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バンコクはイタリアンもなかなかのレベル

 タイはフレンチや中華、そのほかたくさんの国の料理が楽しめ、特にバンコクは東京並みに食文化が豊かだと言える。先日、バンコクの和食は高いという話を書いた。フレンチなど欧州料理は東京も高いので、バンコクは逆に安いと思うかもしれない。和食店のように本場からシェフが来ていることが多く、ムチャクチャおいしい店が少なくない。日本人に馴染みのあるイタリアンも同様だ。以前、BTSアソーク駅前にあるシェラトン・グランデ・スクムビット内「ROSSIN’S」に行った。ボクの中では今一番おいしいイタリアンだ。

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 その後しばらく行っていないので今も同じ内装かどうかはわからないが、トスカーナ風に内装を仕立て、基本的にはイタリアから来たイタリアン人シェフを常駐させることがこの店の方針なのだとか。

 立地の関係からか日本人客も多いらしい。そのため、メニューも日本語版があったので、この点もポイントが高い。

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 本格イタリアンやフレンチは、こういったパンでさえもおいしい。こういう店に行き慣れていないボクみたいなのはついつい食べ過ぎてしまい、料理が運ばれてくるころには胃がパンでいっぱいになっていたりして。

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 あとはこういう生ハムのプレートもすごい。「生」とつくものに目がないので、ボクは生ハムも大好きだ。真ん中の白いのなんかは無知なのでマヨネーズかなにかかと思えば、チーズだなんて。もうこれひとつで十分満足できてしまう。

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 やっぱりパスタも素晴らしい。こういうのは上品すぎて、食べ方すらわからない。むしろ、殻とか取り除いて、もっと食べやすい方がよかったりして。

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 あとはイタリアンもやっぱり肉料理に尽きる。こんな形の肉料理なんて見たことがない。これにかぶりつけるなんて、この世の幸せの頂点である。

 ちなみにこのレストランはワインが他店と比較してかなり安いというのもセールスポイントだった。小売りとほとんど同じ値段らしいので、ワイン好きも必見の店なのだとか。ボク自身はワインだけは飲めないので、本当のところはどうなのかよくわからないけれども。

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 ホームページを確認すると今もちゃんと営業しているようだ。1996年に創業だそうで、バンコクでも老舗に入るのではないか。以前はタイ版料理の鉄人に出たイタリア人シェフがいたが、ウェブ上ではたぶんその方はもういない様子だ。でも、本場イタリアンのシェフはいるようなので、味の心配はないでしょう。

 このホテルは駅と連絡橋で直結なので、雨の日に濡れずに行ける点もメリットだ。アソーク近辺でイタリアンを食べたい場合はここをおすすめしたい。

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