活人マシーン誕生秘話⑨原点回帰〜やっぱり鍼灸だよね〜
こんにちは😃
令和の活人マシーンTAKAです。
私は現在、名古屋で自律神経専門の鍼灸院を営んでおり、日々多くの悩める患者さんに希望の光を灯す仕事をしています。
このブログのシリーズでは自分が現在に至るまでの誕生秘話を整理しています。
さて、前回からの続きです
フランスにいた頃の経験から、治療できる技術が必要との気づきを得た。
そして、帰国してすぐに活法という日本古来の武術の活かす技術である整体と出会った。
そして、そのまま活法だけ学び続けながら
再び新たな技術との出会いがあった
それは『刺さない鍼』という鍼なのに、刺すことなく治療する技術だった
とある縁から鍼灸院に見学に行った際に刺さない鍼を体験して
すぐにその魅力に気づいた。
刺さない鍼なので一切痛くないどころか気持ち良い。
そして、身体の奥底の緊張が取れて心まで解き放たれた感覚がした。
なんでこんなことで感動するかというと
実は私、めちゃめちゃ鍼が苦手…
少し刺激が強いと冷や汗だくだくで、たまに貧血起こします。
そんな自分が全く抵抗なく受けれた技術だった。
そして、何よりもフランスで使える技術だと確信していた。
フランスは医師以外のものが鍼をすることができない。
それ故にフランスでは鍼治療は諦めなければならなかった。
その超えられない壁を突破する手段が『刺さない鍼』なのだ
自分にとって最高の技術だと直感でわかった
なので、すぐにセミナーを申し込んだ。
セミナーは創始者の故・辻本先生にマンツーマンで教わった。
私は刺さない鍼という技術以上にこの創始者の想いである
ハリの『痛そう』『怖そう』という悪い固定概念を払拭して、ハリの素晴らしさを普及したい
この想い非常に共感した。
私も現にハリは痛いから苦手ってずっと思っていた。
鍼治療は現代医療では解決できない悩みにアプローチできる。
しかし、『鍼は痛そう』『怖い』とそんな固定概念で魅力を知らない人は多くいる。
思い返してみれば、私も難病になって人の紹介でわらにもすがる思いで鍼灸と出会ってその魅力を知った。
しかし、今までは鍼は痛そう怖いという思いから一切見向きもしなかった。
ハリが怖い痛いという固定概念を払拭して、鍼治療の魅力を伝える必要があるということは自分も同じだ。
私は『刺さない鍼』という技術を学ぶことで、フランスでの武器を手にしただけでなく、
『鍼治療の力で自分のように辛い症状に困っている人を救いたい』
転職するきっかけになった原点に立ち返ることができた。
次回へ続く…