ちゅうおん2021の感想
まずは、無事開催されて良かったです。ちゅうおんやっぱいいライブだよ〜!自分は26日の第一部を観に行きました。
カバー曲予想は、チャットモンチー「シャングリラ」はメンバーが違った…。(カバーやらないと思ってた、新メンバーもカバーしてたね)後、THE FIRST TAKEの曲が来るって予想は当たったね(一曲も当たらなかったけど…)。
そして、ひなたのカバーはKing Gnu「白日」だったね。ひねりすぎて、常田大希の別プロジェクトmillennium parade & Belle「U」を予想してました笑(カバー予想答え合わせは、別に書いています)
1.LIFE feat.bird
ドラムの原治武さんとパーカスの鈴木ヨシローさんがまず登場。2人の最初のリズムで「まさか『LIFE feat.bird』か?」と思ってたら、そのまさかでした笑 はじめてちゅうおんが開催された2017年と同じ曲のカバー。そのときのバージョンの歌割りや、メンバーが一人ずつ(新メンバーは、これまでの6人の誰かと一緒に)登場しました。に基づいている感じも良かったです。
2.summer dejavu
続いて、2017年と同じ流れで大沢伸一作曲の曲で繋いでの「summer dejavu」は、ザ・ちゅうおんの流れでしたね。2017年のちゅうおんには行っていなかったので(まだ、ファミリーではなかった)、この流れをやってくれたのは嬉しい。
3.誘惑したいや
たむらぱん提供の「誘惑したいや」は、昨年に引き続きの披露。前年の6人での披露は、リリース時よりも大人な印象になりましたが、2021年はその要素もありつつも、リリース時の初々しさも混ざったような雰囲気なりました。
4.朝顔
高橋久美子作詞曲で、2018年にはちゅうおんver.で披露された楽曲を、今回は原曲に近いアレンジでした。連続で『FAMIEN'21 LP』収録曲。そんなこともあり、新メンバーも印象的に使われていて良かったです。
5.頑張ってる途中
レキシ・池田貴史提供の「頑張ってる途中」も新メンバーが多くパートが振られていました。まさに頑張ってる途中。振付も軽くやっていたのも、ちゅうおんとしては新鮮でした。ラスサビ前のりななんが歌ってたパート、7~6人時代はユニゾンで、りななんのパートって印象をより強めていただけに、ユノパートになったのが若干寂しかったですが、新メンバーに輝いてほしいなとも思います。
6.COLOR
続いては、一部と二部で曲が変更され、一部「COLOR」で、二部は「大人はわかってくれない」と、「誘惑したいや」に続き、いずれもたむらぱん提供。彼女の曲は、初々しいアイドルとの相性が良くて、新メンバー加入で重要性が増してきていますね。
7.あなたのダンスで騒がしい
続いても一部と二部で曲が変更され、一部「あなたのダンスで騒がしい」二部「トレンディガール」と共に川谷絵音提供。これまで、橋本しんさんが音楽監督を務めるバンドで、絵音提供曲が披露されることがなかったので、ようやく生で観れて嬉しかったです。
「あなたのダンスで騒がしい」は、キーボード良く弾けるよなぁと思いつつ、ホーン隊が映えてて、メンバーのクールな歌唱も素敵です。「トレンディガール」も、ストリングスが映えるんで待望でした(二部は観れてないけど…フジテレビtwoとCDに期待!)。
8.フユコイ
BiSH製作陣のSCRAMBLESが手がけている「フユコイ」は、これまた2019年大学芸会のちゅうおんコーナーとは異なる原曲に近いカバー。普通のアレンジも良きです。
9.イエローライト
早くも3曲目のたむらぱん提供曲の「イエローライト」は新メンバーと共に、初披露時に闘病中で休養していた安本彩花も初歌唱。この曲は自分も、気づいたらよく口づさむ曲になっていました。ちゅうおんのCDでようやく音源化されそうです。
ここからはソロカバーコーナー。今年はメドレーで、様々な楽曲が聴けました。
10.シャングリラ/小久保柚乃
はじめに、いきなり新メンバーの小久保柚乃が、チャットモンチーの「シャングリラ」を歌いました。作詞は、ちゅうおん2021では2曲目となる、チャットモンチーの元メンバーでもある高橋久美子が担当しています。
ユノは今後の成長も楽しみにしたいし、成長したらまた「シャングリラ」歌って欲しいなと思います。声の印象と楽曲が合っていたので、フルコーラスでまた聴いてみたいなぁ。
11.CITRUS/安本彩花
2番手は安本彩花で、Da-iCEの「CITRUS」。グループのメンバーには工藤大輝がいて、彼のレギュラーラジオにエビ中を出演させてもらったり、「I'll be here」を褒めてくれたり、なにかとエビ中に触れてくれますが、そんな彼も作詞に加わっています。
彩ちゃんが難度の高く高低差のあるキーの高い曲を歌いこなし、流石でした。しかも、キー一音上げてたみたいです。
12.真夜中のドア/STAY WITH ME/真山りか
3番手に真山りかで松原みき「真夜中のドア/STAY WITH ME」。世界的なシティポップブームで若い世代にも話題になった名曲は、真山のクールさを持つ歌声と相性ぴったりでした。
真山自身、シティポップが好きなので、シティポップのオシャレさをしっかり表現していたなと思います。エビ中にはあまりないタイプの楽曲で、リズムをややずらしたりしている点に注意していたようです。
13.ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ/風見和香
4番手は風見和香の原田知世「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」(松任谷由実提供)は彼女の声にピッタリでした。ノノカは歌声にさらに感情が乗っかる様になった時に、魅力的になる様に思えました。
14.黒毛和牛上塩タン焼き680円/小林歌穂
5番手小林歌穂は、大塚愛「黒毛和牛上塩タン焼き680円」をその個性ある柔らかな歌声で届けました。ここ1~2年で大人の女性らしさが出てきたぽーちゃんの、歌はじまりの出だしから引き込まれました。
15.GLAMOROUS SKY/星名美怜
6番手星名美怜はNANA Starring MIKA NAKASHIMA「GLAMOROUS SKY」(Hyde提供)を、アイドルらしく可愛くもありながら、カッコよく全身で表現しながら、ら堂々と歌い上げました。
16.深夜高速/桜木心菜
7番手は桜木心菜。まさかのフラワーカンパニーズ「深夜高速」。意外な割に、歌声との相性は良く、心菜も堂々と歌い上げていました。Twitterで、フラカン公式さんが触れていたのも驚きでした。
17.ナンダカンダ/中山莉子
8番手中山莉子は、それを上回る意外な曲、藤井隆「ナンダカンダ」(GAKU-MC作詞、浅倉大介作曲)を楽しく力強く歌い上げていながらも、しっかり可愛かったです。
18.白日/柏木ひなた
トリの柏木ひなたは、King Gnu「白日」。J-POPの中でも、屈指の歌唱高難度と言われるこの曲を、歌の上手いアイドルと評価されることも多い、超絶テクニシャンの彼女が、繊細さとパワフルさを持ち合わせて歌い上げました。
19.青い青い星の名前
再びエビ中の曲になり、「青い青い星の名前」は、ちゅうおん2021、3曲目の高橋久美子の作詞。こちらも『FAMIEN’21 LP』収録曲で、新メンバーもパートを割り振られていました。
バンドメンバー紹介では、今回は曲中ではなく、紹介単独でした。ストリングスカルテッドは、紹介時に「Plink, Plank, Plunk」(Leroy Anderson)(26日・一部)を披露していました。ここも素晴らしく、メンバーが手を上げるのを煽っているのも良かったです。(ここ、CDに入っていないのね涙)
20.自由へ道連れ
ここで三度一部と二部で別の曲になり、一部が椎名林檎トリビュートでカバーし、エビ中のバンドセットでも定番の「自由へ道連れ」。ソロパートのリレーで、新メンバーは歌割に入っていなかったけど、新メンバー含め、初披露時の様なわちゃわちゃした雰囲気は良かったです。
観れなかった二部は、石井竜也が提供した、最近ではめったにライブで披露されない「中人DANCE MUSIC」。(これも生で観たかった!)
21.なないろ -From THE FIRST TAKE
ここから、しっとり歌い上げるパートになり、7月16日にTHE FIRST TAKEにて公開されたレキシ・池田貴史(本日2曲目)提供「なないろ -From THE FIRST TAKE」を、動画と同じ橋本しんが、更なるアレンジを加えたピアノの伴奏と共に、6人時代からパート割は変えなかったものの、ユニゾンパートは9人で歌唱しました。ピアノのみの伴奏で、エビ中が歌唱したあの動画のパフォーマンスを生で観ることができて嬉しかったです。
22.約束
しっとりパート2曲目は、元ももクロの有安がももクロ加入前に所属したPOWER AGEのカバーでありつつ、エビ中の楽曲という印象も強い「約束」でした。2018年のちゅうおんでも披露された楽曲であり、演奏も大きくは変わらないアレンジでした。
23.蛍の光
しっとりパート3曲目は、クリープハイプ・尾崎世界観提供の「蛍の光」は全員ユニゾンの原曲とは違い、ソロパートを繋いで歌い、アレンジもクリープのセルフカバーの方のテイストで披露されました。
24.イヤフォン・ライオット
最後は、作詞児玉雨子、作曲杉山勝彦、編曲野村陽一郎と、エビ中楽曲のこれまでと新しいエビ中像を融合する様な制作陣で完成させた、9人での初の楽曲「イヤフォン・ライオット」を楽しく歌って大円団。開催出来なかった2021年のファミえん曲を、ようやく9人での初ライブでパフォーマンスしました。
新メンバー加入後初のワンマンで、9人が揃ったはじめてのライブ(ひなたが休養に入ったので、その後しばらくは揃わない)という、とても重要なライブにふさわしいセトリ・パフォーマンスでした。
ダンスがないライブとしつつも、みんなで楽しめる軽い振り付けがあったので、普段ではできないライブを楽しめました。
新メンバーと、それまでの6人との間では、歌唱力に大きな差がある様にも感じた反面、新メンバーの3人に対しての伸び代も感じました。
また、歌唱した楽曲のソングライターを見てみると、たむらぱん提供曲と、高橋久美子曲(カバー含む)が3曲、池田貴史提供曲と大沢伸一曲が2曲と、彼ら彼女らエビ中にとっての重要作家だと再認識します。
(提供とカバーも含めて)椎名林檎、川谷絵音、常田大希、尾崎世界観、Hydeという邦ロックの代表的ソングライターもいて、シティポップやダンスユニット、芸人の楽曲等、ジャンル・世代も多彩で、今まで以上にちゅうおんで披露される楽曲の幅がより広がっていました。エビ中って、J-POPの中心かもしれないと再認識しました。
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