本屋

なんやかんやでお店のラノベ担当(仮)になっちゃった話。

ごあいさつ

どうも、お久しぶりです。たかです。

前回はデジハリアドベントカレンダーの企画でおすすめの漫画をご紹介させていただきました。もしまだ見てない方はそちらも一読していただけるとありがたいです。

詳しくはこちら

コミック好き書店アルバイターが教えるおすすめコミック10選

前説

さてタイトルにもあります通り、アルバイトで働いているお店のラノベ担当(仮)になってしまいました。

僕の勤めているお店は基本的に学生のアルバイトは担当というものにはつかず、レジでの接客、雑誌の補充からコミックの補充、棚差しの文庫を補充するなど、様々な作業を行います。さらに専門的な作業(お店に本を何冊注文するのか、どのように本を展開するかを決めるなど。)はもっと上の人が行います。お店の経営にかかわることなので学生バイトごときが携われません。

ですが、僕はその専門的な作業の一部をやらせていただける権利を手に入れました!(もともと持っていたのですが、最近さらに自由度が増したので)

今回は僕が自由にできる作業内容とラノベ担当(仮)になった経緯について話していきたいと思います。



まず

僕が勤めている本屋は某駅の中にある本屋さんです。普段外にある店舗としてある本屋よりかは小さいです。(駅中の本屋にしては広い方です)

通常の本屋より人が少ないので業務に縛りがなく、ある程度積極性があればいろいろなことをやらせていただけます。

僕は積極性があった方なのかわからないのですが、勤めているうちに他のお店ではできない作業を頼まれることが多くなってきました。

作業1

最初に教わった作業は発注です。

発注程度実際誰でもできるでしょ?そう思う方もいるかもしれません。たしかに方法を知ればものすごく簡単です。しかし、その方法を教えてもらうまでが難しいです。

もちろんお店に本を入れるのですからそれを売らなければなりません。もし売れなければ結局出版社さんに返してしまい2度手間になってしまいます。ですので基本的には学生バイトよりか上の人が行います。

学生バイトの人に教えてもらえるのは仕事のできて信用のある人しか教わりません。10人以上いる学生バイトで僕を入れて発注できるのは2人ぐらいです。(しかも僕じゃないもう1人はほとんど発注忘れてるので実質やってるの僕ぐらいです...)

作業2

学生バイトの優秀な先輩で尊敬している人がいるのですが、その方から今度は差し抜き作業を教わりました。

差し抜き作業とは?

普段本屋でコミックや文庫の新刊ではない既刊の本がある棚。

その棚は売れるものを入れなければいけません。

売れない本をずっと置いておくより、他の売れる作品をいれた方がいいからです。

その売れない作品を探すことが差し抜き作業です。

この作業はお店の売り上げを左右する作業なので基本的に学生より上の人がやります(なぜか先輩はやっていた…)

棚から一度出し一つ一つ売り上げ数を見て売れてなかったら出版社に返し、売れていたらそのまま残します。一つ一つ売れすじを見ていくのは思っているより時間がかかります。なのでほんとに時間があるときにやっていく作業なのですが、なぜか僕の常設作業になりました。

もちろん、棚から抜いたらその分スペースが空いてしまうのでその分は、また同出版社の違う作品を入れなければなりません。これも僕が決めることができます。(ほんとおかしい)

もちろん決めて入れる前に一度は上の人に言いますよ。無言で入れたらそりゃ怒られます。

作業3

本は毎月毎月新しいものが出ます。新刊は出るたびに新刊台に展開しなければなりません。その新刊台を朝、素早く出すためには前日から準備しなければなりません。

ものにもよりますが大量に入ってくるものもあります。あの大人気漫画ワン○ースも僕のお店では約1000冊以上仕入れます。全てはもちろん店頭には出せないので残りは倉庫やお店の裏に置いておきます。1000冊以上あるのでその移動や出すだけでも時間がかかってしまうのに、先月置いていたジ○ンプコミックをどかすのはほぼ不可能です。ですのでその新刊台の整理をする作業を面開けと言います。

その作業も基本上の人のその担当さんがやりますが、もしその人がいない時代わりをするのが僕です。(ほとんど任されるのはコミックです)

この作業は基本的に担当さんが発売に合わせてシフト調整してるのであんまりないのですが、たまに任せられます。

以上が僕の自由にできる作業です。


じゃあなぜラノベ担当に?


実はさっき言っていた尊敬した先輩なのですが、実はもういません。

今年度で社会人になってしまったのです。つまり学生を辞めて就職したのです。

その先輩、実はコミックよりかはラノベ(ライトノベル)のスペースを主に受け持っていました。ほぼ担当みたいにテキパキ作業していました。(ほんとは担当もっていない普通の学生バイトです。)

その先輩はもう今年度でいない。代わりを立てなきゃいけない。でも今代わりをできる学生バイトより上の人はいない。そうだ、たか(僕)に任せればいいじゃん。詳しいし。

ということで、


僕がラノベ担当(仮)になりました。


はい。これが僕がライトノベル担当(仮)になった経緯です。

単純でしょ?

ただ詳しくて仕事ができるからって任命されたんですよ。

単純だけど難しいことなんですよ。

今までより少し責任感あったり、考えることが増えただけなんです。

ではなぜ(仮)なのか。新刊の入荷数を決めてないからです。

さすがに新刊の入荷数は上の人がやってくれます。

ただ、それ以外の作業。面明け、差し抜き、補充の発注、etc....。

それをすべてやります。(面明けは出勤じゃない時はできないので別の人に代わりにやってもらいます。)

どのような商品を並べるか。仕入れるか。ある意味自分の庭みたいにラノベの棚を自由にできます。


以上が僕がお店のラノベ担当(仮)になった経緯です。


意外と単純でなれるまで難しかったです。(別に目標にしてたわけではなかったけど)

まぁ信頼と責任があるのですが、あくまで立場的には学生バイトのままなので気楽に楽しく、貴重な体験をかみしめながら頑張っていきたいです。

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