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再会ミルフィーユ。

今日、ふと本屋に立ち寄ったら、15年ぶりぐらいの知人に偶然の再会。お互い2度見して「あれれ??」となった。認識した途端、タイムスリップしたかのように当時の温度感で会話が始まる。案外近くに住んでいて、きっとまたどこかで会いそうだねと言って別れた。これまでもどこかで会っていてもおかしくないけれど、今日っていうタイミングだったんだなーと思う。

昨年引っ越してから、コロナ禍で人に会うことも減り、いろんなことが真っ新になった。これからどうしていこうかと模索しながら、仕事や生活スタイルの見直しをしたりしていると、思いもよらない再会に遭遇することがものすごく増えた。何者でもなかった青春期を一緒に過ごした友人たちが一番多い。さらに遡って、四国の中学校と高専からの友人が長野に引っ越してくることになったり、長野に来たばかりの頃の友人から連絡が来たり。そこからまた繋がって、私がいまやっていることにも繋がって広がっていくことがなんだか嬉しい。友人たちも、面白いことを続けていたり、新しいことをやっている人たちが多くて、それも嬉しい。そしてまた一緒に何かできることがとても嬉しい。

類は友を呼ぶとはいうけれど、ちがう時間軸を過ごしていても、ジャンルが違っても、大切にしていることが似ていて、いつ再会してもすぐに当時の感覚に戻って「今」を共有できるんだなーと思う。多分、環境が違えば生きづらいくらい、感覚的に生きてきた私が私らしくいられるのは、どんな時代にも感覚を共有できる友人たちがいてくれたからなんだなーとつくづく思う。様々な時代の友人に重なるように再会してきて気づいたこと。忘れていた素朴な自分の感覚が戻ってきて、それに気づくことで自分の強みになっている今日この頃。歳を重ねるって深いんだなぁ。これからも楽しみだなぁ。

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