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例えるなら


わたしが平たい花器
あなたが細長い花器だとして


自分を(自分の価値観を)主観として
無理に重ね合わせようとしてしまうと
どうもうまく噛み合わなくて
花器は欠けたり割れたりしてしまう



細長い花器もあるんだなぁ
平たい花器もあるんだねぇって

細長い花器は
愛の深さを教えてくれて

平たい花器は
愛の広さを教えてくれる


どちらも同じだけの量が入るとしても
形が違うというだけで気づきにくいこともある



そもそも素材もサイズも違うかもしれなくて

一輪挿しかもしれないし
花籠かもしれない


小さな花瓶が
公園で摘んだ野花を特別に魅せてくれたり

細くも丈夫だから
横に広がる重たい枝物も支えてくれたり

浅く平たいから
落ちた花びらも素敵に演出してくれる



入れているものは大きく見たら同じ

花や植物を受け入れる存在
美しく魅力を引き立てる存在

うつわという存在そのものも素敵な存在


惹かれ合い ぶつかり合うのも

そこが共通点だと
そこにどこかで気づいているから



だからね、みんなね、
ほんとうは大丈夫。大丈夫だよ。

無理に重ね合わせなくても
共通点が繋いでくれると思うんだ。

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