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ベトナム行きたいベトナム行きたいベトナム行きたい

 終わりそうで終わらない今のこの騒動なので、海外好きの日本人はきっと「外国行きたい禁断症状」が出ているころではないだろうか。ボク自身も外国好き、特にベトナム好きなので、ベトナムに行きたくて行きたくてうずうずしている。ベトナムはかなり強硬な手段でウィルス蔓延を阻止しようとしているので、外国人の入国が厳しく制限されている。なんとか早いうちに規制緩和、あるいは解除になって、いつでもベトナムに行けるような状態になってほしい。

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 ベトナムのなにがいいかというと、やっぱり旅の魅力をすべて兼ね備えているからというのが大きい。ボクが求める旅の魅力はなによりも食事がおいしいこと、物価が安いことだ。その点では、食事は少しタイよりは高いが、全体的な物価は安い。体感的にはラオスより安いとボクは思っている。食事も高いとはいえ、タイより量が多いので、グラム単価に換算したら十分安い。

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 なによりもベトナムはビールが安い。ハノイやホイアン辺りなら生ビールの屋台があって、数十円から飲めるというのはかなり大きい。缶ビールをコンビニで買うとしても、コーラなどより少し高いくらい。飲食店でもタイではあり得ないほど安い。

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 銘柄が多いのもいい。最近、タイでも見られるようになってきたが、バドワイザーがあったり、ベトナム産のビールも銘柄が多い。

 飲める店も多い。なにせ安いので、どこでも気軽に入れるのはいい。上記の「ブブゼラ」もホーチミンやハノイにあるベトナム版フーターズっぽい店だが、生ビールの種類が多くて楽しめる。

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 ベトナムはストリートフードも魅力的だ。日本でも見かけるようになったサンドイッチのバインミーだとか、麺類やぶっかけ飯などいろいろあっていい。

 ボクはベトナムの中ではハノイが一番好きだ。ホーチミンはバンコクに似た部分があって、どうしても「バンコクなら・・・・・・」だとかいちいち比べてしまう。そういうのが面倒だと感じる。ハノイなら比べるものがないので、外国に来たという感じがしていい。

 たとえばラオスだとタイ語が普通に通じるし、相手のラオス語もなんとなく言っていることはわかる。ラオス語とタイ語は似ているのでわかりやすい。一方、ベトナムは言葉に関してはなんにもわからないので、そのあたりも外国という雰囲気が強く感じられて楽しい。なんか英語喋っちゃっている自分がかっこいいなとか、そんな感じで。

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 ただ、ハノイにもよくない点はある。たとえば、屋台で食べていても、隣の人が話しかけてくることはまずない。ハノイ旧市街の外国人とかが多い屋台街なんかは店員とか、ビールのキャンギャルが話しかけてくることがある。話しかけてくる子は結構英語ができるので、いろいろ話せていい。でも、それくらいだ。

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 ホーチミンは隣からガンガン声をかけてくるので、すぐに仲よくなれる。このあたりは南国的な陽気さがあっていい。上記の画像も何年か前に知り合った若者たちで、彼らはいつも同じ屋台で飲んでいるので、その後何年経ってもここに行って、一緒に飲んだりする友だちになった。

 いずれにしても、ベトナムには今そう簡単に行けない。労働許可証など長期滞在がすでに許可されている人でもなかなか入国できないらしいので、本当に厳しい。

 そういえば、今年7月からは再入国禁止期間も撤廃になるはずだった。これはどうなったのだろう。日本人はビザなしでベトナムに入国でき14日間滞在できる。しかし、出国から1ヶ月間は再入国ができない。たとえば、ボクみたいにタイからベトナム経由で日本に行く場合、空路のどちらかでストップオーバーをすると、もう片方ではできなかった。だから、少なくとも片道だけは経由地到着時間と次のフライトの時間を調整しないといけない。

 もしこの期限が撤廃になれば、往復の両方で入国できるのでベトナム航空などのチケットも取りやすい。タイ・ベトナム間は高いのに、ベトナム航空のタイ・ベトナム経由日本のチケットはLCCより安いから使いやすいのだ。

 ああ。とにかくなんでもいいからベトナムに行きたいな。フォーが食べたいな。屋台で生ビールを飲みたいな。ヤギの焼肉が食べたいな。全然言葉が通じなくて困ってみたいな。早くベトナムに行きたいな。

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