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広瀬隆雄先生の格言:「隣人を憎みなさい」に隠された意味とは?

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
株式市場には多くの格言が存在し、それらは投資家にとって重要な教訓を伝えるものです。その中でも、じっちゃま事、広瀬隆雄先生がよく仰っている「隣人を憎みなさい」という格言は、表面的には物騒に聞こえるものの、実際には深い意味を持っていると考えます。

個人投資家の投機熱や、相場の楽観色濃くが出た時に私も冷静になれる大切言葉です。
この記事では、この格言の隠された意味について私なりに考察してみました。それではどうぞ!


隠された意味は何か?

感情のコントロールをしましょう

株式市場では感情的な判断が利益を損なうことが多いです。
特に、他人の成功に嫉妬し、その成功を追いかけることは冷静な判断を妨げます。
この格言は、感情をコントロールし、自分の投資判断や規律に厳格であれとともに、いつも市場に集中することの重要性を示しています。

投資戦略は百人いれば百通りあるはず

他人の投資行動に影響されず、自分の投資方針を貫くことが大切です。
私も以前は煽りや、SNSの過激な言葉、予期せぬインフルエンサーの言動に毎日右往左往して狼狽していました。でもそれは少しずつ抜けていきました。
他人の成功事例などに惑わされると、自分の投資戦略を見失います。

他人の成功や失敗にいちいち左右されず、自分の信念に基づいた投資を続けるべきだという教訓を含んでいると思います。

情報ノイズを排除

先にも言いましたが、株式市場では、多くの情報や噂が飛び交います。
他人の意見や市場の噂に過度に反応すると、冷静な判断ができなくなります。市場のノイズを排除し、信頼できる情報に基づいて投資判断を行う重要性を強調しています。

具体的な例

バブル期の教訓

1980年代後半の日本のバブル経済時代、多くの投資家が他人の成功を見て追随し、不動産や株式に投資を集中させた結果、バブル崩壊後に大きな損失を被りました。
この経験で二度と株や不動産投資に手を出さないと誓った方もいるはずです。でも中には察知して逃れた人も多いと聞きます。
この時代の教訓は、他人の成功に惑わされず、自分の将来のリスク管理をしっかり行うことの重要性です。
そもそも絶対儲かることが世の中ありません。あれば詐欺です。

ITバブルの崩壊

1990年代後半のITバブル期、米国でも多くの投資家が急成長するIT企業に投資し、他人の成功を追いかけました。
しかし、バブル崩壊後、多くの投資家が大きな損失を経験しました。
この例も、他人の投資行動に左右されず、自分の調査と分析に基づいた投資判断の重要性を示していると言えます。

まとめと感想

「隣人を憎みなさい」という格言は、他人の成功に他人と一緒になって嫉妬や落胆するのではなく、冷静に自己の投資戦略を貫くことの重要性を説いています。
他人の行動に惑わされず、自分の信念と分析に基づいて行動することで、長期的な成功を収めることができるのです。

仲良し組の投資で儲かるなら、私もとっくにそうしているでしょう。
しかし考えてみればそれが難しいことが個人投資家ならわかるはずです。

私はブログを出す一方、SNSでも投資戦略や個別銘柄に大きく言及しないのは、私と完全に同じ環境の人がいないと思っているからです。

今後も明確な言及はしないでしょうし、言及できるほどの投資家ではありません。

株式売買の時、PCやスマホのクリックは自分のみができる行為。
何か大きな購入や、会社立ち上げに署名する時は当然自分自身…
婚姻届の印鑑を押すときも自分。

自分は自分、他人は他人。
投資家において忘れてはならないことです。
広瀬さんの言葉はそのように教えてくれていると私は解釈しています。



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