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エビ中のSpotifyの合計再生回数ランキングを作ったので、ランキング発表してみる

 ただ今、エクセルを勉強しておりまして、趣味に関連づけると楽しめるなと、エビ中全曲のSpotifyの再生回数を打ち込んで、同じ曲の別ver.を全て合算したランキング(エクセルの機能・数式を使いたいので、合算したランキングにしています。)を作成しました。

 「エビ中にもっと売れてほしい」ってファミリー(ファン)の多くの人は思っています。ただ、「売れる」方向性とか基準って人それぞれ違う訳で、大きな会場でライブできるほどの観客動員数とか、多くの人に代表作が知られるようになるとか、音楽番組や紅白に出るとか、本当は様々なんじゃないかなと思います。

 自分の基準は「ファンじゃない人にもサブスクで多く再生してもらえること」です。なので、Spotifyにある再生回数は重視したいなと思ってまして、今回ランキングを作成してみました。

 なおランキングや数値についての注意点は以下のとおりになっています。

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ではカウントダウンTV的な感じでこの後は読んで下さい。(クルクル回って)カウントダウン!


20位 シングルTONEでお願い

 山下達郎風「U.S.A」で話題にもなったシティポップ芸人のポセイドン・石川の提供。ポセイドンは山下達郎風カバーのみでなくシティポップやジャズの影響も受けるオリジナル楽曲をユーモアさやオシャレさがあり魅力的な作風です。

 「山下達郎さんに依頼したと思って依頼してます」という無茶ぶりな依頼を受け制作された楽曲を、竹内まりやになりきって歌ったエビ中はそれまでになかったようなしっとりとした大人な歌詞をしています。ポセイドンのコーラスも良いし、シティポップさの強まったセルフカバーも注目。Spotifyのシティポップのプレイリストにも入っています。


19位 イヤフォン・ライオット

 新メンバー転入後、初リリースとなった、コロナ禍の不満を元気に吹き飛ばすような楽曲。

 作詞はハロプロ楽曲を多く手がけ、エビ中へもここ3年提供している児玉雨子。編曲は、坂道も手がけ、エビ中へは2018年以降多くの編曲を行う野村陽一郎。作曲はメジャーデビュー曲「仮契約のシンデレラ」以降、多く提供を行いながら、2016年以来久々の提供となった杉山勝彦

 メンバーも作家陣も、これまでとこれからの融合のような楽曲。新体制への期待の高さがこの曲の再生回数へも表れているように思います。個人的にはラップ部分の桜木心菜の部分に今後のエビ中の可能性を感じました。


18位 Family Complex

 岡崎体育提供。岡崎体育の「Stamp」を元ネタにしたコミカルなエレクトロ部分と、泣かせるような展開になっていくバンドサウンド部分の2曲を一つにまとめたような楽曲です。バンドサウンド部分は野村陽一郎の編曲です。

 終盤には、メンバーの名前が登場する部分があり、新メンバー転入で以後の動向が注目されていましたが、2021年大学芸会にて新メンバーの名前が反映された楽曲になりました。


17位 オメカシ・フィーバー

 児玉雨子が初めてエビ中を手掛けたのが「オメカシ・フィーバー」。中山莉子がフィーチャーされた。アゲナンバーです。

 「ナナナ ナナナ」から始まる楽曲は、終始振り付けも楽しく、テレビ番組「キョコロヒー」の振付師TAKAHIROが解説するコーナーでも取り上げられました。


16位 あなたのダンスで騒がしい

 5つのバンドに所属、プロデュースプロジェクトも複数持ちながら、2021年には、MISIA、郷ひろみ、関ジャニら楽曲提供作品も充実するなど、多作で知られる川谷絵音提供。エビ中が主演していたドラマで挿入歌となっていた曲です。イントロのピアノフレーズは「私以外私じゃないの」の出たしのサビ後のフレーズも彷彿とさせます。

 魅力的な楽曲全体にクールさもありながら振付に楽しさも感じます。Emma Hazy Minamiのカバーもあります。


15位 星の数え方

 ももクロやヒプマイへの提供でも知られるinvisible mannersが作詞作曲、編曲にはOvallやソロで活動する関口シンゴが参加しています。

 定評があるエビ中の歌唱力を存分に引き出した楽曲です。↓こちらのちゅうおん2020ではボサノヴァ調アレンジで披露されています。

 

14位 ちがうの

 シンガーソングライタービッケブランカの提供作品で、アルバム『playlist』のオープニングナンバーでありながら、別れを描き「バイバイ」と歌う楽曲です。

 「ちがうの NO!」というアイドルらしさも見せます。

 

13位 ハイタテキ!

 ここで、初めて8人時代の楽曲がランクイン!元JUDY AND MARYのギタリスト・TAKUYAらが提供した楽曲です。

 ベートーヴェンの「第九」の引用、TAKUYAのギタープレイ、歯痛的と排他的を引っ掛けた歌詞、中山莉子の「惚れた!」、可愛らしいMVなど、様々な視点で聴いても見どころが多い楽曲です。


12位 HOT UP!!!

 TOTALFATメンバーが楽曲提供と演奏を担当したのが、「HOT UP!!!」。2017年に提供された楽曲は、当時の状況を受けて制作されたメッセージ性が良いです。

 サビでのメンバーの二人がメロとハモを歌う場面も見どころ聴きどころです。


11位 トレンディガール

 こちらも川谷絵音提供。こちらがエビ中主演ドラマの主題歌です。ゾクっとするイントロから、クールさを保ちながら、サビへの流れは、新たなエビ中像を提示して、収録されたアルバム『playlist』につながる楽曲でした。

 2番では1番とは違うメロになる点、演奏の細かいところまで聴きどころがあります。多作の絵音の一作一作へのこだわりも見えます。

 Spotifyには、川谷絵音が手がけた楽曲のプレイリストがあり、「トレンディガール」「あなたのダンスで騒がしい」の2曲が収録されています。


10位 紅の詩 

 こちらも元ジュリマリTAKUYAの提供。歌詞等にジブリ映画「紅の豚」やSex Pistolsの「Anarchy in the UK」が元ネタになった部分が見えつつ、2017年当時のエビ中の状況も反映された歌詞が素晴らしい。

 ライブでも多く披露されています。


9位 なないろ

 メジャーデビュー時から、3年間番組で共演する関係だったレキシ・池田貴史の提供。松野莉奈の死を受けて、起きたことは忘れないけど前を向いた曲をと作り上げた曲です。

 愛にあふれたMVも話題となりました。

 2021年、THE FIRST TAKEに出演した際にも「なないろ」を歌唱しました。


8位 YELL

 2017年に出演していたラジオ番組「リアル頑張ってる途中」の当時スポンサーを行っていた立命館大学とエビ中の応援ソングとして制作され、ライブでもみんながフリコピする振付は、立命館大学卒業生・杉谷が代表を務める振付師ユニット振付稼業air:manが担当しました。(過去にもエビ中楽曲を担当。)以下のMVも立命館大学のキャンパスで撮影されました。

 ライブでも多くで披露されています。


7位 感情電車

 8人が歌うCMタイアップ曲としてたむらぱんによって制作されたものの、松野の死があり、歌詞を一部変更、MVもそのことを受けた内容となっています。

 小林歌穂がフィーチャーメンバーを担当し、柔らかな歌声も魅力です。柔らかさ、楽しさ、切なさ…あらゆる感情が同居している楽曲だと思います。


6位 ジャンプ

 石崎ひゅーいが楽曲提供し、石崎ファンの安本彩花がフィーチャーされた楽曲です。石崎がエビ中のイメージが「戦ってる」であったことを反映して楽曲が作られました。安本の「今だ!」も印象的です。

 しかし、安本は2019年の下半期に休養に入ったため、MVや初披露となった2019年大学芸会には参加していません。

 安本は2020年には無観客ライブでグループで披露したり、ソロライブでアカペラで披露するものの、2020年10月に悪性リンパ腫の治療のため再び休養に入りました。THE FIRST TAKEが復帰の場となりましたが、ようやく安本を含めたメンバーと石崎ひゅーいのギター伴奏で歌唱しました。

 また、石崎ひゅーいにセルフカバーもされました。


5位 愛のレンタル

 マカロニえんぴつはっとりが提供したのが、「愛のレンタル」です。早いタイミングでマカロニえんぴつがセルフカバーしたこともあり、再生回数も高いようです。

 同じ歌詞ながら、アイドルっぽさが出る原曲と、どうしようもない男感がでるセルフカバーの対比は、考察の記事も見かけるほどです。2021年後半から、飛ぶ鳥を落とす勢いになっているマカロニえんぴつと共に、この曲もより注目されてほしいですね。


4位 シンガロン・シンガソン

 Mrs.GREEN APPLEや、最近ではソロで活動する大森元貴の楽曲提供で、制作時、大森は知らなかったものの、結果的には、グループを離れる廣田あいかの転校(脱退)のメッセージの様に感じる楽曲となり、MVも廣田の世界観という印象です。

 廣田あいかの転校ライブ時、最後のアンコールでも披露されるなど、廣田あいかの楽曲の印象が強かったものの、廣田転校の翌日に開催された6人体制最初のライブとなった「ebichu pride」の1曲目に披露され、6人の曲と印象付け、その後も頻繁に披露されています。


3位 自由へ道連れ

 椎名林檎が2012年にリリースした「自由へ道連れ」。2018年に椎名林檎のトリビュートアルバム『アダムとイヴの林檎』がリリースされた際、エビ中もオファーを受け参加し、カバーした楽曲です。

 初披露された動画も話題となり、以後、ライブでも頻繁に披露される楽曲となりました。


2位 仮契約のシンデレラ

 ここにきて、旧9人時代の楽曲がランクイン。エビ中のメジャーデビューシングルで、杉山勝彦が手掛けた楽曲です。「エリーゼのために」の引用、三拍子が出てくる場面、アルバムではイントロが長いLong ver.となる点等音楽的にも面白い点も多いですね。

 また、エビ中自体が、レコード会社と「仮契約」なことをネタにした点、それがファンとの関係性にも捉えられる点も面白いですね。

 さらには、2020年には、「推しを想う女の子」という新たな解釈でTik Tokで注目されるなど、歌詞の奥行きの深さを近年になって改めて感じさせる楽曲です。


1位 Liar Mask/真山りか

 再生回数で圧倒的な一位となったのは、真山りかのソロシングル「Liar Mask」です。テレビアニメ「アカメが斬る!」のテーマ曲に起用され、海外からも注目されている影響で、再生回数も伸びていると思われます。

 2022年のソロライブでは、橋本しんのピアノ一本で歌唱し、これまた魅力的なので、YouTubeに上がってくれたらうれしいな。


 エビ中の楽曲の人気ランキングや、YouTubeの再生回数ともまた違う印象を受けるランキングになったような気がします。真山「Liar Mask」が海外でも注目されている点や、有名であったり、注目されるバンドやシンガーソングライター提供曲の再生回数も伸びている点も、様々なデータを組み合わせて分析してみたら面白いかもしれません(現段階では情報が少ないので、この程度でとどめておきます)。



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