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歴史から学ぶ教訓と未来への展望、投資を行う者と、そうでない者に貧富の差は生まれるのか?


こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
株を持つ者と持たざる者の所得、貧富の格差は開く。
最近多くなったこの表現…本当でしょうか?

貧富の差について調べてみると、歴史上古今東西、多くの社会で問題となってきました。貧富の差が社会不安や国家の分裂を引き起こした例も少なくありません。少し調べてみました。
それではどうぞ!



歴史における貧富の差の影響の例

  • 古代ローマ帝国:貧富の差が拡大し、社会不安が増大した結果、帝国は分裂しました。

  • フランス革命:貧富の差が拡大し、貧困層の不満が高まった結果、革命が起こりました。

  • ロシア革命:貧富の差が拡大し、貧困層の不満が高まった結果、革命が起こりました。

これらの例から、貧富の差が国家の安定と繁栄にとって大きな脅威となることが分かります。一概には言えないのですが、庶民が貧すれば必ず富める者へ矛先が向かうことは十分にあり得るということです。

現代社会における貧富の差

現代社会においても、貧富の差は大きな課題となっています。
国際通貨基金(IMF)によると、世界の富裕層1%が世界の富の半分以上を所有していると言われています。

下記は2021年の記事ですが、もしかしたら今はもっと広がっているのかも知れません。

株を持つ者と持たざる者の格差

近年、投資の普及により、個人投資家は増えています。
しかし、投資に関する知識や経験を持つ人とそうでない人の間には、格差がいまだに存在します。
株を持つ者と持たざる者の貧富の差が今後広がるかどうかは、様々な要因によって左右されるため、一概に答えることはできません。

では株が差を広げる要因は何なのか?

株式市場の長期的な上昇
過去数十年間、世界の株式市場は長期的に上昇傾向にあります。この傾向が続くと、株を持っている人の資産は増加し、持たざる者の資産との差が拡大する可能性があるためです。

金利の低下が株高を推進する
金利が低下すると、預貯金の利回りが低くなり、投資の選択肢として株式への投資が魅力的になります。これは基本的な事です。
これにより、株を持っている人の資産は増加し、持たざる者の資産との差が拡大する可能性があります。

投資の知識や経験の格差
投資に関する知識や経験を持っている人は、そうでない人に比べて、より高いリターンを得られる可能性があります。
先に述べたような、金利と株価の関係を知らない人は多いと思います。

差を縮小する要因は?

投資の普及
近年、NISA制度の拡充などにより、投資がより身近なものになりつつあります。投資の普及により、持たざる者も資産形成の手段として投資を選択肢にできるようになり、差が縮小する可能性があります。

経済成長
経済成長により、国民全体の所得が向上し、持たざる者の資産も増加する可能性があります。

累進課税
累進課税制度により、富裕層からより多くの税金を徴収し、貧困層への再分配を行うことができますが、これはあくまでも一時的な政策でしょう。

まとめ

貧富の差は、歴史的に様々な形で社会に影響を与えてきました。現代社会においても、貧富の差は大きな課題となっていますしこれからも続く事でしょう。

この問題を解決するためには、政府、企業、個人それぞれが努力する必要がありますが、現実はそんな簡単にはいきません。
未来に向けて、より公平で持続可能な社会を実現できるよう、各自は目の前の現実を見つめることでしょう。

個人的には新NISAなどはすぐにでも始めるのがよろしいかと思います。
ただ、無理にとは言いません。貯蓄が多ければしなくてもいいでしょうし、やる気のない人に勧めることも推奨しません。

確かなのは、住んでいる国は、あなたのすべての人生において、最後までお尻を拭いてはくれないということです。
人生はどんな環境で生まれようが、時間は有限であるということです。


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