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京都サラブレッドクラブ 2021年産 血統分析

こんにちは!

TAKA@複勝投資家です。

私は複勝馬券と一口馬主を楽しんでる、どこにでもいるような競馬ファンです。

一口馬主は
2019年産馬は8頭(すべて京都サラブレッド)に出資して
4頭が勝ち上がってくれました!


<2019年産 出資馬一覧>

デアノヴァ 6戦2勝 2-0-1-0-1-2
ラートリー 5戦1勝 1-2-0-0-1-1
エルデスペラード 4戦1勝 1-0-0-0-0-3
ワンダフルトゥデイ 6戦1勝 1-1-2-0-1-1
プレミアムベリー 6戦0勝 0-1-1-0-1-3
ノーブルオーキッド 3戦0勝 0-0-0-0-0-3
オリエンタルキング 2戦0勝 0-0-0-0-0-2
アピート 3戦0勝 0-0-0-0-0-3

※2022年10月3日現在

出資馬一覧はこちらのURLから確認できます。
https://umadb.com/s/kB2GuXLLLP0

今回は2021年産の京都サラブレッド(通称:京サラ)の募集馬について
血統分析をしました。

興味のある方はお読みいただけると嬉しいです^^

非常にクセのある分析をしていますので
ご理解・ご共感いただける方だけお読みください笑

<出資馬分析について>

●血統「のみ」に注目して、父×母父などの組み合わせの相性からオススメ度を判断します。

●オススメ度は、このように決めています。
 ★★★★★(5点)→ 絶対に出資したい
 ★★★★☆(4点)→ まずまず出資したい
 ★★★☆☆(3点)→ 余裕があれば出資したい
 ★★☆☆☆(2点)→ 今のところ出資したくない
 ★☆☆☆☆(1点)→ おそらく、出資することはない

●僕は30%以上の確率で勝ち上がれそうか(1勝以上できるか)どうかで出資するかを判断しています。
 30%以上の目安は、★★★☆☆(3点)以上としています。

●生産者・育成牧場・調教師は出資するかどうかの判断基準にしていません。

●馬体も出資するかどうかの判断基準にしていません。

このような感じですが、ご興味のある方のみどうぞお読みください!

※一部有料(⑩~⑱)となっていますので、ご理解の程お願いしますm(__)m

【京都サラブレッド 2021年産 募集馬分析】

①クイーンハーツ2021

父:ゴールドシップ
母:クイーンハーツ
母父:キングカメハメハ

牡 栗毛 2021/02/15生

1口価格:30,000円
募集価格:1,500万円
生産牧場:三石川上牧場
育成:加藤ステーブル
予定厩舎:栗東・佐々木厩舎

クイーンハーツは、2歳12月にデビュー。2戦連続ダート1200mで4着だったのち、芝1200mで13着に負けたあと引退しました。この馬は初仔になります。

◎推奨ポイント◎

・母母がオークスと秋華賞を勝ったカワカミプリンセス

・父ゴールドシップ×母父キングカメハメハは、札幌2歳ステークスを勝ったブラックホールがいる配合!

◇懸念ポイント◇

・母母カワカミプリンセス産駒は8頭いる中でJRAで勝っているのはミンナノプリンセス(2勝)ただ1頭。繁殖牝馬としては結果を出せていません。

<まとめ>

母母カワカミプリンセスは募集価格が上がる要素になるだけで、産駒が期待できる要因にはなりませんし、1,500万円の募集価格は少し高いかな…と気がするのが個人的な感想です。

オススメ度 ★★☆☆☆(2点)

※データは2022年10月3日時点のものです。

②ボナデア2021

父:エスポワールシチー
母:ボナデア
母父:ルーラーシップ

牡 鹿毛 2021/02/18生

1口価格:26,000円
募集価格:1,300万円
生産牧場:高橋ファーム
育成:加藤ステーブル
予定厩舎:栗東・安達厩舎

ピッチ走法だった母ボナデアは、JRAで1勝2着1回。馬券になった2回は新潟の千直競馬でしたが、芝1200mの1勝クラスで0秒3差5着という成績もあったので、適性距離は1000m~1200mぐらいだったと考えて良さそうです。この馬は初仔になります。

デビューからレースをやめる面があり、4歳の春になってズブさを出すようになってからは2ケタ着順が続いてしまい、15戦して引退となりました。

◎推奨ポイント◎

・キングマンボ系種牡馬を母父に持つエスポワールシチー産駒は、9頭がJRAの平地競走に出走しており、勝ち上がった馬は2頭、勝馬率は22.2%となっています。この2頭はいずれも2勝しているので、1勝できれば複数勝利してくれるかもしれません!

◇懸念ポイント◇

・エスポワールシチー産駒全体のJRA勝馬率が42.2%であることと比較すると、勝馬率は22.2%の母父キングマンボ系との相性はあまり良くないのかもしれません…

<まとめ>

ダート短距離がベストのイメージの配合ですが、血統面からはこれといった強調点がありません。それで、京都サラブレッドさんのなかでは高めの1口26,000円。ただ、複数勝利がありそうな爆発力は少し秘めていそうなので、一発狙いの出資の方にはいいかもしれません。

オススメ度 ★★☆☆☆(2点)

※データは2022年10月3日時点のものです。

③ストームトウショウ2021

父:ホッコータルマエ
母:ストームトウショウ
母父:スターオブコジーン

牡 鹿毛 2021/02/22生

1口価格:26,000円
募集価格:1,300万円
生産牧場:坂本 春雄
育成:加藤ステーブル
予定厩舎:栗東・岡田厩舎

ストームトウショウは未出走。

◎推奨ポイント◎

ホッコータルマエ産駒は、JRAのダートに出走した経験のある馬の勝馬率は39.2%と非常に高くなっています。また、ホッコータルマエと同じ鹿毛の産駒に限定すると、その勝馬率は41.8%とやや成績が良くなっています。

・母父欧州血統のホッコータルマエ産駒は、京都サラブレッドの1つ上の世代で活躍しているデアノヴァに近い血統背景!

・この馬の母父はグレイソヴリン系のスターオブコジーンですが、母父グレイソヴリン系のホッコータルマエ産駒でJRAの平地競走に出走したのは、ジューンアマデウスの1頭のみで、3戦目の阪神ダート2000mで初勝利をあげました。スタミナが豊富な馬になりそうな血統です。。

◇懸念ポイント◇

・この馬のきょうだいでJRAでデビューしたのは6頭。そのうち勝った実績があるのは1頭のみで、勝馬率は低くなっています。

<まとめ>

血統面から早い時期からは期待できなさそうですが、古馬になってからはダートの中長距離重賞での活躍は十分見込める血統だと思います。母の産駒の勝馬率は低くなっていますが、ダートの名種牡馬、ホッコータルマエ産駒になる馬は期待を持って良さそうです。京都サラブレッドの募集馬ではお高めの金額ですが、積極的に出資したい馬です。

オススメ度 ★★★★☆(4点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

④ハニーパイ2021

父:カリフォルニアクローム
母:ハニーパイ
母父:サウスヴィグラス

牡 栗毛 2021/05/02生

1口価格:20,000円
募集価格:1,000万円
生産牧場:前谷 武志
育成:グランデファーム
予定厩舎:栗東・浜田厩舎

◎推奨ポイント◎

・父カリフォルニアクロームは現役時、ダート8.5ハロン~10ハロンのG1を7勝した名馬!

・母ハニーパイは、2012年のエーデルワイス賞勝ち、兵庫ジュニアグランプリ3着で、NAR賞2歳最優秀牝馬を受賞!

・種牡馬して優秀な成績を残したサウスヴィグラスは母父としても優秀で、JRAに出走した149頭のうち54頭が勝ち上がり、勝馬率は36.2%と優秀な成績。

カリフォルニアクロームと同じ、父ボールドルーラー系種牡馬×母父サウスヴィグラスの配合に絞っても、JRAで出走した12頭中4頭が勝ち上がっており、勝馬率は33.3%。また、4頭中3頭は2勝以上あげています。

・この馬と同じ、父ボールドルーラー系種牡馬×母ハニーパイという配合の半兄サトノユニゾンは、JRAのダート1200m~1300mで3勝しています!

◇懸念ポイント◇

・特になし!

<まとめ>

血統の組合せが似ている半兄サトノユニゾンの成績が何よりの魅力です。まだまだ出走数の少ないカリフォルニアクローム産駒でも積極的に出資したい馬で、この世代で最も期待している一頭です!

オススメ度 ★★★★★(5点)

※データは2022年10月3日時点のものです。

⑤ビーウィッチド2021

父:マジェスティックウォリアー
母:ビーウィッチド
母父:ハービンジャー

牡 栗毛 2021/04/20生

1口価格:18,000円
募集価格:900万円
生産牧場:高橋ファーム
育成:グランデファーム
予定厩舎:栗東・羽月厩舎

ビーウィッチドは、東京芝1600mで未勝利勝ち。札幌芝1500mの500万下でも3着の実績がありますが、折り合いの難しい馬だったこともあり、思うように結果を出すことができないレースが多くありました。

◎推奨ポイント◎

マジェスティックウォリアー産駒は、JRAに出走した207頭中60頭が勝ち上がっており、勝馬率29%。

・父エーピーインディ系×母ダンチヒ系の配合は、JRAに出走した59頭中12頭が勝ち上がっており、勝馬率32.2%。
(現2~10歳世代でのみ集計)

・母母ロフティーエイムは、福島牝馬ステークスの勝ち馬。

◇懸念ポイント◇

・全きょうだいのプラウサスマジカルモーションは、JRAのレースで掲示板に載れていない。

<まとめ>

・父エーピーインディ系×母ダンチヒ系の配合は魅力的ですが、全きょうだいの成績がひと息であることから、あまり推せない馬かな…と思います。

オススメ度 ★★☆☆☆(2点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑥スカイウォリアー2021

父:ベストウォーリア
母:スカイウォリアー
母父:テレグノシス

牡 栗毛 2021/04/10生

1口価格:18,000円
募集価格:900万円
生産牧場:三石ファーム
育成:グランデファーム
予定厩舎:栗東・中尾厩舎

スカイウォリアーは、北海道→南関東→東海と渡り歩き、84戦5勝とタフな馬でした。

◎推奨ポイント◎

・父エーピーインディ系種牡馬×母父グレイソヴリン系種牡馬の配合は、JRAに出走した34頭中13頭が勝ち上がっており、勝馬率38.2%と好成績。
(現2~10歳世代でのみ集計)

◇懸念ポイント◇

・母父テレグノシスの馬は、これまでJRAで6頭出走しており、未勝利。
 (種牡馬としてもJRAに出走した37頭中7頭の勝ち上がりで、勝馬率18.9%どまり)

・半兄マルヒロワールドは、船橋で7戦して1勝しかできませんでした。

<まとめ>

全体的な血統配合は個人的には好きなのですが、母父テレグノシスがどうしても引っかかてしまうので、オススメ度は3点どまりにしておきます。

オススメ度 ★★☆☆☆(2点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑦アーベントロート2021

父:マジェスティックウォリアー
母:アーベントロート
母父:フジキセキ

牡 黒鹿毛 2021/03/04生

1口価格:16,000円
募集価格:800万円
生産牧場:イワミ牧場
育成:加藤ステーブル
予定厩舎:栗東・羽月厩舎

アーベントロートは小倉芝1200mで2勝。新馬勝ちはしたものの、カイ食いが細かったようなので、調整の難しい馬だったようです。食べたものが実になって馬体が増えてきたころにはピークを過ぎてしまっていたという印象です。

◎推奨ポイント◎

・マジェスティックウォリアー産駒は、JRAに出走した207頭中60頭が勝ち上がっており、勝馬率29%。

・父エーピーインディ系種牡馬×母父フジキセキの配合は、JRAに出走した63頭中21頭が勝ち上がっており、勝馬率33.3%。

・父マジェスティックウォリアー×母父フジキセキの配合に絞ると、JRAに出走した11頭中4頭が勝ち上がっており、勝馬率36.4%。

・父マジェスティックウォリアー×母母父ミスタープロスペクター系の配合は、JRAに出走した30頭中11頭が勝ち上がっており、勝馬率36.7%。

◇懸念ポイント◇

・JRAでデビューしたきょうだいは4頭は、いずれも勝ち上がることができず地方へ移籍。

<まとめ>

母父、母母父とものマジェスティックウォリアーと相性の良さそうな血統で金額もお手頃ですが、きょうだい4頭ともJRA未勝利で地方移籍しているのは気になります。とはいえ、全兄オリエンタルキングは、管理側の問題でなかなか出走できず、地方に移籍なった経緯もあるので、この馬にスッキリと借りを返してほしいという気持ちもあります。

オススメ度 ★★★☆☆(3点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑧タツサファイヤ2021

父:アドマイヤムーン
母:タツサファイヤ
母父:サクラバクシンオー

牡 鹿毛 2021/02/09生

1口価格:16,000円
募集価格:800万円
生産牧場:浜本牧場
育成:加藤ステーブル
予定厩舎:美浦・奥村武厩舎

◎推奨ポイント◎

母:タツサファイヤは、15戦して芝1200mで3勝して準オープンまで昇級していました。

◇懸念ポイント◇

・アドマイヤムーン産駒は、JRAに出走した399頭中81頭の勝ち上がっており、勝馬率20.3%とそれほど高くない。

・父アドマイヤムーン×母父サクラバクシンオーにまで絞ると、JRAに出走した24頭中2頭しか勝ち上がっておらず、勝馬率はわずか8.3%。

・JRAでデビューしたきょうだいは3頭は、いずれも勝ち上がることができず登録を抹消しています。

<まとめ>

残念ながら、個人的に出資する要素がない馬です…

オススメ度 ★☆☆☆☆(1点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑨アマノブラウニイー2021

父:パドトロワ
母:アマノブラウニイー
母父:サクラバクシンオー

牡 鹿毛 2021/03/19生

1口価格:14,000円
募集価格:700万円
生産牧場:前田牧場
育成:高橋ファーム
予定厩舎:栗東・高橋康厩舎

アマノブラウニイーは、JRAで3戦してすべてブービー負けでした。

◎推奨ポイント◎

・全姉ヒートミープリーズは、JRAで3戦未勝利ののち、園田で3連勝。

◇懸念ポイント◇

・パドトロワ産駒は、JRAに出走した63頭中9頭のみの勝ち上がりで、勝馬率14.3%とそれほど高くない。

・父パドトロワ×母父ナスルーラ系種牡馬の配合だと、JRAに出走した6頭は1頭も勝ち上がっていない。

・JRAでデビューしたきょうだいは5頭中、JRAで勝ち星を挙げたのはイチネンエーグミのみ。

<まとめ>

この馬も残念ながら、個人的に出資する要素がない馬です…

オススメ度 ★☆☆☆☆(1点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑩ハッピーディレンマ2021

父:レインボーライン
母:ハッピーディレンマ
母父:アグネスタキオン

牡 鹿毛 2021/05/14生

1口価格:12,000円
募集価格:600万円
生産牧場:アフリートファーム
育成:加藤ステーブル
予定厩舎:栗東・佐々木厩舎

◎推奨ポイント◎

・母父アグネスタキオンの血統は、JRAに出走した1186頭中347頭が勝ち上がっており、勝馬率29.3%。

・父サンデーサイレンス系×父母父ノーザンダンサー系×母父アグネスタキオンの血統は、JRAに出走した17頭中5頭が勝ち上がっており、勝馬率29.4%。

◇懸念ポイント◇

・父方にステイゴールドの血が入っている母父アグネスタキオンの馬は、JRAに出走した11頭中1頭しか勝ち上がっておらず、勝馬率9.1%。

・JRAでデビューしたきょうだいは7頭中、JRAで勝ち星を挙げたのはヒプノティストのみ(通算3勝)。

<まとめ>

ステイゴールド系種牡馬のレインボーライン産駒がどのような走りをするか気にはなりますが、出資するほどの魅力は感じませんでした。

オススメ度 ★★☆☆☆(2点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑪アンドトゥモロー2021

父:リヤンドファミユ
母:アンドトゥモロー
母父:ハービンジャー

牡 鹿毛 2021/05/18生

1口価格:6,000円
募集価格:300万円
生産牧場:村上 進治
育成:グランデファーム
予定厩舎:美浦・伊藤伸厩舎

アンドトゥモローは体質面の不安もあり、JRAの未勝利戦を勝てず北海道へ。門別で2勝して再度JRAに戻ってきましたが、500万クラスで11戦して一度も馬券に絡めず引退となりました。

◎推奨ポイント◎

・リヤンドファミユ産駒はJRAで2頭しか勝利を挙げていませんが、そのうちの1頭はこの馬と同じダンチヒ系種牡馬を母父に持つマメコ

◇懸念ポイント◇

・リヤンドファミユ産駒の馬は、JRAに12頭出走して2頭のみの勝ち上がりで、勝馬率16.7%と高くありません。

・母父ハービンジャーの馬は、JRAに103頭出走して22頭が勝ち上がっており、勝馬率21.4%とそれほど高くありません。

・母父ハービンジャーの馬は、父サンデーサイレンス系に絞っても、JRAに44頭出走して10頭の勝ち上りで、勝馬率22.7%とそれほど高くありません。

<まとめ>

募集価格300万円で一口6,000円とかなり安いですし、父リヤンドファミユ×母父ダンチヒ系の相性に賭けてみて、1勝してくれば最高という感覚で出資してみてもいいかもしれません。

オススメ度 ★★★☆☆(3点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑫アンティグラビティ2021

父:シニスターミニスター
母:アンティグラビティ
母父:エンパイアメーカー

牝 鹿毛 2021/01/31生

1口価格:18,000円
募集価格:900万円
生産牧場:浜本牧場
育成:加藤ステーブル
予定厩舎:美浦・中川厩舎

アンティグラビティは、小倉ダート1000mで2勝しましたが、1000万クラスに昇級してからは転厩した影響などもあったのか、すべて2ケタ着順となってしまいました。この馬は初仔になります。

◎推奨ポイント◎

・シニスターミニスター産駒は、JRAに出走した318頭中134頭が勝ち上がっており、勝馬率は42.1%と抜群!

・父シニスターミニスター×母父ミスタープロスペクター系に絞っても、JRAに出走した31頭中12頭が勝ち上がっており、勝馬率は38.7%と好成績。

◇懸念ポイント◇

・母父エンパイアメーカーの馬は、JRAの平地競走に出走した113頭中21頭の勝ち上がりで、勝馬率は18.6%と高くない。

・父エーピーインディ系種牡馬×母父エンパイアメーカーの馬は、これまでにJRAの平地競走に8頭出走しているが、1頭も勝つことができていない。
(このうち、シニスターミニスター産駒は1頭のみ)

<まとめ>

母父エンパイアメーカーが割引要素だとしても、シニスターミニスター産駒が募集価格900万円で一口18,000円は安いと思うので、出資して見る価値はあるのではないでしょうか。

オススメ度 ★★★☆☆(3点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑬ウマヤノニウシ2021

父:リーチザクラウン
母:ウマヤノニウシ
母父:ストリートセンス

牝 芦毛 2021/04/30生

1口価格:17,000円
募集価格:850万円
生産牧場:村上 欽哉
育成:加藤ステーブル
予定厩舎:美浦・中川厩舎

ウマヤノニウシは、川崎で1戦だけして7着でした。

◎推奨ポイント◎

・リーチザクラウン産駒は、JRAの平地競走に150頭出走して46頭が勝利をあげており、勝馬率は30.7%。

・父リーチザクラウン×母父ミスタープロスペクター系の配合は、JRAの平地競走に24頭出走して6頭が勝利をあげており、勝馬率は25%。

◇懸念ポイント◇

・母父ストリートセンスの馬は、JRAの平地競走に14頭出走しているが、未勝利。

・全兄シークレットギアのJRA所属時の成績は8戦未勝利。

<まとめ>

リーチザクラウン産駒で出資意欲に駆られるのですが、全兄成績がひと息ですし、母父ストリートセンスの成績が悪すぎるので…という感じです。

オススメ度 ★★☆☆☆(2点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑭ティザチック2021

父:Omaha Beach
母:ティザチック
母父:Tiznow

牝 栗毛 2021/04/07生

1口価格:16,000円
募集価格:800万円
生産牧場:前谷 武志
育成:加藤ステーブル
予定厩舎:美浦・和田勇厩舎

◎推奨ポイント◎

・母父Tiznowの馬は、JRA平地競走に44頭出走して18頭が勝利をあげており、勝ち馬率は40.9%!
(2022年の2~10歳世代で集計)

・父ダンチヒ系×父母父ミスタープロスペクター系の馬は、JRA平地競走に155頭出走して54頭が勝利をあげており、勝ち馬率は34.8%。
(2022年の2~10歳世代で集計)

・父ダンチヒ系×母父マッチェム系種牡馬の馬は、JRA平地競走に6頭出走して3頭が勝利をあげており、勝ち馬率は50%!
(2022年の2~10歳世代で集計)

◇懸念ポイント◇

・特になし!

<まとめ>

京都サラブレッドさんのカタログにもOmaha Beachは未知数の種牡馬と書かれていますが、個人的にはJRAのダートに順応できる産駒を出してくれると思っています。この馬はダートでオープンまで行ってくれそうな雰囲気を感じる血統構成だと思っていますし、個人的には絶対に出資したい馬です。

オススメ度 ★★★★★(5点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑮ベストレート2021

父:イスラボニータ
母:ベストレート
母父:ゼンノロブロイ

牝 青鹿毛 2021/04/14生

1口価格:12,000円
募集価格:600万円
生産牧場:高橋ファーム
育成:グランデファーム
予定厩舎:美浦・伊坂厩舎

ベストレートは、牝馬ながら芝2200mの未勝利戦を勝ちました。1勝クラスに昇級してからの8戦は一度も掲示板に載ることができず、引退してしまいましたが、陣営のコメントをさかのぼってみると「調教の動きはとてもいいが、結果が出ない馬」だったようです。

◎推奨ポイント◎

・イスラボニータ産駒は、JRA平地競走に114頭出走して34頭が勝利をあげており、勝馬率は29.8%。

・母父ゼンノロブロイの馬は、JRA平地競走に389頭出走して109頭が勝利をあげており、勝馬率は28%。

◇懸念ポイント◇

・父イスラボニータ×母父サンデーサイレンス系の馬は、JRA平地競走に11頭出走して勝利をあげているのは2頭のみで、勝馬率は18.2%どまりとなっています。

<まとめ>

京都サラブレッドで現役のラートリーの半妹ですが、正直この馬の父がシニスターミニスターではなくイスラボニータになってしまったのはガッカリです。

父イスラボニータ、母父ゼンノロブロイはともには好成績を残していますが、イスラボニータ産駒はサンデーサイレンスのインブリードが強くなると大きく成績を落としてしまうので、姉ほど出資したい気持ちにはなれません。

オススメ度 ★★☆☆☆(2点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑯スラスラスイスイ2021

父:シュヴァルグラン
母:スラスラスイスイ
母父:パイロ

牝 栗毛 2021/03/03生

1口価格:12,000円
募集価格:600万円
生産牧場:グランデファーム
育成:グランデファーム
予定厩舎:美浦・鈴木慎厩舎

スラスラスイスイは未出走。半姉にこの馬と同じハーツクライ系種牡馬(ウインバリアシオン)を父に持つワクワクルンルンがおり、この馬は2番仔となります。

◎推奨ポイント◎

・父ハーツクライ系×母父エーピーインディ系の馬は、JRA平地競走に21頭出走して9頭が勝利をあげており、勝馬率は42.9%!

・母父パイロの馬は、JRA平地競走に27頭出走して9頭が勝利をあげており、勝馬率は33.3%。

・父サンデーサイレンス系×母父パイロの馬は、JRA平地競走に12頭出走して4頭が勝利をあげており、勝馬率は33.3%。

◇懸念ポイント◇

・シュヴァルグランの初年度産駒。父の種牡馬としての実力は未知数。

<まとめ>

シュヴァルグランの種牡馬としての能力は未知数なものの、血統配合は個人的にはすごく魅力があります。芝・ダート兼用の感じもしますし、期待してみたい一頭です。

オススメ度 ★★★★☆(4点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑰ウィアーワン2021

父:サトノクラウン
母:ウィアーワン
母父:アドマイヤジャパン

牝 鹿毛 2021/04/18生

1口価格:12,000円
募集価格:600万円
生産牧場:グランデファーム
育成:グランデファーム
予定厩舎:栗東・笹田厩舎

ウィアーワンは、芝1600mの新馬戦でタイム差なしの3着、太め残りで出走したダート1700mの未勝利戦で2着など好走がありましたが、9戦未勝利で終わってしまいました。

◎推奨ポイント◎

特にありません。

◇懸念ポイント◇

・2022年デビューが初年度のサトノクラウン産駒は、JRAの平地競走に28頭出走して勝ち上がりは6頭で、勝馬率21.4%。

・母父アドマイヤジャパンの馬は、JRAの平地競走に38頭出走して勝ち上がりは6頭で、勝馬率15.8%。

<まとめ>

全姉のシュペールミミは、高知ダート800mの新馬戦で5馬身差の圧勝をしていますが、さすがにJRAで通用しそうな雰囲気はあまり感じられません。

オススメ度 ★☆☆☆☆(1点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

⑱ミラクルベリー2021

父:オルフェーヴル
母:ミラクルベリー
母父:ファルブラヴ

牝 鹿毛 2021/04/08生

1口価格:12,000円
募集価格:600万円
生産牧場:浜本牧場
育成:グランデファーム
予定厩舎:栗東・宮本厩舎

ミラクルベリーは、26戦1勝。未勝利戦はダート1400mで勝ち上がりましたが、500万クラス馬券に絡んだ3回は、芝1200m~1400mでのものでした。

◎推奨ポイント◎

・オルフェーヴル産駒は、JRAに出走した587頭中196頭が勝ち上がっており、勝馬率33.4%。

・母父ファルブラヴの馬は、JRAに出走した194頭中63頭が勝ち上がっており、勝馬率32.5%。

・父オルフェーヴル×母父ノーザンダンサー系の馬は、JRAに出走した13頭中5頭が勝ち上がっており、勝馬率38.5%。

・父オルフェーヴル×母父ファルブラヴのは、JRAに出走した3頭中1頭が勝ち上がっており、勝馬率33.3%。

・きょうだい6頭中2頭がJRAで勝ち星をあげており、勝馬率33.3%。朝日杯フューチュリティステークスで3着に好走した半兄グランレイは、芝1200m~1400mで全3勝をあげています。

・JRAで勝ち星をあげた兄弟はルーラーシップとドゥラメンテの産駒。勝てなかったきょうだい4頭はダンカーク・ヘニーヒューズ・クロフネ・ヴィクトワールピサ産駒。欧州血統やタフな芝が得意な種牡馬との相性が良さそうな母。オルフェーヴル産駒との組み合わせはプラスに働きそうです。

◇懸念ポイント◇

特にありません。

<まとめ>

「オルフェーヴルは種牡馬として終わった」という声もありますが、交配される繫殖牝馬の質が落ちてしまっただけだと個人的には思っています。母はG1で3着に好走した馬を輩出していますし、血統の相性も非常に良さそうなので、活躍を期待して良さそうな馬です。

オススメ度 ★★★★★(5点)

※データは2022年9月29日時点のものです。

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※データの正確性には万全を期していますが、万一、誤りがあった場合はご容赦ください。

※出資馬の選定は読者様の責任でお願いいたします。

なお、データや内容は随時更新していく予定です。

そのため、定期的にこの記事を確認いただけますと幸いです。

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