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日本の対外純資産、23年末は471兆円 円安で最高更新したことについて
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
2024/05/28にこのような記事が日経から出ましたので早速ですが確認してみたいと思います。
財務省は28日、日本の対外純資産が2023年末時点で471兆3061億円だったと発表した。22年末から12.2%増え、5年連続で過去最高を更新した。円安進行が外貨建て資産の円換算での評価額を押し上げた。
対外純資産は日本政府や国内の企業、個人が海外に保有する「対外資産」から、海外の投資家や企業からの投資や借り入れといった「対外負債」を差し引いたものを指す。日本は33年連続で世界最大の純債権国となった。
記事要約と今後日本はどうするのか考えてみます。
記事要約
・2023年末時点で日本の対外純資産は471兆3061億円となり、22年末から12.2%増加し、5年連続で過去最高を更新しました。
・円安進行が外貨建て資産の評価額を押し上げたことが主な要因です。
・対外資産の残高は22年末比で11.1%増の1488兆3425億円、対外負債の残高は10.6%増の1017兆364億円となりました。
主なポイント
対外純資産: 471兆3061億円(22年末から12.2%増加)
対外資産の残高: 1488兆3425億円(22年末比11.1%増)
対外負債の残高: 1017兆364億円(22年末比10.6%増)
円安の影響: 円安による外貨建て資産の評価額上昇
日本の純債権国としての地位: 33年連続で世界最大の純債権国
国・地域別の対外純資産
ドイツ: 454兆7666億円
中国: 412兆7032億円
香港: 253兆2509億円
米国: -2805兆2713億円(純債務国)
日本の方向性は?
日本の対外純資産が増加し続ける中で、以下の方向性が考えられると思います。
外貨建て資産の有効活用
円安が続く中で、外貨建て資産を有効に活用する戦略が求められます。外貨建て資産の評価額が高まる一方で、その運用利益を増加させることは当たり前でしょう。
海外投資の強化
日本企業が海外での事業展開をさらに強化することで、対外資産の増加を継続させる方針が期待されます。特に新興市場への投資やM&A活動を活発化させることが考えられます。ただし素晴らしい世界に誇る成長産業が日本にあればの話です。
リスク管理
外貨建て資産や負債のリスク管理を徹底する必要があります。為替リスクや地政学リスクを考慮し、分散投資やヘッジ戦略を講じることが重要です。
国内経済への還元
対外資産から得られる利益を国内経済に還元し、経済成長を促進する施策が求められます。特に、インフラ投資や新技術開発への資金投入が重要ですが、中々進まないのが今までの日本です。
最後に
日本の対外純資産の増加は、経済的な強みであり、これを活かして国内外の経済成長をバランスよく進めることができるのかが問われます。
私は正直今の日本の財務省では難しいと思います。皆様はどう思いますか?
あくまでも私的な意見のためご了承くださいませ。
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