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足袋の端切れの旅

オーガニックコットンヘンプの生地を、弁柄や茜や藍錠や梅の枝で染める。

地下足袋を作るためには80cm×40cmの生地を2枚染める。
つっかけを作るためには70cm×35cmの生地を2枚。

そのうち、1枚は裏地、1枚は表地になる。

この生地を高砂産業さんに送る。
高砂産業で、この生地を裁断して、縫製して、足袋やつっかけに仕立て上げる。

で、生地の余りができるわけです。
この生地、捨てたら超もったいない。
この感覚、思考ではなく、完全に肌感覚ですね。
自分で染めたから湧いてくる感覚なのか、生地を染めたりアイロンしたりしている間に触れまくっているから感じる感覚なのか、わかりませんが。

ということで、高砂産業さんにお願いして、余った生地も引き取っています。
この生地、色々なことに活用してきました。
友人のまりちゃんに、お財布を作ってもらったり、カードケースを作ってもらったこともあります。
ヘンプは、電磁波カットの力も高いから、デザインや質感だけでなく、効能という意味でもvery goodです。

そして最近は、僕の書いた本を販売(発送)する時に、1冊につき1枚、この端切れをカットして作った栞(しおり)を入れることにしました。

本を読むたびに、アーシング。
ヘンプに触れたことがない方にも、手軽にヘンプを楽しんでもらえる。

ということで、こんな感じで、端切れをアイロンして、カットしてます。

どんな栞が届くかは、見てのお楽しみ。

冨貴工房と冨貴書房のコラボっすね。
ちなみに冨貴工房の地下足袋、つっかけを購入すると、もれなく端切れが付いてきます◎
この端切れを見ると「おお。こんな感じで裁断したのか」ということがよくわかります。
こちらもお楽しみに◎


お読みいただきどうもありがとうございます。