他人軸はやめい

お久しぶりです。
島も少し肌寒くなってきました。
これを見てくれている方は大学時代の仲間が多いと思いますので
僕の現状報告と島の生活について、そして今後について書きながら自分自身も整理されるのでお時間ある方はぜひ。

僕が沖永良部島に帰ってきて1年半が経とうとしています。
僕は町の役場の臨時職員として働いています。
仕事は何をしているかというと、
約10年前に6次産業化が流行った時にこの町にも導入された
島の桑の葉っぱを粉砕して青汁として売り出す事業の運営をしています。

ちなみにこれまでずっと赤字の事業です(笑)
今年度赤字脱却を目指しながらも、民営化(詳しく言うと民間委託)の話を進めています。
その2点が今年度で大きく進みそうということもあり発信しようと思いました。

シマ桑青汁のPRをすることはさらさらありません(笑)

僕は父が役場職員ということもあって身内や親戚、周りからは
「役場を受けなさい」と言われ続けています。今も。

なんで?と思う方に説明すると
「島の大企業は町役場、公務員」という昔からの
固定概念が凄く根付いています。

僕は人に自分の人生を決められるのが嫌。ということと
大学4年間で地方創生を学び、僕が出した答えは
地域は民間企業次第で大きく変わると考えます。
特に沖永良部は町の為に金や人を動かそうという企業が
多くはありません。

僕は民間というポジションで沖永良部を
盛り上げたいと考えています。
ここまでの話も簡潔に書いてきましたが、
正直一番の理由は、島で稼げる人を創出したいからです。
そのためには僕が稼がないといけないと思っています。

18~22歳の若者が就職先で何を決め手にしているのか
理由はそれぞれだと思いますが、島が大好きなはずの若者が
選択肢から沖永良部を外すのは「稼げない」が大きな理由だと考えます。
これは自分自身も感じた感情なのでほぼ間違いないです。

こういう思いのある子に限ってエネルギーや資格、夢を持っていると思います。そのような後輩たちのきっかけとなる人を目指しています。

昨日祖父にまた言われました。
「君は役場をうけないのかい?」と。
僕は聞きました。
「なぜそこまでお勧めするの?」
その答えは
「安定した収入と名誉がある」
とのことでした。
一理あるかもしれませんが、僕は笑っちゃいました。
この時代の話を理解できない人の声は自分に入れる必要がないと。

だから改めて祖父のおかげで燃えてきました。
有難う。

改めて僕は青汁を売ることがすべてではありません。
将来の夢は「職業」ではなく「夢や生き方」を
語れる男になりたいですし、そういう人材を増やしたいです。

ここまで読んでくださった方に伝えたい。
「他人軸」ではなく「自分軸」で生きていきましょう。
死んだら終わりなので棺桶まではある意味自己中で
走り続けましょう。

みんな疲れたら島に来てね
読んでくれてありがとう
おしまい

沖永良部島→福岡 北九州/体育会フットサル部#11/地域創生学群/海外留学/島魂