『えんとつ町のプペル』と子供について
キングコング西野さんの作品『えんとつ町のプペル』という作品。
その主題歌をカバーしてみよう！という企画に参加しました。
有難いことにウチの家庭の動画をシェアしてもらったので、ちょっと調子に乗って想ってることを綴ってみようかなと。
だいぶ長文となりますが心にゆとりのある方は目を通していただけると幸いです。
◎シェアしてもらったのはこの動画
『えんとつ町のプペル』っていうキングコング 西野亮廣さんが主体となって創った作品で今は絵本が発売されていて、今年の末に映画が公開されるのでこんな企画を立ち上げていたので子供達とやってみることになりました。
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企画意図についてはコチラを参照
↓↓↓↓↓
西野亮廣氏のブログ
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12564953567.html?fbclid=IwAR0mNfR1y5LCtDxBuThcM_FVL_a77hQIYQiviX6o6f4Ty44kKSNOo4o4Dt0
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動画を西野さんに送らせてもらったら、１秒後に６分間の動画を観てくれて、観終わった１秒後（たぶん）にご自身のSNSでシェアしてくださった。
これって凄いことだなって。
なぜかを説明すると。
今年に入ってオンラインサロンに入りました。
『2020年は何か始めよう！』という１００人中１００人が思うことを僕も当たり前に思っていて、前々から気になっていたキングコング西野さんのオンラインサロンへ。
サロン内の2018年1月1日から２年間分の記事を７時間くらい掛けて一気に全部読みましたが、もう圧巻でした。
頭の回転の早さと、実行に移す実行力が凄まじいなと。
マジで１秒も暇な時間なんて無い感じ。
そんな人が。
コッチの都合で一方的に送りつけた動画（ほぼホームビデオ）をご自身の活動の「手を止めて」確認してくれるってさ。
凄いことです。
プペルの絵本とかロザリーナさんの音源を聞いた娘が隣で口ずさんでいたので、たまたまブログの記事も見てたのでやってみることになりました。
ただ、この企画。
西野さんの時間を大幅に奪う企画です。
そして僕も西野氏とは比較になりませんがまぁまぁ忙しい（サラリーマンですが）なので動画を作る上で自分の中のルールを以下のように決めました。
◎動画作成ルール
①動画を観た人が「プペルの絵本・映画に触れたいな」という動画にする
②他の人と同じ内容にはしない
③1月20日 22時迄に完成させる
④動画作成に時間を奪われない
⑤子供達がやって良かったと思う内容にする
ルールを決めた背景を一つずつ書きます。
※ちなみにこの文章の目的は『⑤を書くこと』なので忙しい方は⑤へどうぞ
①について
僕が興味があるのは『ディズニーを超える』ことなので長期的に『目的』を考えた時、映画のヒットという手前の『目標』は当然避けて通れない。
動画はその布石であることが大前提。
言いたいことは西野さんに『僕』又は『子供』が褒めてもらいたくてやっているわけじゃなく（いや、褒めてもらいたいけども）、あくまで映画を勝たせるっていうのが大前提です。
だから、歌を通じてプペルの内容がわかる動画にしようかなと。
っていうか、そもそも絵本があるのでその絵をそのまま使っちゃって、自分の周りの人間（SNSで繋がりのある人＝僕の子供達を知っていて僕の子供達に興味があるけど西野さんの子供（絵本）を知らない人達)には絵本の内容に興味を持ってもらうような動画にしたいなと思いました。
②について
最初に挙げられていたカバー動画のクオリティがプロ並みの動画で同じ路線では全く太刀打ちができないのは明白だったので、その逆を行こうと思いました。
『すんごい低クオリティだけどなんか見ちゃう！』みたいなの。
プペルとルビッチの関係は楽しい中にも上手くいかないことに溢れています。
父親がいないことで働かざるを得ない環境とか、周りの大人や同級生の目など。
子供達が練習したり上手くいかないことをリアルタイムで映していったら面白いんじゃ無いかな？と。
そしてストーリー性を持ってもらうため（動画に映されていない部分を視聴している人に想像する余白）、パパが語り部となったほうがいいかなと思い、動画には登場しないようにしました（テロップ&声のみ）。
そのほうが子供達がフォーカスされて成長過程が際立つかなと。
他の方が日々投稿する動画を全部目を通していて、同じような内容のものが出てきても変更できるように別のパターンも何パターンか用意・準備してましたが、特に似通ったものがなかったので、今回のような形にしました。
③について
コレについては舞台『えんとつ町のプペル』の公演が始まる前日までに動画を出したかったからです。
舞台が始まれば西野さんは舞台の体験談やそれにまつわる内容を語り広めたいに決まっているので、動画シェアの時間が今迄以上には取られなくなるのは明白です。
個人的な動画なら別にそれでも構いませんが、『世界の人に見てもらったら？』と子供達に提案しておいて、それをモチベーションに頑張っている子供達に対し、パパの無計画な動画配信タイミングで悲しい思いをさせるわけにはいきません。
とか言いながら本当は18日の土曜に配信したかったのですが（土日で沢山の人に見てもらう予定だった）、パパの動画編集作業の能力の無さで1月20日となってしまいました。
（ごめんよ、、、）
④について
コレは単純で、他にも山のようにやりたいことがあるから。ただそれだけです。
割とアメーバと同じくらい単細胞なので、昨今の『AI』とか『ディープラーニング』とかっていう響きを聞いてカッコイイ！やりたい！って思い立ったはイイものの中学レベルの数学の知識もままならない僕が居ます。足りないなら勉強するしかない。
朝の4時30分に起きて約2時間数学を勉強して、出勤して、昼休憩は来月受験する国家資格の勉強に費やしています。なんとか定時迄に仕事を切り上げて、帰ってからも仕事とかその他諸々の勉強していると、30分位しか子供との時間を確保できません。（ただ、子供達に毎日10秒抱きしめる時間と寝る前のスペシャル全身マッサージは欠かさないようにしています）
凝った編集とかではなく、一貫性のあるアングルで固定して、できるだけ動画撮影中も仕事したり、簡単な動画の切り貼りで済むようにしました。
服装は普段着とか、寝巻きの姿で動画にすることで、着替えなどの時間の短縮と、服が異なる＝日付けが変わることを一瞬で視聴者が理解できるようにしました。
ちなみに子供達の立ち位置も敢えて変えています。
⑤について
コレを書くために今まで書いてきたのでもう少しだけお付き合いください。
僕の夢は子供を産み育てることでした。
有難いことに妻との間に子供が生まれ、こんな風に育ってくれたらイイなって思う理想の育ち方をしてくれています。多分コレはパパが未熟なせいで、子供達が気を使っているからだと思います。
子供達に僕の大きな夢の一つを叶えさせてもらったと思っています。
こういう書き方すると賛否あるかもしれませんが、僕のエゴで子供達がこの世の中に生まれてきたのかもしれないと考える時があります。というかいつもそう考えてる。
僕は子供達に幸せになってもらいたいです。
そしてその姿を見て僕も幸せになりたい。
そのためには『今見えている暗い未来』より、『明るい未来』を子供達に見せれたらなと思っています。
僕は2019年まで『今見えている暗い未来』を見えないフリをしていました。
いつか誰かが変えてくれると思っていて自分で何も行動していませんでした。
やったつもりで言い訳ばかりしていた。
子供達に対してああしろ、こうしろと叱ったりしてても、心の中では『どの口が言うんだ』と思うことが多くなってきました。
自分で『今見えている暗い未来』から逃げているくせに子供達に『明るい未来』を見て欲しいってのは自分が子供の頃に大人に感じていた矛盾と同じ気持ちを覚えます。
たかが動画の話で何を大げさなと思うかもわかりませんが（プペルのことを貶しているわけでは決してありません）、歌の練習を一生懸命頑張って、世界中でもっともっと頑張っている人を知って欲しかったのです。
というか本当は歌はどうでもよくて、歌を何不自由なく歌えている今の環境とか、世界では貧困で苦しんでいたりする人たちが沢山居るってことを知るきっかけを持って欲しかったんです。
今自分達がいる小さな世界より、もっともっと大きな世界があるって知ってもらいたかった。
動画を作ることでそんな世界を知って沢山悩んで沢山笑って『明るい未来』を少しでも感じてもらえたらなと。
うーん。
調子に乗って書いてはみたものの、オンラインサロンの西野さんのように上手く伝えられるような文章を書けていない自分が居るのでこの辺でやめにしとこう。
あれだけの文章を毎日投稿している西野さんの凄さを改めて実感しました。
取り留めのない長文失礼しました。
もしお付き合いくださった方がいれば感謝いたします。
ありがとうございました。
水谷 隆文
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