1980年代バブルと2024年上昇の違い
皆様こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
2024年2月22日、日経平均株価は2024年2月21日、過去最高値を更新しました。34年ぶりの快挙に、市場は活気に満ちています。
でも、今回の株高は1980年代のバブル期と今回の上昇の雰囲気と比べると、いくつかの違いがあると思います。
欧米の記事でも、日本株の参入タイミングについて色々書かれています。
今回は、1980年代バブル相場と2024年上昇との違いを確認し、今後の展望について考察します。
投資家にとって、今回の日本の株価上昇はどのような意味を持つのでしょうか?ごく簡単に調べてみました。
それではどうぞ!
日本の経済状況
1980年代: 日本は好景気、金融緩和政策による過剰な投機熱があった
2024年: 欧米経済減速懸念、米中貿易摩擦、地政学的リスクは存在
企業業績は?
1980年代: 不動産価格高騰による一時的な利益も多かった
2024年: 慢性的な円安による輸出企業業績改善、欧米企業好調
株価水準は適正か?
1980年代: バブル崩壊後長期低迷を経てようやく当時の水準に並んだ。
2024年: バブル期水準更新したが、欧米市場と比べるとまだかなり低い
投資家の心理や環境
1980年代: 当時は楽観的な投機心理は間違いなくあった。
2024年: 流石にまだまだ慎重な見方が主流
金融政策は?
1980年代: 金融緩和政策
2024年: 金利上昇への懸念がある
中国への投資減少と日本への投資増加
近年、中国経済減速や米中貿易摩擦の影響により、中国への投資が明らかに減少、これは株価指数を見ても明らか。
一方、日本は円安による輸出企業業績改善や欧米企業好調により、投資先としての魅力が増加
今後の展望はどうか?
欧米経済状況、米中貿易摩擦、地政学的リスクの影響を受けやすい
投資家心理は慎重、企業業績改善や円安継続で更なる上昇も期待
まとめ
日経平均株価は史上最高値を更新したが、1980年代バブルとは異なる状況が少し調べても見えてくる。
経済状況や企業業績、株価水準、投資家心理、金融政策などが当時と異なる
中国への投資減少と日本への投資増加は事実である
今後の展望は欧米経済、米中貿易摩擦、地政学的リスクなどに左右されるかも
投資家は未だ慎重な判断が必要かもしれません。強気パズルの完成時期は上記の要員から見ても、まだまだピースが足りないように感じるのは私だけでしょうか?
日本経済のそして日経平均株価の正念場はこれからでしょう。始まったばかりです。
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