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手洗い推奨の今なら【タイ土産】

 こんな時世になった今、手洗いが推奨されているわけだし、改めてこの土産が人気になるのではないかと。すでに人気なのだが、より注目されるのでは? そんな気がする。

 それは、石鹸だ。

 ハンドメイドだったり、天然素材がセールスポイントで、すでにいくつか人気ブランドがある。トップ画像のような本物の果物のような感じで、香りも本物と同じな上、価格も安いのも魅力だ。

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 こう見ると、サイズ感に本物と違和感があるものの、リアルではある。一番右はジャガイモかな。ジャガイモ石鹸の香りとかはちょっと想像つかないが。

 いくつかブランドがあるし種類にもよるが、どこもだいたい1個20~50バーツくらい、3~5個で100バーツというのが相場だ。それよりも安いと後発の怪しいブランドという印象だ。値段とブランド名は見ていないが、スワナプーム国際空港の免税店でも売っている。タイ、というか、東南アジアの免税店は高いという印象なので、市街地で買った方がいいのではないか。

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 人気ブランドはサイアム辺りに店があると聞いている。あとは、チャトチャック・ウィークエンドマーケットもおすすめだ。BTSモーチット駅から見たら市場の裏側にある「JJモール」の2階に人気店が2軒、店舗を構えている。そちらの方がわかりやすいかもしれない。

 こういった果物などを模した石鹸のほか、普通の四角い石鹸、アロマ用の道具なども売っている。手洗いがと冒頭で書いているが、実際的にこの果物石鹸は香りがかなりきついので、手洗いや身体を洗うにはきついかもしれない。上の画像を見てもらってもわかるように、石鹸に麻の紐がついているので、ブランド側としてもアロマなどに使ってもらおうと考えているのではなかろうか。

 ちなみに、タイでは元々タイ伝統医学の中でサムンプライ、すなわち香草が様々な場面で多く使われているので、これらを基にした石鹸も少なくない。サムンプライはトムヤムクンの出汁に使われる葉っぱとか諸々もそうだし、女性の美容スパのハーバルボールもそうだ。

 タイでは何年か前に中国伝統医学が認可されて大学や病院に学部や専門科ができたが、タイ伝統医学はそれこそ今の王朝が始まったときにワット・ポーに学校が置かれてから学問として認められているので、タイ国内においては歴史が長い。そこで培われた薬草の使用方法を用いて作られた石鹸も少なくない

 こういった石鹸はそれこそドラッグストア――バンコクならブーツ、ワトソン、ツルハドラッグ、マツモトキヨシなどのほか、ビッグCのスーパーなど、どこでも手に入る。量産品ではあるけれど品質はよく、値段もかなり安い。土産ものとしても、自分で使う用にもおすすめである。

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