マネーボールはプロとは何かを考えされられる映画だった。
野球球団のゼネラルマネージャーが独自の理論である「マネーボール理論」を推し進め、貧乏球団を常勝集団に生まれ変わらせていく過程を描く映画。
この映画はただのヒーローストーリーではなく
『圧倒的なプロ意識をもつこと』を教えてくれる良映画だと思う。
大学とプロは両立することはできないといわれ、スタンフォード大学の奨学生を断りプロの道に進むことを決意した主人公。
プロとしての生活は順調ではなかった。球団のGMになったあともワールドシリーズには優勝することはできなかった。
そんな主人公だが、プロとしてのこだわりは誰よりも強かった。劇中でも下記の言葉が特に胸に刺さった。
・大切なのは、本気でこれを信じているかだ。結果はともかく俺はやる。
・最後に勝たなければ意味がない。(20連勝をした後の言葉)
これ以外にも選手にクビを宣告する際に、感情はいらない。と同僚に言って放っている、また選手もクビに対して反論するわけでもなく、淡々と受入いている姿が印象的であった。
プロとしてのこだわりを全うしている主人公は現在でもワールドシリーズに挑戦中だ。
自分を心から信じ、成果を出すんだという強い気持ちはプロ意識からうまれてくるものだと強く感じた作品であった。
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