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【タイ生活】常備しておきたい菓子

 日本も非常事態宣言に入るようで? ただ、タイと同じ(意味合いやそうなった事情はまったく違うが)、外出禁止令というわけではないので、食料を買い出しに行ったりする分にはなんら問題はないだろう。

 とはいえ、状況は刻一刻と変化しているので、食べるものに困ることもあろうから、せめて多少の非常食は入手しておきたいところだ。また、そうでなくても育ち盛りの子どもがいる世帯などは菓子類を常備しておきたいところでしょう。

 今回(タイの話になるが)、おすすめの常備用菓子をみつけたので情報を共有しておきたい。タイの大手スーパーの「Big-C」で売られている菓子だ。日本人ならみんな知っている「あの菓子」に似たものが安価に手に入るのだ。

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 その菓子とはこの「BITEE」のビスケットだ。出オチもいいところで、パッケージを見ればなんの菓子を真似たものか丸わかりであろう。

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 そう、ロッテ「コアラのマーチ」である。菓子の形自体も似ているし、構成もまったく同じと言っていい。ビスケット状の衣にチョコレートが入っている。

 味はほぼ同じだ。なにせ成分が同じなのだから。ただ、確実にコアラのマーチの方がおいしいと言える。というのは、ビスケットの部分がBITEEはかなり厚みがある。割ってみるとチョコレートの量もBITEEの方があるのだが、いかんせん、ビスケットが厚いので口に残る。喉が渇く残り方だ。

 コアラのマーチはチョコレートが少ないものの、衣と絶妙な量になっている。ビスケット部分が薄いので食感もパリパリカリカリといった感じで、口に残りにくい。

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 Big-Cの大型店は食料品売り場に菓子専門のエリアがある。そこのビスケット、クッキー関係辺りにこのBITEE棚がある

 このBITEEは検索しても、商品は引っかかってくるものの、企業情報がわからない。そのため、このコアラのマーチ似の菓子がパクリなのかオマージュなのかよくわからない。ただ、言えることは、種類が多いので、菓子類の企業としては決して小さくないということだ。

 ちなみに、画像の中央辺りにも写っているが、オレオに似た菓子もあったりする。どこまで類似品を狙っていくのか。さすがBITEE、ここまで来ると清々しい。

 さて、この商品のなにが魅力なのか。それは価格だ。味は若干本家に劣るものの決して悪いわけではない。今回は実際に両方買って同時に食べたために違いがわかったが、別々に買ってくればよほどの本家ファンでない限り違いがよくわからないのではないか。それくらいの差でしかない。

 そして、肝心の値段だが、本家コアラのマーチは20バーツBITEEは69バーツだ(今回はなぜか安売りで59バーツだった)。3倍以上するじゃないか、と思うかもしれないが、容量はBITEEが10倍もある。

 BITEEの容量は400グラムだ。あくまでも総量のようだけれども。コアラのマーチは37グラムだ。つまり、1バーツあたりの量が本家は約1.85グラム、BITEEは約5.80グラムだ。コストパフォーマンスは3倍くらいアップしていると見ていい。

 食べ盛りの子どもがいる世帯には絶対的におすすめである。

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