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JR全線完乗の旅/第17回/呉線/2016年2月28日

■福山駅/山陽本線115系

福山北お休み便。日曜日の朝早く福山北支店で荷卸しが終了したので、寝ずに2016年最初の乗り鉄&日帰り旅行に出発しました。今年もJR全線完乗を目指して頑張ります。

■糸崎駅/山陽本線227系

糸崎駅から三原駅まで、昨年広島地区にお目見えした最新鋭の227系に乗車しました。赤く塗られた転落防止幌から、Red Wingの愛称がつけられています。京阪神のお古が定番だった広島の電車が新しくなって、とても嬉しく思います。

三原駅の構内にある三原市観光案内所では、素敵な雛人形を展示。町ぐるみで『ひな祭り』のイベントがあるそうです。

■呉線(三原〜忠海)105系

忠海港からフェリーで大久野島に渡り、「大久野島毒ガス資料館」を見る計画を立てました。以前に瀬戸内海クルーズの添乗でその存在を知り、戦争の愚かな歴史を学びレポートするつもりでした。しかし、港は乗船待ちの長蛇の列で多くは外国人。はて?なんで毒ガスの島が…

多くのお客様と一緒に瀬戸内海の多島美を眺めながら12分間の船旅。本州と四国を結ぶ巨大な送電線の土台にもなっている、大久野島が近づいてきました。そして、上陸すると港の周りには無数のうさぎがウロウロ。

戦後の大久野島は国民休暇村として開発され、マスコット的な存在として野うさぎを保護。数百羽と増えたうさぎ達の愛らしい姿が、外国人観光客による動画サイトへの投稿で人気に火がつき、「うさぎ島」として海外を中心に評判になったそうです。

毒ガスの事をすっかり忘れてうさぎと戯れた後に、瀬戸内海を眺めながらのお昼。三原駅で購入した名物の「元祖たこめし」を食べました。

本来の目的地「大久野島毒ガス資料館」を訪問。昭和4年から終戦まで、帝国陸軍により秘密裏に毒ガスが製造されていました。その負の歴史を風化させないよう、地元の要望で建設されたそうです。

秘密の毒ガス製造という事で、地図から消されていた島が、うさぎ島として外国人の人気を博している事実。また、毒ガスの性能を測る動物実験の多くは、くしくもうさぎだったそうです。ただ、今島にいるうさぎはその生き残りではなく、戦後小学校で飼育されていたものが野生化したものと言われています。大久野島の歴史も、うさぎ達の運命も、時代が違えばこうも違うかと考えさせられる想定外の旅となりました。

■呉線(忠海〜広)105系

■呉線(広〜海田市)227系

《後日談》

帰宅して嫁さんに旅の顛末を話したら、とても興味があって写真集まで購入して行きたいと思っていた観光地だったと残念がります。数ヶ月後マイカーで彼女を島へご案内して、うさぎ達と再開した事は言うまでもありません。

呉線
(三原〜海田市)
87.0km

今回乗車 87.0km
【通算】 3606.3km

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島根県松江市在住の長距離トラック運転手です。仕事柄、週末が全国各地で休みになるので、そこを起点にJR全線完乗の旅を始めました。中学の頃、宮脇俊三氏の「時刻表2万キロ」を読んで、国鉄全線完乗に挑みましたが断念。50歳を機に再挑戦です。元旅行会社勤務なので、沿線の観光地も訪問します。
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