でも親の時と違って回避不可能じゃないはず。というか……逆に逆手にとって直撃するヒントになるのでは?)
しかし
椋「聴牌」
加賀城「聴牌」
すみれ・丹羽「聴牌」
椋手牌
②②③③④④⑤⑤⑥⑥⑦⑦二
加賀城手牌
一二三三四四五六七八八八九
加賀城(全員聴牌...椋さん、高めで清一色タンピン二盃口ドラ2の数え役満の聴牌を崩して私への放銃回避してる)
丹羽(高目三倍満張ったけど和了れなかった。)
東2局
1本場
加賀城(なんとか椋さんから高い手直撃したい…じゃないととてもじゃないけど……)
椋「ツモ。2100・4100」
椋「昨日も言ったけど。親番でなくても和了れるしましてや大きい手や直撃狙って遅くなったらなおさらこっちが和了っちゃうよ?」
~~
東3局
親 加賀城
加賀城「ツモ。2000オール」
加賀城(確かに速攻連荘親で稼がないと椋さんに和了られるよね)
東3局1本場
椋「ツモ。600オール。……私以外が親の時は親に連荘させる気だったんだと思うけど。さすがにそんなスピードじゃ和了れちゃうよ?」
すみれ(場を回さないようにするつもりだったが。バレてたか)
続いて東4局はすみれの親の和了2000オール
東4局1本場は椋の600・1100の和了となった
~~
ナレーター「さあ、大将戦南入!いよいよ佳境です!子でも椋選手の和了りが多くなってきましたー。2位以下は順位が頻繁に入れ替わっておりますが、」
神之浦「点差が絶望的だからな。椋以外が親だと、どうしても親以外は場を回したくないし、親も椋から直撃や高い手、または過度に速攻意識しすぎるから相対的に椋の和了るチャンスが増えるんだろうな。しゃあないけど」
~~
そして南1局
椋千尋最後の親番
ドラ④
すみれ(まさかこんな早くチャンスが来るとは…)
椋さん対策でランダムに牌切った後(6捨て)
手牌を開くと
すみれ 手牌
149一三九⑥⑨東南西北白
すみれ(国士無双三向聴……10種10牌。多分配牌見ないでランダム切りしてなきゃ来なかった配牌。九種九牌で流せるからね)
すみれ(椋さんは九種九牌で流されると連続和了止まるだろうから国士狙える配牌は今まで誰にも来てなかったけど、配牌ランダム捨ての副次効果で九種九牌出来なくなればこう、国士無双狙いが見える手牌も来る)
椋「チー!」一二三
椋「チー!」789
椋「チー!」⑦⑧⑨
すみれ(早速しかけてきた…こっちの手がバラバラの時は椋さんも配牌向聴数が低いことが多い。国士無双狙える手は一般手からしたらバラバラだから)
6巡目 すみれ手牌
19一九九 ①⑨東南西 北北白 ツモ發
すみれ(これで九か北捨てたら国士無双聴牌だけど...明らかにチャンタの鳴きの椋さん。たぶんこの北と九が当たり牌になってる)
すみれ①捨て
椋手牌
九九北北/⑦⑧⑨一二三789
~~
ナレーター「鷹川選手、国士無双の聴牌を崩しましたー!結果的に椋選手への放銃を回避しましたがこれは」
神之浦「椋相手に国士無双狙いで、急に2牌だけ被ったらシャボ待ちの幺九牌狙い警戒するわ」
~~
すみれ(国士無双和了れなくても、流局で椋さんの親番を流せるだけでもこっちはでかい。明らかに九・北が安牌にならない限り切らないよ)
椋 九捨て
加賀城「ひっ……」
すみれ(加賀城さんの反応……椋さんが九捨てた途端怯えるような...椋さんの河に七は捨てられてないし、おそらく七が今の椋さんの当たり牌に変わった。……てことは次のツモで和了られる!?。)
丹羽 ④捨て
加賀城「ぽ、ポンです!」444
すみれ(これでひとまずずらせた……のかな?)
すみれ ツモ3
(とりあえず九が椋さんの現物だけど、北は今ならシャボ待ち解消されて雀頭になってるはずだから通るはず)
北捨て
椋 九捨て
すみれ(よし…通った)
すみれ
139一九九⑨東南西北白發 ツモ八
すみれ(八を切っ……いや、椋さんが九を二連続捨て、加賀城さんの表情を見ると七抱えたままで椋さんの当たり牌を持ってる様子は無い。九九から八九、八八と動いたということは今は八が当たり牌か)
すみれ(現物の九、はいつでも通るから...3から捨てよう)
3捨て
椋手牌
八八北北/⑦⑧⑨一二三789 ツモ6
すみれ(さてこっから…椋さんが聴牌してるけど、八も北も河にすでに1枚見え。国士見えてても安牌になるまで私はどっちも切らないから維持してる限り椋さんは和了れない。)
椋 6捨て
すみれ
19一八九 九⑨東南西 北白發 ツモ中
すみれ(八切りで聴牌だけど……安牌になるまで八は絶対切らない!)
九捨て
椋
八八北北/⑦⑧⑨一二三789 ツモ8
椋 北捨て
すみれ(これでテンパイは崩れたはず)
すみれ
19一八九 ⑨東南西北 白發中 ツモ8
すみれ(次順で8・八で打ち取る気かな?今ならどっちか捨てられるけど…)
すみれ8捨て
加賀城「チー!」678
6捨て
すみれ8ツモ
すみれ(手の進まない鳴き。椋さんが引くはずの牌が私に……やっぱり鳴かれなきゃ8が椋さんに入ったんだ……でもこのお陰で8は全部見えたようなもの。さっさと捨てよう)
すみれ8捨て
椋 9ツモ
八八8北/⑦⑧⑨一二三789
捨て北
すみれ(おそらく椋さんは三六の両面待ち。おそらくこのまま私がどちらか引くんだろうな。このままだと何も変わらない)
加賀城 七捨て
丹羽「ポン!」七七七
丹羽⑦捨て
加賀城「チー」⑦⑧⑨
すみれ(丹羽さんに椋さんが和了るはずだった七が入ってるのは分かってるし、いよいよ加賀城さん和了りも厳しいような鳴き。でも椋さんに入るはずだった牌が、椋さんでも加賀城さんでもなくこれで加賀城さんに。さっきのといいサポートしてくれてるのかな?)
そして
すみれ
19一八九 ⑨東南西北 白發中 ツモ①
八捨て
すみれ「リーチ!」
すみれ(大会ルールで国士無双13面待ちは現物以外はフリテンにならないから①九北以外からは出和了りもできる。)
~~
ナレーター「鷹川選手、今回の団体戦ではダブル役満となる国士無双13面待ち、聴牌してリーチです。しかし、なんでリーチを」
神之浦「もし和了れなくても、リー棒を椋に食わせれば連続和了を止められるからな。」
~~
そして数巡後
椋手牌 ツモ南
發中19/⑦⑧⑨一二三789
椋(ここまでか。…役満振り込むのなんて初めてだよ。ようやるっちゃな。)
1捨て
すみれ「ロン!国士無双十三面待ち!64000!」
椋「はい。」
~~
ナレーター「決まったー!ダブル役満!椋選手、親番で連続和了ならず!しかもダブル役満の振込だー!これで椋選手は308700点から244700点に、鷹川選手は33400点から97400点に急浮上だー!」
神之浦「椋に親番で連続和了させないのも、役満を椋が振り込むのも、公式戦どころか記録に残ってる練習試合含めても初なはず」
~~
高木さん「やった!すみれちゃん!すごい!」
六車「よくやった。これで親番にダブル役満もう一度ぶち込めれば逆転や。」
~~
しかしその後は、そう上手くは行かず
南2局は丹羽さんのおやっぱね6000オール炸裂
しかし1本場では椋さんが400・600の和了り
南3局は加賀城さんが親で4000オールで和了るも1本場では600・1100の和了りとなる
~~
ナレーター「さて、勝負はオーラス!泣いても笑ってもこの南4局が最後。親の鷹川選手が和了るか聴牌流局しない限りそれで終わりです!点差は絶望的ですが、鷹川選手は連荘し続けるかダブル役満直撃で逆転手となります」
~~
そしてオーラス
すみれは親番でまず4000オールの和了りとなる
当然連荘で1本場
ドラ七
配牌
137三九④東東南南西北白 ツモ西
九捨て
(どうするか...バラバラだけど字牌対子が3つ...かなり高い手狙えそうな配牌。字一色小四喜でダブル役満直撃でも狙ってみる?そう上手くいかないか)
ところが
丹羽西捨て
すみれ「ポン!」西西西
三捨て
加賀城南捨て
すみれ「ポン!」南南南
④捨て
すみれ(これで一翻役確定、このまま行けばホンイツもつくけど...どうするか。)
加賀城白捨て
椋「ポン!」白白白
すみれ(椋さんも一翻役確定。今回早そう)
すみれ 中ツモ
白捨て
137東東北中/南南南西西西
...そして数巡
椋「チー!」③④⑤
椋「チー!」七八九
すみれ(警戒したのか字牌が出にくくなった...そして、加賀城さんの反応から加賀城さんが椋さんの危険牌持ってる...から椋さんも聴牌...)
数巡後
すみれ
中345東東北/南南南西西西
加賀城 東捨て
すみれ「ポン!」東東東
すみれ (加賀城さんだから当たり牌ではないということでわざと出したのかな。ありがたい。
さて、どうするか。役牌2鳴き混一色は最低でも狙える。小四喜聴牌に取れる中捨てがベターなんだろうけど...役満直撃じゃこの局ではまくれない。3も4も椋さんの現物。次にこんなチャンスあるとは思えない字一色とのダブル役満狙う!)
すみれ 3捨て
椋手牌
中中北北/③④⑤七八九白白白 ツモ5
椋北切り
~~
ナレーター「鷹川選手!椋選手への振込を回避したー!」
神之浦「低目の小四喜で妥協してたら振り込んでたな。」
ナレーター「しかし鷹川選手、役満手が入ってきますね。神がかってます」
神之浦「前回は配牌ランダム捨てで、九種九牌で流せないから国士狙える配牌が来たのと、椋が引っ掛けようとして鷹川の手に対子2つ掴ませたり、と逆に手を進めたのがあだになった形
今回は丹羽と加賀城がわざと風牌鳴かせてんのがでかいな。特に加賀城は椋が聴牌後ここぞという場面で東出してるから確実」
~~
すみれ 北ツモ
すみれ(なんて運がいいんだ。北が重なった)
4捨て
5中北北/東東東南南南西西西
椋 北捨て
すみれ「ポン!」北北北
すみれ(大四喜聴牌。これで和了れば責任払いでツモでも椋さんの役満払い確定。中で和了れば字一色も着いてダブル役満!そうしたら逆転。もちろん中を捨て……あれ、この感じ、椋さんの親番の時と似てる...まさか......中も5も危険牌??)
すみれ 5捨て
椋「ロン!30符1翻で1000点」
5
中中55/③④⑤七八九白白白
すみれ(両方当たり牌だった...!)
~~
ナレーター「試合終了~!千里山女子の椋選手が235400点でトップになりましたー!続いて小豆島総合の鷹川選手!97400点!ダブル役満聴牌で和了れば責任払いで椋選手を逆転できたのですが...惜しかったですね。」
神之浦「いい選手だった。1位しか抜けられない1回戦なのが惜しいくらいだ。正直あの洞察力はトッププロでもやれるかもしれんな」
神之浦(高木ちゃんもそうだがこのチーム凄いわ。2人ともプロに欲しいくらい。しかし、小豆島は2人も、部長も3年なのが惜しいね。)
ナレーター「続いて3位は尼ヶ坂女子の丹羽選手38300点。4位は大生院女子の加賀城選手28900点です。」
神之浦「まず、椋相手に誰も飛んでないのが凄いんだよな。激戦区の北大阪大会も椋は全試合飛ばし終了だったのに。」
ナレーター「大将戦74局という壮絶長い試合を制したのは千里山女子の椋千尋選手!この1回戦最大の死の組を制したのは千里山女子高校となりましたー!」
第167話 カン
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