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25年前の僕からの手紙

卒業文集シリーズw 中学校の頃の卒業研究は、先生からも褒めてもらって、以来ずっと模範研究として後輩たちの手本となり続けたので実は結構自慢だったりする。
その一方で今日オープンにする小学校の卒業文集は、ビッグマウスが過ぎて黒歴史として封印してきた。でも、今日サイコさんと話をする中で僕のルーツ、哲学に強く関わっていることに気付かされたのでここに残して、いつでも振り返ることができるようにする。

きっとでているぼくの伝記

ぼくの夢は科学者になることだ。その夢は『科学者の目』や『アルバートアインシュタインの伝記』や『子供の科学』などの本によって確かになった。
今、ぼくが一番尊敬している科学者は、一番若くしてノーベル賞を受賞したアルバートアインシュタインです。アインシュタインの最も素晴らしい点は、それまでの科学者が考えていたことを「違う」と断言し、証明して、世界をふるわせたことです。しかし、悲しいことにアインシュタインはなんと原子爆弾を作ってしまったのです。それでも、アインシュタインは核廃絶を願い、戦争に反対していました。
ぼくがやりたい事は、アインシュタインの理論を使うと作ることの出来ない、タイムマシンを作ることです。そこで、ぼくは、アインシュタインの数々の功績を上回って、タイムマシンができるような理論をつくりたいのです。そして、いち早くノーベル賞受賞者の一人となってほかの数々の科学者と討論会をして、ぼくの理論が勝って欲しいです。
今、ぼくはSEA科学実験室という教室に通って、解ぼうしたりしています。そして外国の言葉を習って、日本でも世界でも役立つ人になりたいです。きっと100年後には『湯浅文貴の伝記』という本が出版されていることを願っています。

改めて書き下してみて・・・

ヤベェやついるな。ってのが素直な感想。
・アインシュタインを尊敬している
・理由は、他の科学者を否定して、自らの正しさを証明したから
・そんなアインシュタインを結構ディスってる。
・そしてそんなアインシュタインを超えたい。
オリジナリティを出して、世界を圧倒したい。そして、同時に世界に認められたい。
という、超わがままな夢を持ってるじゃん、ってことに気付かされた。ここに自分の行動の原点が詰まっているとは気付きもしなかった。一流の学校や一流の会社を選びながら(≠選ばれる)も、その中でオリジナリティのある研究室や事業領域を選ぶ様にしていた事の理由がここにあった。納得感しかない。

正直、つい1時間前までこの矛盾を抱えた自分を好きになれなかったのだけど、仕方ない。小学生の頃からそう考えていたのだから。そんな自分を好きになって一歩前に踏み出そうと思う。

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