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SentinelOne (S) Q4 2024 Earnings Call Transcript

2024/03/13、$S(センチネルワン)のカンファレンスコールを要約します。経営側の発言に絞り込み要約しております。
出典、原文はモトリーフールです。

決算内容三大要素はクリアできませんでした。

売上高予想:1.69億ドルに対し1.74億ドルでした。
売上高成長率は前年同期比+38.1%でした。

EPS予想:-4¢に対し-2¢でした。

第1四半期の売上高
1.81億ドルに対し新ガイダンスは1.81億ドル
NONGAAP営業マージンガイダンスは-14%

2025年度の売上高予想
8.17億ドルに対し、新ガイダンス8.12~8.18億ドルが提示 →一応はミス

冒頭より


  1. 決算概要:

    • SentinelOneは全主要指標で四半期の予測を上回り、収益、粗利益、営業利益が好調だった。

    • 24年度は前年比47%の収益成長と営業利益率30パーセントポイント以上の改善を達成。

  2. 製品と市場動向:

    • Gartnerによりエンドポイント保護プラットフォームのリーダーと認定され、IDCからも高い評価を受けている。

    • SentinelOneのプラットフォームはデータ重心であり、セキュリティデータ全体にわたってAIベースのセキュリティを提供する。

  3. 成長戦略:

    • SentinelOneは引き続き新規顧客を獲得し、特に100万ドルを超えるARRを達成する顧客の数を増やしている。

    • エンドポイント以外のプラットフォームソリューションからの収益が増加しており、プラットフォームの多様性を示している。

  4. 収益性と財務目標:

    • 25年度末までにフリーキャッシュフローと営業利益のプラスを目標としている。

    • 24年度第4四半期の営業利益率はマイナス9%で、前年同期比26ポイントの改善を達成。

  5. イノベーションと技術:

    • SentinelOneはPingSafeとStrideを買収し、クラウドセキュリティとハイパーオートメーションを強化。

    • AIベースのセキュリティリーダーシップは、データとAIに焦点を当てたプラットフォームの基盤。

  6. マクロ経済環境への対応:

    • マクロ経済の不確実性と地政学的緊張が継続すると想定しており、コスト最適化を優先している。

    • 組織はコストと効率を重視し、この傾向は今後も続くと予想される。

質問回答パートに移る


  1. 変更の実施と戦略の継続:

    • 進行中の変更は、以前から順調にスタートし、同じ戦略の継続である。

    • 実行の改善と生産性の向上に注力し、プラットフォームの可能性を最大化している。

    • 1000億ドル超の市場機会に焦点を当て、異なる市場要素にアプローチしている。

  2. 営業部門の変動と成長予測:

    • 新しいCROの追加や戦略の変更による営業部門の変動は大きくないと予想。

    • データ指向の販売への移行を進め、市場投入方法に調整を加えているが、大きな混乱はないと考えている。

    • エンドポイント、データ、クラウドセキュリティの主要市場で進歩しており、新機能の導入を通じて市場への参入を計画している。

  3. 取引の規模、期間、完了率の変化:

    • 安定化を目指し、過去の傾向を継続している。

    • 顧客は購入サイズを適正化し、より予測可能な結果を求めている。

    • SentinelOne から得られる他のプラットフォームコンポーネントの価値を高めることに集中している。

  4. 成長と収益性に関するアプローチ:

    • 成長と収益性のトレードオフについて検討し、フリーキャッシュフローのプラス創出とプラスの営業利益を年末までに達成することを目標としている。

    • システムの改善とモデルの持続可能性を優先しており、可能な限り高い成長率を維持する意向である。

以上です。


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