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EMSは問題なく届くようだ【日本→タイ】

 日本からタイにEMSを送ってもらった。実家から子どもたち(送り主本人からは孫)にチョコレートやインスタント麺などがときどき思い出したときに送られてくる。人間の行き来は困難な今だが、さすがに貨物は問題ないようである。

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 今回は1月19日に発送し、コンドミニアムには23日に到着している。うちは郵便受けに入らない荷物はすべてコンドミニアムの管理事務所に置かれる。しかも、うちは門の前までがバンコクで、敷地内がサムットプラカン県という、飛び地みたいになっているため、ときに郵便が遅いときがある。

 通常だと、埼玉県からバンコクに向けて月曜日にEMSを出せば、その週の木曜日には管理事務所から受け取ることができる。火曜日だとだいたい金曜到着が多いかな。要するに、通常時は日本の郵便局に出してから3日後にはタイの手元に届くイメージだ。

 今回は火曜日に出しているものの、管理事務所到着が土曜日の夕方。実際に受け取ったのが日曜日になる。つまり、郵便局に引き渡してから5日後だ。実質的に1日から2日ほど通常より時間がかかったことになる。

 タイの郵便局では2年くらい前からEMSの中身を入念にチェックするようになっている。伝票内のバリューは完全無視で、商品をわざわざ検索して正規料金を確認し、それに対して税金を課しているらしく。ここで引っかかるともっと時間がかかるし、郵便局に引き取りに行かなければならない。うちのエリアだと海軍士官学校の近くの郵便局なので、結構遠い。

 また、コロナの関係で、一時期はタイからEMSを送ることができなかったらしい。タイが鎖国状態になってからも海外からのEMSは入ってきていたが、タイからは出せないという話があった。いずれにしても、タイは数年前からEMSを送る際には窓口で身分証明書を出さないといけないことが多く(担当者によって違ったりする)、面倒。それがコロナでさらに煩雑になって、取り扱いをやめたのかと思っていた。

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 今回は記事用にいつもとどう違うかのウォッチをした。実家にはEMSを預けたらすぐにトラッキングナンバーを送ってもらった。幸い、タイ国内の通関で引っかからず、税金もかからなかったので、通常時と比較しやすくなった。

 結果わかったのは、通常より日数がかかったのは日本の通関の方だった。海外向けのEMSはいつもより遅くなると事前に郵便局からアナウンスはあった。おそらく乗せるための飛行機を待ったのだろう。便数が減っているので、貨物が多いのではないか。

 タイに到着してからは完全にいつも通り。なんら滞りも、日数的な違いもなく、順調に動いた。逆の場合、タイから日本にEMSをあまり送らないので、現状は時間的な差や、通常時との違いはわからない。

 それから、日本の郵便局では今年からなのか去年の半ばからなのか、EMSは手書き伝票を受け付けないそうである。アルファベットなどの解読不明によって返ってくるケースが増えたからなのだとか。

 でも、日本人が書くアルファベットや数字は教科書みたいにきれいだけどな。タイ人が書くアルファベットの方がクセが強すぎて読めないことが多い。タイ人の手書きの1と7はマジで読みにくいからね。タイに来たばかりのころは全然読めなかったくらい。

 そのため、送り主であるボクの母は「もうEMSは送れない。年寄に厳しい社会になった」と言っていた。じゃあ、今回はどうしたのかと訊くと、できないって言ったら「今回だけこちらでやります」って職員がやってくれたらしい。手書きの伝票をスキャンしたら、自動でアルファベットを読み込んで、伝票のフォーマットに印字されるらしい。母と職員で合っているかチェックして、OKと。

 じゃあ、次からそれでいいんじゃないの? 毎回、できないって言えばいいんでないかい? どうせ、年に1回か2回しか送ってこないんだから、職員も憶えてないでしょう。というか、そんなに便利な装置があるならそれでやればいいのにって思うのだが。

 ちなみに、銀行関係はなんら問題ないね。日本からタイへの海外送金、あるいはキャッシュカードの使用などはなんら滞りなくいつも通り。便利な世の中になったな。

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