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活人マシーン誕生秘話12鍼灸は医療だと再び気づく時

こんにちは😃
令和の活人マシーンTAKAです。


私は現在、名古屋で自律神経専門の鍼灸院を営んでおり、日々多くの悩める患者さんに希望の光を灯す仕事をしています。


このブログのシリーズでは自分が現在に至るまでの誕生秘話を整理しています。

さて、前回からの続きですが

引き出しいっぱいの技術と神がかり的な根拠のない自信で開業したわけだが


開業当初は



・鍼治療
・整体
・指圧
・美容鍼
・ダイエット


方向性ブレブレのファミレスみたいな鍼灸院になっており、経営は迷走していた。

とりわけ美容鍼に力を入れていたが、なかなか固定客がつかずに苦戦の毎日だった。


そんな苦戦する中

ある一定の患者さんは続けて通院してくれた。


それは


いわゆる自律神経系の悩みの方

何が相性が合うのかわからなかったが続いていた。

とはいえ、相変わらずファミレスみたいななんでもありのメニューで

治療なのかリラクゼーションしているのかわからないごちゃ混ぜな施術をしていた。

迷走する中、整動鍼のセミナーを受講し続けているうちに今後の方向性を大きく変える出会いがあった。

それは同じセミナー受講者で、北海道の帯広にある北斗病院というところで毎週欠かさず鍼治療の研究をしている人だった。


何が凄いかというと

研究メンバーは皆、札幌市で鍼灸院を経営・勤める人ばかりで、毎週木曜日に往復6時間くらいかけて帯広まで通って、無償で鍼治療を病院の患者さんなどにしている。

これ凄すぎ!!

しかも、そこで行われる鍼治療は整動鍼で学んだ技術をもとに行われていた。

この事実は噂では知っていたが、参加者のN氏に直接その話を聞いた時に私は稲妻に打たれたように衝撃が走った。


すぐに決断した


『よし、帯広に見学しに行こう!』


自分の目で確かめるために

実は私はこの時点では鍼治療は医療であるという認識はあまりなかった。


それ故に、リラクゼーションごちゃ混ぜな施術をしていた。

この認識を一新すべく自分の目で帯広まで確かめに行く決断をした。

そして、

名古屋から2泊3日かけてでないといけない不便なところだったが、

N氏の手厚いもてなしもあり、無事に帯広の北斗病院にたどり着いた。


そこでの私の目にしたもの


衝撃的な事実だった


それは


病院の中でも治療が困難な症状などに対して


わずかな鍼数(ハリを刺す回数)と短時間の施術で患者さんの症状が改善している光景

私は再認識した

『鍼治療は紛れもない医療だと』


しかも現代医療にないパーツを埋める無限の可能性があると

これは私の過去の辛い経験で得た感動の再来だった。


現代医療に匙を投げられた私の病気に手を差し伸べてくれた鍼灸


その時の感動を思い返す出来事だった。


私は色々な出会いや技術を学ぶ中でこの重要なことを忘れていた

というか、敢えて遠回りしてこの想いを研鑽していたのかもしれない。

そして




この出来事をきっかけに私は鍼治療だけに集中する覚悟が出来た。


鍼治療は医療だとの事実を自分の目で見た私は迷うことなく鍼治療以外は院のメニューから外す。


私の腹はこの時に決まったのだ


続く…