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全世界の移籍金の95%がヨーロッパのクラブによって支払われている|2021年・夏の移籍ウィンドウのサマリー

FIFAがこの夏の移籍ウィンドウでのいろいろな統計を発表していました。簡易版とはいえ、ウィンドウ閉じた直後にこういった情報を公開できるのはスピード感がすごいですよね…

ツイッターでも少し触れたのですが、色々読んでいたらおもしろかったのでnoteではもう少し詳しく日本語まとめ。全てプロ選手のお話です。

男子の移籍マーケット

移籍総数:7,748件 (2020年夏:7,771件)

※微減に見えますが、情報公開時点でまだ773件のペンディング中の案件があるらしく、昨夏は上回る見込みとのこと。

うち、移籍金が発生した移籍:1,199件(全体の約15%)

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移籍の種類

契約満了:58.6%
完全移籍:14.8%
レンタルバック:13.4%
レンタル:13.2%

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年齢別

移籍の数
<18歳:1.2%
18-23歳:43.9%
24-29歳:40.4%
30-35歳:13.8%
>35歳:0.7%
移籍金
<18歳:0.6%
18-23歳:58.0%
24-29歳:38.3%
30-35歳:2.3%
>35歳:0.8%

ここは詳細なブレイクダウン見てみる必要がありますが、移籍金が明らからに23歳以下の選手に対して使われる傾向にあることは見て取れます。

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移籍金

総額:37億USD(約4060億円)

大陸連盟別

UEFA
支出 35億USD(約3840億円)
収入 32億USD(約3500億円)

全体の約95%の移籍金がヨーロッパのクラブから支払われているとは…

ちなみに日本の所属するAFCはというと、

AFC
支出 8900万USD(約98億円)
収入 4100万USD(約45億円)

でこちらも赤字…中国や中東のクラブが支出を引き上げてるんですかね。

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女子の移籍マーケット

移籍総数:576件 (2020年夏:530件)

うち、移籍金が発生した移籍:31件(全体の約5%)

ちなみに、昨年は移籍金が発生した移籍は18件なんだそうです。

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移籍金総額

124万USD(約1億4000万円):前年比+51%

男子と比べると圧倒的に小規模ですが、コロナ禍の中でこの伸び率というのは女子サッカーの今後に期待したくなってしまいますね!

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