タイの救急救命事情【後編】
タイの救急救命に関する情報をここで紹介する。前回に続く、後編だ。公共の救急車が配備されたが、結局のところ課題解決には至っておらず、人口も増え、今以上に事件事故も増加すると考えると、しばらくは報徳堂のような慈善団体によるEMS活動が続くだろう。
EMSを支えるのはボランティア ナレントーンが配備されたとはいえ、いまだに民間慈善団体がタイのEMSを支えている。結局のところ、EMSに不可欠なのはマンパワーで、ナレントーンだけでは資金も人手も足りていない。そのため、慈善団体も協力