タカダノリコ
ミュージカル『四月は君の嘘』

ミュージカル『四月は君の嘘』

タカダノリコ

2022年6月26日(日)12時公演、オーバードホールにて富山公演千秋楽を観劇。
Wキャストは小関裕太、水田航生。

この作品を2.5次元作品と呼んでいいのかどうか少し悩む。
元の作品の雰囲気だろうか、アニメ原作漫画原作という雰囲気があまりしなかったからだ。
等しく二次元作品の舞台化を2.5作品というなら間違いなくそうだろう。
そして相変わらず原作・アニメとも未読未視聴。
だが、今回は2017年の舞台版を見てる。配信だけど。
その印象を引きずりながらの今回のミュージカルだ。

前情報として、井上芳雄さんがラジオでこのミュージカルの話をしていたのを聞いた。
リスナーからのメールから芳雄さん本人も観劇したらしくて、クラッシック音楽からミュージカルの楽曲への移り方が自然でよかったという話が出ていた。
クラッシックはよくわからないし、音楽全体的に良し悪しがわからないんだけど、ミュージカル作品として音楽は評判通りよかったと思う。
ミュージカルは好きなんだけど実は歌詞を聞き取るのが苦手。
集中して歌詞を拾うことがあまりうまくない。
でも、このミュージカルは音楽は耳になじむし、言葉はすんなり入ってくるし、歌だけどセリフを聞いているようだった。
出演者の言葉への向かい方に対する力量もあってのことだとは思う。
唯月ふうか以外のメインキャストは、歌そのものについてずば抜けた歌唱力があったとは正直言えない。
だが、トムこと水田航生や小関裕太はキャラクターとして成り立っていた。
トムは自分はイケメンで女性にもてるという自覚がある役を嫌味なく爽やかにやってのけた。
部活に対する熱さもしっかりと表現していて、サッカーの試合を表現するダンスシーンは見所の一つだ。
所詮、古のテニモンなので1stシーズンのキャストにはテンションが上がる。
歌が少々残念なのが本当に残念だ。ダンスシーンの見せ場があって本当に良かった。
小関くんは普段の公生の雰囲気がとてもよかった。歌も合っていた。
ただ、感情を爆発させる場面での歌唱がうまく表現できていなかったと感じた。
声がもっと前に出ていれば感情も乗ったのではないだろうか。
お芝居そのものはとてもよかったので、本当にもったいなかった。
別作品でも思ったんだけど、2.5(特にテニミュ)出身の俳優は原作ものの人物のとらえ方がうまい。
独特の方法がしみついてるんだろうなぁ。
生田さんは舞台版のかをり(すでにうろ覚え)とだいぶイメージが違った。
もっと振り回す系の女の子だと思ったんだけど、思ったより物分かりのいい女の子だった。
歌もきちんとしていて、もっと!何か!ちょうだい!!ってなる。
きれいすぎるのかなぁ。

メインキャストがわりとふんわりとした歌と雰囲気だったのに対して、アンサンブルがバシッと締めてくれた。
歌もダンスも迫力があって、作品としてメリハリがしっかりあった。
だから全体としてとてもいいものを見たという感動があった。
作品自体を見るかどうかちょっと悩んでいた。
でも見てよかった。とてもよかった。

行きの車の中で出演者は生田絵梨花と、小関裕太がなんとなくわかる程度の友人に出演者の説明をしていたんだけど、小関くんと言えばテニミュで6代目菊丸、7代目菊丸である推しのまりおの直近の先輩であり、Wキャストの木村達成はまりおと同じく7代目で同期だということをテンション上がってひとしきりしゃべっていた。
このミュージカルは舞台装置がシンプルで、立方体の骨組みの上で小関くん(と生田さん)がしゃぺっている場面があったんだけど、どうしてもコンテナにしか見えなかった。
本来は多分学校の屋上。
全国ナンバーワンとか言いそうだった。コンクール前だっただけに。
観劇前にしゃべったことに引っ張られるのはやめましょう。

次の博多座でラストを迎える出演者は、気持ちがそっちに行っているようで富山公演に対する言葉がなかったのがちょっと寂しかったな。
その後、ツイッターも富山ネタはなかったような…。
たつなりは前日に帰っちゃったんだろうか。
飛び入りで入ってこないかなーと思ったんだけど来ませんでした。

https://www.tohostage.com/kimiuso/

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