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強気相場の波を捉える!押し目買いとは?

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
強気相場、またはブル相場とは、株価が長期間にわたって上昇している市場状況を指します。今まさにAIのブームと呼べる時期なのでしょう。

投資家は株価がさらに上昇することを期待しています。
その中で「押し目買い」という戦略は、多くの個人投資家も利益を最大化するために用います。
初心者にもわかりやすく、この押し目買いとは何なのかを解説します。
それではどうぞ!



押し目買いとは?

押し目買いとは、短期的な価格の下落を買い入れのチャンスと見て、株を購入する戦略のことを指します。強相場では、株価は基本的に上昇傾向にありますが、その途中で小さな調整や価格の下落が発生します。これらの下落を「押し目」と呼び、この時点で買いを入れることで、再び上昇したときに利益を出すことが目的です。
以下のリンクは岡三証券ですが、わかりやすい解説なので載せました。


2024/02/22の米国市場エヌビディアは典型的な押し目買いでした。
緑の線は25日移動平均線です。前日に大きな売りが出ているものの、25日移動平均線で反発し、翌日に凄い好決算で猛烈に買われた。

https://finance.yahoo.com/より


投資における押し目買いのメリットは?

  1. 価格の下落を利益のチャンスとして活用: 短期的な価格下落を恐れず、それを利益を上げる機会と捉えることができます。

  2. リスクの管理: 株価が下落した時点で購入するため、比較的低価格で株を手に入れることができ、リスクを抑えることが可能です。

  3. 長期的な視点: 強相場の中での一時的な下落を見極め、長期的な利益を目指します。

押し目買いは、上昇トレンド中の株価が一時的に下がったタイミングで買いを入れる投資手法です。押し目買いが成功すれば、上昇トレンドに乗じて利益を得られる可能性があります。

押し目買いのデメリットは?

一方特に投資初心者の方はデメリットを確認してください。

1. 押し目と見極めるのが難しい

押し目と見えた下げがそのまま下降トレンドに転換してしまう可能性もあります。そのため、押し目買いを行う際には、しっかりと分析する必要があります。毎期の決算はその中でもとても重要です。
実は、私も何度もやられています。

2. 損失がされに膨らむ可能性がある

押し目買いが失敗した場合、損失が膨らむ可能性があります。そのため、損切り注文を出すなど、リスク管理をしっかりと行うことが重要です。

3. 時間と手間がかかる

押し目買いを行うためには、株価チャートを分析したり、ニュースをチェックしたりするなど、時間と手間がかかります。正直面倒です。
初心者には中々難しいかもしれません。

4. 必ずしも成功するとは限らない

押し目買いは、成功するとは限りません。市場全体の動向や個々の銘柄の状況などによって変わります。

押し目買いのポイントは確認しておく事!

押し目買いが有効な相場の時期はどうかと言えば、以下の3つの条件を満たしている時かと思います。

1. 上昇トレンドであること

押し目買いは、上昇トレンドが続くと信じているときに有効な投資手法です。下降トレンドの中で押し目買いを行ってしまうと、そのまま損失が膨らんでしまう可能性があります。マルチプルエクスパンションもこれに当たるでしょう。

2. 出来高が伴っていること

押し目買いを行う際には、出来高が伴っていることも重要です。出来高が少ないと、押し目と見えた下げがそのまま下降トレンドに転換してしまう可能性が高くなります。

3. 指標が好転していること

押し目買いを行う際には、経済指標や企業業績などの指標が好転していることも確認しておきましょう。指標が悪化している場合は、上昇トレンドが続かない可能性が高くなります。

具体的な時期はあるのか?

1. 四半期決算発表後の好業績発表

企業が好業績を発表した場合、株価は上昇する可能性が高いです。
昨日2024/02/22のエヌビディアは正に押し目買いでした。
しかし、中には好業績発表後に一時的に下落することがあります。
しかしこの下落は押し目と見なして、押し目買いを行う場合もあります。
しっかりとした決算精査が必要です。
これ大事な事なのですが、勢いや、ムードだけで買うのは押し目ではありません。

2. 新製品が発表された時

企業が新製品を発表した場合、株価は上昇する可能性が高いです。しかし、新製品発表後に一時的に下落することがあります。この下落は押し目と見なして、押し目買いを行うこともあります。

3. 経済指標の改善

経済指標が改善した場合、株価は上昇する可能性が高いです。しかし、これも経済指標改善後に一時的に下落することがあります。
この下落は押し目と見なして、押し目買いを行う場合もあります。

まとめ


これまでの例は、あくまでも一般的な例であり、必ずしも成功するとは限りません。押し目買いを行う際には、個々の銘柄の状況や市場全体の動向などをしっかりと分析する必要があります。
なお、押し目買いを推奨するものではありません
投資する際は十分に勉強してにしてください。


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