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5月19日(日)ほようカフェ@ハナヤ 〜人びとを救ったわかめの味噌汁と塩むすび編〜

ほようカフェ 
〜人びとを救ったわかめの味噌汁と塩むすび編〜

5月19日(日)
11時オープン / 16時クローズ

会場:ハナヤ(大阪市北区中津3-18-16)

「ほよう(保養)」とは、心身を休めたり、健康を高めるために行われる様々な活動のことをいいます。

ほようカフェは、主にチェルノブイリ原発事故の後に世界中で取り組まれてきた「ほよう(保養)活動」の中で取り入れられているような、心やからだを元気にする飲み物や食べものを楽しんで、ゆっくりすごせるカフェです。

「原発というキーワードが出てくると警戒してしまう。関心はあるけど、怒っているような口調で話をされると怖い。だからなんだか近寄れない」という声をよく聞きますが、ほようカフェは、ただほっこりお茶や食事をするだけの人もたくさん来場しています。
ただ飲食をするだけで、その収益が保養活動の支援になります。
食べて、飲んで、おしゃべりするだけで、保養活動のサポートになって、自分の心身もくつろげる。そんな場が、ほようカフェです。



ほようカフェでは「保養ってなんだろう」「どんな取り組みがおこなわれているんだろう」といったことに関連する各地から集まったパンフレットやブックレット、書籍なども取り揃えています。


保養キャンプの様子


◎会場
コモンスペース・ハナヤ
(大阪市北区中津3-18-16 / 阪急「中津」駅・御堂筋線「中津」駅より徒歩)

◎メニュー例
・心援隊カフェ(真菰茶、ハーブティ、オーガニック菓子など)
・冨貴工房(具だくさん養生みそ汁、煎り玄米おかゆ)

11時 開場

12:45〜13:15
投げ銭ミニライブの予定

13:30ごろ〜15:00ごろ
「人びとを救ったわかめの味噌汁と塩むすび」

お話:冨田貴史(海旅キャンプ、保養ラボ)

16時 閉場


ここで、長崎の聖サンフランシスコ病院の院長であった秋月辰一郎さんの言葉を紹介します。

「昭和20年8月9日の原子爆弾は長崎市内を大半灰燼にし、数万の人々を殺した。
爆心地より1.8キロメートルの私の病院は、死の灰の中に、廃墟として残った。
私と私の病院の仲間は、焼け出された患者を治療しながら働きつづけた。
私たちの病院は、長崎市の味噌・醤油の倉庫にもなっていた。
玄米と味噌は豊富であった。
さらにわかめもたさくさん保存していたのである。
その時私といっしょに、患者の救助、付近の人びとの治療に当たった従業員に、いわゆる原爆症が出ないのは、その原因の一つは「わかめの味噌汁」であったと私は確信している。
放射能の害を、わかめの味噌汁がどうして防ぐのか、そんな力が味噌汁にどうしてあるのか。
私は科学的にその力があると信じている。」

<ほようって?>
「保養(ほよう)」とは、おもに放射能などによる影響を軽減したり、心身を休めたり、健康のためにできることをしていく活動で、福島県内やその周辺の地域から遠方にでかけてゆっくりしてもらう活動は「転地療法」とも言われています。
以下のホームページで、わかりやすく説明されています(ほようかんさいHP)


お読みいただきどうもありがとうございます。