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コロナ禍のスーパーボウルは突っ込みどころ満載!

2021年2月7日の日曜日は、アメリカでは"Super Sunday"と言われる日で、何を隠そうアメリカで一番人気のスポーツであるアメリカンフットボールの頂上決戦"Super Bowl" が行われました。タンパ・ベイ・バッカニーアズ 対 カンザス・シティ・チーフスの対決。軍配はバッカニアーズに上がり、本拠地での初めてのスーパーボウル出場で優勝ということで湧きました。

そもそもSuper Ball じゃなくて、Super Bowl

日本人からすると、スーパーボールとスーパーボウルとで混同するところ。球技なんだからSuper Ball と思うのは自然なことですが、実はアメフトのスタジアムがすり鉢状になっていることから、正しくはSuper Bowl。報道されるときもこれを区別できるように、「ボール」ではなくて「ボウル」と記しているところがほとんどです。

コロナ禍の観戦は大変

アメリカの放送局NBCによると、住居を共にしていない人たちと一緒にスーパーボウルを観戦することを控えるようにとの呼びかけがなされているにも関わらず、28パーセントの人は住居を共にしていない親族や友人とスーパーボウルを観戦することにしているとのことです。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)もこのことに懸念を示していますが、日本と違って言うことを聞いてくれない人も多いことから、NBCは「妥協案」を示してそれら28パーセントの人が感染リスクを下げられるように様々な提案をしています。

NBCの示した妥協案

「テレビを外に持ち出す!」:屋内の観戦は感染リスクが高いので、テレビを外に持ち出してください。ケーブルが心配?大丈夫。今回はオンラインで無料で見れますから、ファイヤースティックなどをテレビに挿して見れば問題なし!

「それでもそれぞれがディバイスで見る」:それでも試合は極力それぞれのスマホやタブレットなどでソーシャルディスタンスを保ってみる。

「防寒対策もしっかりと!」:毛布や寝袋を持参して、ミノムシのようになって観戦しましょう!

「トイレに行くときも注意を」:トイレは屋内ですから、屋外からトイレに行くときの通路は1つだけに決める。トイレに入ったら、窓を開ける。寒くても我慢!(外から丸見えでも我慢?)

さあ、実際のところこの「妥協案」を当てはまて観戦した人はどれほどいたんでしょうか?


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