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奇想天外衝撃的展開だけが旅ではない ~Kindle出版に向けて~

2021年の宣言として、ひとつ、Kindle出版を掲げました。
僕の旅の経験は僕の大事な宝物です。

まずは昨年このnoteにもアップしていた「To Be Original ~アメリカ横断記~」をリメイクしたいと考えています。

2段目として台湾からタイまでの陸路を旅したアジアの記録を出版したいと思っています。
山岳民族を訪ねたこと、地雷村を訪ねたこと、ベトナムの詐欺集団を捕まえるべくおとり捜査をしたこと、などなど旅中の記録を綴ろうと思います。


これまで旅の記録は「誰かに購入して読んでもらう」という発想はなく、僕自身の記録として書いていました。(いろんな人にも読んで欲しいな、という下心はちょっぴりありましたよ…ちょっぴり♪)

何より、旅をしたからといって何かしら大きなことを成したわけでもないですし。
目を見張る出来事があったわけではもなく。
ただの大学生が旅しながら日常の出来事に真摯に向き合ったそんな日々の記録です。
小さな学びの記録です。
衝撃的な展開があるわけではないこの旅行記を、人様が楽しんでくれるか不安でもあったのです。

けれどエッセイを読んだり書いたりしていると、”何が起こったか”というそのインパクト性よりも、たとえ”何でもない日常の光景”だとしても動いた心情にこそエッセイらしさがあり、エッセイとしての魅力があるんだと思いました。
どこかしら共感できるからこそ近い距離感で読んでもらえるし、またその表現に心躍るんだと思うようになりました。

僕が憧れた植村直己さんの冒険記のようでもなく、石井光太さんのようなディープなルポでもなく、岩本悠さんのような若さ溢れる旅日記でもない。
けれど、小さな出来事にも真摯に向き合う旅には、普段の生活に戻った時にこそ活きる視点が養われると思うのです。

とはいえ、人様にちゃんと読んでもらえる文章にするために、読み物としての魅力をアップするべく、頑張ります。
年内に2冊!

どうかどうか応援の程よろしくお願いいたします。

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